自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年9月11日8:08 AM
    スクール売上アップノウハウアワードのその後
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    先日のスクール経営サポート倶楽部の8月例会、「スクールビジネスアカデミーの合同総会」は、

    年に1回の東京大阪合同の勉強会ということで、昨年好評だった

     

    「スクール売上アップノウハウアワード」

     

    と題して、この1年間のスクール・教室・塾の売上アップに効果のあった経営ノウハウをBEST10形式で紹介させていただきました。

    (SBレポートにもランキングは掲載しています)

     

     

    このノウハウアワードを開始して、つくづく感じるのが一流スクールの「実行力」です。

     

    BEST10ノウハウの中で、自社で使えそうなものがあれば即導入、即行動!これが好調スクールの共通点になっています。

     

    具体的には、ビックリ事例のWEBサイト掲載を翌日に実行された方、マンガ入りチラシのために社内のマンガをかけるスタッフに発注したり、ランサーズで入札を募ったりする方々、ビックリ事例をつくるための内部体制のシフトを変更する方など、たったの1週間で、メールでのご報告・ご質問、フェイスブックなどなどで、ドンドン進行していることがわかるのです。

     

    これらの取り組みが、秋戦線、さらには春戦線の大きな効果を発揮することは間違いありません。楽しみです。

     

     

    これだけ皆さんが積極的に行動されるということであれば、来年もスクール売上アップノウハウアワードは開催したいと思います!

    来年の8月も楽しみにしていてくださいね。

     

     

     

    2014年9月9日10:33 PM
    錦織圭選手の活躍とテニススクール業界への追い風
    CATEGORY: NEWS雑感

     

     

    錦織圭選手が日本人初となる全米オープン準優勝を果たしました。

    元々、テニス業界においては有名&期待の選手でしたが、今回日本人初の快挙ということで、一気に注目が集まりました。

    (だいぶ前から「エア・ケイ」とか有名でしたよね)

     

     

    テニス教室業界はテニスの王子様ブームが去って以降、これといった追い風がありませんでしたが、今回の錦織選手の活躍、今後の活躍次第では、新しいテニスブームが巻き起こることも期待されますね。

    テニス教室の経営者の皆さんとしては大いに期待されていると思います。

     

     

    錦織選手は風貌もさわやかですし、現状では周囲に金銭面にからんだスキャンダラスな雰囲気もありませんので、健やかに活躍をしていただいて、テニス教室業界の追い風を生み出してくれたらと思います。

    (既にグッズ関連は追い風が生まれているそうですが)

     

    ちなみに錦織選手はテニスの王子様の読者だったとのこと。

    リアルテニスの王子様の活躍をテニス業界としては熱く見守りたいですね。

    2014年9月9日12:14 AM
    少子化に強い”自立指導塾”モデル
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    おかげさまで9月21日に開催される自立指導塾経営戦略セミナーに多数のご参加お申し込みをいただいております。

    会場が満席になってしまいましたが、会場を大型の部屋に変更することができましたので、まだまだ受付可能になりました!

     

    今回「自立指導塾モデル」をテーマにしたセミナーですが、やはり塾業界の今後の行く末について危機意識を持たれている方は、このビジネスモデルについてご興味を持たれるようです。

     

    これまで塾業界の成長を牽引してきた「個別指導塾」のビジネスモデルは既に市場が飽和状態をむかえ衰退期に突入しています。

    大手の個別指導塾の決算データを見ても、直営教室でさえ平均生徒数70名を割り込んでいますし、加盟教室にいたってはさらに平均生徒数が50名強という状態で、昨年と比較しても減少傾向になっています。

     

    この流れの中で、新しい学習塾のビジネスモデルを模索するのは、先見の明があるといえるでしょう。

     

     

    ちなみに個別指導塾が苦境に陥るのは下記のような理由です

     

    1.成績中下位層をターゲットにしているにもかかわらず価格帯が高めである

    (しかも、今後成績中下位層の家庭の所得の低下、塾離れはますます加速する可能性が高い)

     

    2.アルバイト講師が必要不可欠であるため講師採用が難しい地域ではビジネスの継続そのものがNG(特に地方)

     

    3.講師原価率が総じて高めになるため、利益率が低くなりやすい(ロイヤリティ発生するケースはさらに悪化)

     

     

    今後、少子化&所得の低下が進行していく中で、アルバイト講師の活用、価格帯・利益率の問題を抱える個別指導塾のビジネスモデルは限界を迎えます。特に少子化の進行が速い地方部においてその傾向は顕著になるでしょう。

     

    そうなってからでは手遅れになってしまうでしょうから、今のうちに新しいビジネスモデルの形を模索しておく必要があるのです。

     

     

    「自立指導塾」については、講師が少人数で生徒多人数を回しながら、集団授業ではない、個別指導塾と集団指導塾の間のモデルになりますが、今後、地方において学生アルバイトの採用が難しい、学生の大人数の確保が難しい地域において、重要なモデルです。

     

    学生アルバイト依存ではなく、ローコスト運営による小規模塾の維持が可能。

    まさに、地方都市の少子化対策のためのモデルです。

     

    キーワードは「地方都市」「少子化」「アルバイト採用困難」「ローコスト運営」!

