自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年7月30日2:21 PM
    学習塾トップリーダーズマガジン夏号更新!
    CATEGORY: 日々雑感

    私どもが発行する学習塾の経営に関する時流と運営ポイントをご紹介する「塾経営トップリーダーズマガジン」の夏号がアップされています。

     

    塾業界には業界誌はいつくかありますが、広告企業さんや大手塾さんたちの顔色うかがいすぎですし、ちょっと微妙に経営と離れた内容も多いので、こちらは塾の経営に特化した内容になっています。

     

    私の関係企業の社員の皆さんも普通にご登録してダウンロードしていただけますので、ご利用くださいませ。

     

    ?

    http://www.school-keiei.com/schoolkeiei/column/topleaders/

     

    ↑ダウンロードはコチラから

     

    今号の内容は・・・

     

    ・春&夏戦線に苦戦した学習塾の内側で起こっていること

     

    ・春WEBサイトの完成度・つくりこみが学習塾の業績を左右する!

     

    ・結果を出せない経営幹部に必要な「集中」
    分散していては業績は上がらない「選択して集中」することが重要!

     

    ・人材の“評価”をどう考えるべきか
    絶対値評価と変化評価と相対評価etc…環境によって理想の評価は変わる

     

    ・イベントマーケティングの功罪
    ~生徒集めのためのイベント運営。集めるだけではスタッフは疲弊する~

     

    ・若手社員の“数字意識”の実情

    「数字目標」に向かって「努力」することが腑に落ちない若者が増加中?

    2014年7月25日12:00 AM
    共働きのママの気持ちになった経営を
    CATEGORY: 日々雑感

    みるみるうちに成長し、大暴れしてくれています。

     

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    ↑なぜか棚をひっくり返し、そこに入るのが大好き・・・

    出張が多いので「会える時間に全力で遊んであげる!」をポリシーにして、帰ったら積極的に遊び相手になったり、お風呂いれたりしていたら、思った以上になつかれています。

     

    帰った途端、トコトコと歩いてきて、足にすがりついて高い高いしろとねだったり、休憩がてらでベットで寝ていると、ベットをよじ登ってきて平手打ちをかましてきます(汗)

     

    やはり時間ではない、質なんだと再認識(笑)

    それでも圧倒的な質と量のケアを誇るママにはかないませんが・・・

    子育てをしていく中で、子供向けスクールのコンサルタントとしての学びと気づきは着々と蓄積されています。

     

    最近、特に思うのは「共働きの主婦の皆様」の大変さ…。

    ウチはまだ働いていませんが、子ども1人でも大変、さらに2人3人となれば・・・。

    また父親が非協力的であったら・・・と考えると働くママ達の大変さにはゾッとします。

    この働くママ達の大変さを考える中で、改めて再認識するのが

    これまでのスクールの販促・集客手法って根本的に「専業主婦向け」なんだなと。

    そもそも毎朝新聞折り込みチラシなんてチェックできない

     

    電話問い合わせ&申し込みを昼にできるわけない

     

    体験レッスンを平日に出来るわけない

     

    ママ同士で話す機会も意外と少ない(職場の会話は多いが)

    上記の条件を考えれば、折り込みチラシの効果が減少し、電話問い合わせが減っていることなんて、当然といえば当然です。

     

    もちろん、専業主婦の方は全く別ですが、共働きが多い地域であれば、共働きの主婦の気持ちになった販促活動やサービス内容を整えていかないと、顧客の数割を失ってしまうことになりかねませんね。

    働くママさんたちがお手軽に利用できるサービスを提供できるようにサポートしていくのも、私なりのこの国の子育て応援ですね。結果的にその企業様の業績も上がりますしね。

    2014年7月23日12:00 AM
    最高の感動と幸せを最小の労力で

    昨日は九州の幼稚園へコンサルティングでご訪問。

     

    少子化ノンストップな地域ですが、堅実な園の運営をされておられます。

    こちらの園の取り組みで今後私自身も学ばせていただいているのが、

     

    「スタッフにあまり負担をかけないで、子どもや保護者の最高の満足や幸せを提供できる仕組みづくり」

    時間と手間をかければ、確かに消費者にとって最高のサービスを提供することはできるかもしれません。

     

    しかし、その結果スタッフの負担が増えてしまい、離職率が上がってしまえば本末転倒です。

    もう、日本においては「高負担・高サービス」の運営は地方においては限界を迎えつつあると思います。

    (雇用環境的に)

