スクール業界、学童保育、学習塾業界の最新動向 コンサルタント犬塚義人のブログ https://s-inuduka.funai.site スクール・塾経営の専門コンサルタントがお伝えします Thu, 12 Oct 2023 07:29:49 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2.4 プログラミング教育の祭典:コエテコEXPO2023秋開催 ~初日登壇予定~ https://s-inuduka.funai.site/%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0%e6%95%99%e8%82%b2%e3%81%ae%e7%a5%ad%e5%85%b8%ef%bc%9a%e3%82%b3%e3%82%a8%e3%83%86%e3%82%b3expo2023%e7%a7%8b%e9%96%8b%e5%82%ac%e3%80%80/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=%25e3%2583%2597%25e3%2583%25ad%25e3%2582%25b0%25e3%2583%25a9%25e3%2583%259f%25e3%2583%25b3%25e3%2582%25b0%25e6%2595%2599%25e8%2582%25b2%25e3%2581%25ae%25e7%25a5%25ad%25e5%2585%25b8%25ef%25bc%259a%25e3%2582%25b3%25e3%2582%25a8%25e3%2583%2586%25e3%2582%25b3expo2023%25e7%25a7%258b%25e9%2596%258b%25e5%2582%25ac%25e3%2580%2580 https://s-inuduka.funai.site/%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0%e6%95%99%e8%82%b2%e3%81%ae%e7%a5%ad%e5%85%b8%ef%bc%9a%e3%82%b3%e3%82%a8%e3%83%86%e3%82%b3expo2023%e7%a7%8b%e9%96%8b%e5%82%ac%e3%80%80/#respond Thu, 12 Oct 2023 07:29:49 +0000 https://s-inuduka.funai.site/?p=3005  

プログラミング教育のポータルサイトを展開するGMOメディアさんが運営する

 

コエテコEXPO2023年秋

 

https://expo.coeteco.jp/

に講師として登壇させていただきます。

 

 

講座のスケジュールは以下のようになっているそうなので、私の講座以外にもご興味がある講座があれば是非ご参加下さい!

 

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■ 10月17日(火) 1日目 第1部 11:00〜13:10
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11:00〜11:05
    登壇者:沼田 直之 GMOメディア株式会社 コエテコ責任者
    講演テーマ:オープニングセッション – 開会の挨拶とイベントの内容をご案内

11:05〜11:50
    講演テーマ:[基調講演] 学校教育でのプログラミング教育の現在地 〜2020年度から必修化された学校でのプログラミング教育、小中学校での現状と課題とは〜
    登壇者:渡邊 茂一 国立教育政策研究所 教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官

12:00〜12:30
    講演テーマ:2020年からのプログラミング教育必修化振り返りとこれから ~民間のプログラミング教育事業で年商1億、5億、10億を実現する経営ロードマップ~
    登壇者:犬塚 義人 株式会社船井総合研究所 子育て支援部 マネージングディレクター

12:40-13:10
    講演テーマ:プログラミング教育における定着度評価の検討と実践 ~公教育・プログラミングスクールにおけるプロ検の事例から学ぶ~
    登壇者:飯坂 正樹 株式会社プログラミング総合研究所 代表取締役社長

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■ 10月17日(火) 1日目 第2部 14:00〜17:10
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14:00-14:30
    講演テーマ:和歌山で唯一無二のポジションを獲得「WESスクール」の生徒自身が成長を実感できる自己評価システムとは? ~選択理論を基にした顧客満足度の高め方と生徒に寄り添った多様なニーズへの対応~
    登壇者:小佐田 裕美 わかやまエデュケーションシステム 代表

14:40-15:10
    講演テーマ:なぜマインクラフト?流行を牽引する教育とプログラミングスクールの結びつき
    登壇者:宮城島 崇之  合同会社ドリーマーズギルド 代表社員

15:20-15:50
    講演テーマ:メタバースの先駆けRoblox(ロブロックス)がプログラミング教育市場に!! 〜教育事業主なら抑えておきたい日本初のRobloxで学べるプログラミング教材をデジタネよりご案内!〜
    登壇者:脇田 真太郎 エデュケーショナル・デザイン株式会社 代表取締役 CEO
    登壇者:今澄 亮太 エデュケーショナル・デザイン株式会社 エンジニア