     

    次代の学習塾経営を見据えている企業様はチェックです。

     

     

    【自立指導塾経営戦略セミナーのご案内】

     

    img_seminar_314605_01

     

     

    このセミナーでは自立指導塾の指導方法の解説を行い、さらに、成功するためのビジネスモデルや集客方法などを同時に解説いたします。 

    もし、今自立指導塾を始めたいと考えている企業様はぜひ、今回のセミナーにご参加ください。

     

    少しでも興味があるという方は詳細をご覧ください。
    http://www.funaisoken.co.jp/seminar/314605.html

    また、無料レポートもありますのでお読みください
    http://www.funaisoken.co.jp/file/pdf_seminar_314605_01.pdf

     

    日程は9月21日(日)13時~17時
    弊社東京本社での開催となります。

     

    2014年9月8日10:24 AM
    「一人ぼっち」はモチベーションを激減させる
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    スクールや学習塾において拠点展開を進めていく際に、しばしば

     

    「教室責任者=正社員一人が1教室を管理する」

     

    というビジネスモデルにたどりつきます。

     

    また、人手が足りないときには正社員に+アルバイトやパート、非常勤講師を配置するモデルです。

     

     

    売上上限が制限しているスクールモデルの場合、人件費の抑制のためにも、上記のような正社員一人体制というのは、経営合理性としては正しいのですが、意外な落とし穴があります。

     

    それは「数字責任者一人体制の一人ぼっち体制はモチベーションが激減しやすい」ということです。

     

    当然のことながら、企業経営において数字を追う事は重要です。

    しかし、非常に大変なミッションでもあります。

    そんなときに、辛いこと困難なことがあったときに、「一人ぼっち」であるということは、心が折れやすいのです。

     

    また、例えスタッフが多かったとしても、一緒に数字を追ってくれない「単なるスタッフ」がどれだけ多くても、逆に「誰も自分の気持ちをわかってくれない」という状況で、かえって一人ぼっち感が増幅されたりします。

     

    意外と人間は社会性・群れることを本能ベースでは望んでいるのだと感じます。

     

    「みんなで共通の目標を追い求めている」という状態がモチベーションを適正に保つ秘訣です。

    皆様の企業においてもこの「一人ぼっち体制」のモチベーションダウンには注意しましょう。

     

     

     

     

    2014年9月5日9:39 AM
    代々木ゼミナール問題~成績中下位層ターゲットビジネスの苦境~
    CATEGORY: NEWS雑感

     

     

    代々木ゼミナールの校舎閉鎖問題については、これまでいくつか書いていましたので、下記にざっとまとめます。

     

     

    1.校舎閉鎖は正しい戦略、もともと昭和型の人口をイメージしていた多拠点の大規模教室は時代にミスマッチだった

     

    2.今後の予備校業界の映像授業化の流れの中で、大型校舎、教室、生授業講師は必要なくなるのは当然

     

    3.リストラについても要するに「各地の生授業の講師」を整理するということ。一流どころは旗艦校舎&映像授業要因で維持

     

    4.昔の代ゼミの「成績中下位層」ターゲット、浪人生に強い、文系に強い、などは時代としてはマイナスにふれた

     

    5.今回は経営戦略的には問題ないが広報の仕方が問題だった

     

    6.少子化といっても東進などは伸びているので、要するにやり方の問題。代ゼミも本格的にシフトしたということ(後手ですが)

     

    上記のような感じです。

     

    代ゼミはグループ参加に首都圏で実績のあるSAPIXがありますので、そちらとの連携を考えれば、地方拠点を閉鎖する、首都圏の成績上位層に特化するのもよい選択でしょう。

     

     

    ところで、予備校業界における「現役合格シフト」「成績中下位層ターゲットの学校の苦境」は、そのまま今後は高校受験などの塾業界にも当てはまります。

     

    つまり、全国各地で起きていることですが、地方部において特に努力しなくても地域内の普通の高校に入れるような状況であれば、わざわざ高額な塾費用を払って、塾通いをさせる必要がないわけです。

     

    これまで業界を牽引してきた、個別指導塾モデルは、中には進学個別のモデルもありますが、多くのものは成績中下位層をターゲットにした補習塾モデルです。しかも、個別指導であるがゆえに価格帯が比較的高い。このビジネスモデルとしての大きな矛盾を抱えて走り続けています。

     

    価格帯のシフトやターゲットのシフトなど、各社各地域にあわせた進化をしなければ、10年後には個別指導塾業界にも大きな淘汰の波が訪れることは間違いありません。

     

    現状、需給バランスがミスマッチで拠点数が増えすぎてしまっているのは、「大学・短大」「個別指導塾」です。

     

    この2業態については、世間を騒がすほどの変化が将来おきてくるでしょうね。