    だからこそ、顧客に対するサービス品質は維持したまま、いかに省力化できるかをチャレンジしたいのです。

    昨日はコチラの園が取り組まれている「お誕生日会」についての演出について打ち合わせさせていただきましたが、素晴らしいクオリティでした。

     

    全国の、幼稚園、保育園、学童保育などはもちろん、学習塾においてもチャレンジする価値があるものだと思いました。

    また、この運営手法をマニュアル化して公開できる準備が出来れば、お伝えしていきたいと思います。

    スクール経営サポート倶楽部の会員の皆様は楽しみにしていてくださいね!

    2014年7月18日12:00 AM
    今回のベネッセ事件はスクール・塾の社員の独立問題にも一石
    CATEGORY: 日々雑感

    今回のベネッセコーポレーションの情報流出問題。

     

    ベネッセが多額の金額を謝罪のために用意をしている、自分達は加害者であるなど、

    適切なマニュアル的謝罪発言を出されたので、それなりにまとまりつつあります。

     

    ただ、残った問題は「発表がなぜこのタイミングだったのか」などありますし、

    ベネッセとしては今後顧客名簿集めやDM送付の難しさ、さらには今回の件をきっかけにした退会など、マイナス要因が膨大にありますが・・・。

    今回のベネッセ事件がスクール・塾業界にとってプラスだったかなと思うのは、

     

    「不正競争防止法」

     

    の存在が広く知れ渡ったことだと思います。

    スクール・塾業界は、社員が独立して、顧客を持ち出してしまう、顧客名簿を持ち出してDMや営業をかけるという流れが多かった業界でしたが、今回の事件によって

     

    「そういった独立起業(名簿活用)は違法である」

     

    ということが皆さんわかっていただけたのではないかと思います。

    今回の事件がきっかけで業界の情報保護などが適正化されることを願っています。

    2014年7月14日12:00 AM
    顧客名簿集めのための並々ならぬ努力と苦労を学ぶ

    ベネッセさんの情報流出事件について。

     

    なんとなくベネッセさんはジャストシステムさんに対してひたすら攻撃基調なのは気のせいでしょうか?

    さて、今回の事件とは別にスクール・教育業の皆さんにとって注目していただきたいのは、

     

    「これまでのベネッセコーポレーションの名簿集めのための並々ならぬ努力量」です。

    今回の事件によって実情が解説されてしまいましたが、ベネッセさんは個人情報保護法の施行以後、従来行っていた全小学生に向けての絨毯爆撃的なDM戦術ができなくなったため、自力で名簿獲得のための様々な努力をしてきました。

     

    マスコミでも取り上げられていましたように、「動物園」などの行楽スポットでイベントを行い、アンケートという名目で住所や氏名をプレゼントと引き換えにいただくなどなど。

    私も個人情報保護法が施行されたときは、既にスクールコンサルの現役だったので、あの当時ベネッセさんが従来の戦術をどうやって切り替えるかを見ていましたが、上記のような方向に切り替え、その後継続的に顧客開拓していったのは見事の一言でした。

    (結果的に名簿を取られて流出された保護者の皆様にとっては悲劇かもしれませんが・・・)

    従来の通信教育業者や家庭教師業者が、当たらないチラシの大量折込や脱法ともいえる名簿によるDM手法にシフトしていく中で、自力で合法の名簿集めをやりきっていたのはすばらしいことだといえます。

    自社の強みを理解し、「顧客名簿集め」の重要性を理解していたからこそ出来た戦術です。

     

    こうした顧客開拓への努力量は企業としては見習う必要があるでしょうね。

    ・・・と、まあ上記のような背景を知っていると、安易に脱法的に名簿を買って楽して顧客開拓しようとしていたジャストシステムさんに怒りを感じる気持ちはよくわかりますが・・・。

    あくまで以上はいずれも「経営」の視点で見たものであり、

    消費者の視座で見れば、「そんなあくどいやりかたか!」「情報流出の責任取れ!」となるのでしょう。

     

    実際に上記のような背景以上を知っていれば、今回の情報流出というのは、まさに「ベネッセの最大の強み」を失うことになるわけですから、自社のためにも消費者のためにも絶対に防がなければならないことであり、その視点で見てみると、ちょっと情報管理が甘いようにも思うのです。