16:00-16:30
    講演テーマ:加盟オーナーが独白!今最も勢いのある小学生向けプログラミングスクール「コードアドベンチャー」は本物なのか?
    登壇者:前田 純 株式会社ティルモ代表取締役
    登壇者:宮城島 崇之 合同会社ドリーマーズギルド 代表社員

16:40-17:10
    講演テーマ:スティーブ・ジョブズ氏やイーロン・マスク氏のような業界に変革を起こす 「日本版ゲームチェンジャーの育成」
    登壇者:藤本 雄一郎 Lead Innovationセンター株式会社 代表取締役 兼務 大阪大学 大学院 工学研究科 招聘准教授

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■ 10月18日(水) 2日目 10:00〜18:00
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10:00〜10:30
    講演テーマ:[特別講演] AIの進展とプログラミング教育で広がる可能性
    登壇者:松尾 豊 東京大学大学院 工学系研究科 人工物工学研究センター/技術経営戦略学専攻 教授

11:00〜11:05
    講演テーマ:オープニングセッション
    登壇者:沼田 直之 GMOメディア株式会社 コエテコ責任者

11:05-11:50
    講演テーマ:[基調講演] 教育DXと「未来の教室」
    登壇者:柴田 仁志 経済産業省商務・サービスグループ サービス政策課 教育産業室  室長補佐

12:00-12:30
    講演テーマ:embot大展覧会で「プログラミング」から「非認知能力」へ:プログラミング教育イベントの課題と気付き
    登壇者:額田 一利 株式会社e-Craft 代表取締役CEO

12:40-13:10
    講演テーマ:プログラミング×幼児教育:未就学児が楽しむ授業のコツ 〜「ProgrameiQ」が取り組む、未就学児でも飽きずに楽しくプログラミングが学べるツールや指導ポイントをご紹介〜
    登壇者:横山 咲穂 株式会社IoTメイカーズ ProgrameiQ 教室長

14:00-14:30
    講演テーマ:共通テストにおける「情報」科目の動向と学習塾・予備校での課題と現状 〜「情報Ⅰ」に特化したEdTech教材『チエテラス』を用いた課題解決手法と導入事例を紹介!〜
    登壇者:八木 誠 株式会社ローカルイノベーション 新規事業室 室長

14:40-15:10
    講演テーマ:プログラミングアプリを活用した企業アライアンス事例〜プラットフォームとしてのプログラミングツール〜
    登壇者:中村 俊介 株式会社しくみデザインCEO

15:20-15:50
    講演テーマ:楽しみながら学ぶ『Unity短期講座』で中高生の入会・継続を後押し。プログラミング教育市場のレッドオーシャンを回避する差別化戦略。
    登壇者:中川 裕樹 株式会社エーアスクール代表取締役

16:00-16:30
    講演テーマ:すでにレッドオーシャンとなっている子ども向けプログラミング教室において、地域で選ばれる教室づくりとは 〜「鎌倉駅前プログラミング教室 for Kids」の教室運営と事例を紹介!〜
    登壇者:本田 耕一朗 鎌倉駅前プログラミング教室 for Kids代表

16:40-17:10
    講演テーマ:2022年WRO国際大会出場!生徒がやめないロボット教室~ロボット競技会でやる気UP~「みやじまロボットクラブ」の競技会参加を目標としたレッスンプランの作り方やモチベーションアップの方法を紹介!
    登壇者:吉田 秀人 みやじまロボットクラブ 代表

17:20-18:00
    講演テーマ:アフタートーク ~教育業界からみた民間プログラミング教育の可能性とコエテコEXPO2023秋のセッションを振り返り〜
    登壇者:沼田 直之 GMOメディア株式会社 コエテコ責任者
    登壇者:加藤 優花 株式会社これから これからKIDS インストラクター(マネジメント)

(無料参加登録フォーム)
アーカイブ配信及び参加特典がございます。
https://expo.coeteco.jp/2023_autumn/

 

 

 

 

 

 

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学習塾のM&Aにおける注意点(買収側) https://s-inuduka.funai.site/2023-5-10/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=2023-5-10 https://s-inuduka.funai.site/2023-5-10/#respond Wed, 10 May 2023 07:58:39 +0000 https://s-inuduka.funai.site/?p=3001 学習塾業界においてM&A(企業・事業・教室単位の売買)は日常のニュースになっています。

今後は多くの企業の成長戦略においても、撤退戦略においても、事業承継においても、

M&Aの活用は重要な意味を持つことになるでしょう。

 

しかし、学習塾のM&Aにおいては、業界特有の特性が存在するため、
一般的なM&Aと比較して様々な注意点が存在します。

 

学習塾のM&Aにおける注意点は主に以下のものが上げられます。

 

(1)人材の能力判定と維持・定着
学習塾の場合、講師・社員が企業の業績を左右する重要な要素となります。
講師の離脱により生徒数が数十%減少することも珍しくありません。
M&A後に人材流出が起きた場合、教室の存続や成長に影響を与える可能性があるため、

人材の維持や定着の可能性について十分に配慮する必要があります。
また学習塾経営のベースとなる「人材」は、業績アップの起爆剤にも、企業経営を圧迫するコストにもなるため、

人材の質の判定も大切です。

 

(2)売上や生徒数のみに依存しない、評価価値の正確な算出
M&Aにおいては、買収対象企業の評価価値を正確に算出することが重要です。
学習塾企業の場合、売上規模、教師の質や生徒数、教室数、土地や建物の所有状況などが評価価値に影響を与えますが、この中で注意しなければならないのが、「売上」「生徒数」です。
学習塾のビジネスモデルの構造上、生徒数の数十%は翌年には「卒業」ということで顧客の入れ替えが起こります。
この卒業退会のリスクを想定し、一方で「入塾者数」がどれだけ安定できているかなどを価値算出の際に読み込んでおかなければ、正しい評価価値を算定できない恐れがあります。

(3)学習塾のブランド・地域での競合状況の把握
学習塾のM&Aの中でも、進学塾のM&Aにおいては、その塾が持っている「ブランド」「合格実績」の価値が大きくなります。
買収対象の学習塾が地域内でどれだけの合格実績を現在保持しているのか?
競合塾と比較した場合、合格実績の伸び率はどの程度か?
近年の買収対象の塾の地域内での評判はどのような状況か?
などを正確に判定する必要があります。
特にこの進学実績やブランドは、買収後に一朝一夕で改善できるものではないため、思わぬリスクを抱えることにもなりかねません。

(4)法的な問題の確認
リーガルチェックはM&Aにおいては当然ですが、学習塾のM&Aに際しては、

特に個人情報保護法や労働基準法などについて注意しておく必要があります。
また、これ以外にも著作権や消費者クレームの有無・発生状況などにも注意が必要です。

さらに言えば、フランチャイズ契約が関係する場合、そのフランチャイズとの契約関連も意外なリスクとなりますので注意しましょう。

 

以上、簡単ではありますが、学習塾のM&Aにおける注意点(主に買収側)をまとめさせていただきました。

 

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学習塾の不振の芽を摘み取ることが大切! https://s-inuduka.funai.site/%e5%ad%a6%e7%bf%92%e5%a1%be%e3%81%ae%e4%b8%8d%e6%8c%af%e3%81%ae%e8%8a%bd%e3%82%92%e6%91%98%e3%81%bf%e5%8f%96%e3%82%8b%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%8c%e5%a4%a7%e5%88%87%ef%bc%81/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=%25e5%25ad%25a6%25e7%25bf%2592%25e5%25a1%25be%25e3%2581%25ae%25e4%25b8%258d%25e6%258c%25af%25e3%2581%25ae%25e8%258a%25bd%25e3%2582%2592%25e6%2591%2598%25e3%2581%25bf%25e5%258f%2596%25e3%2582%258b%25e3%2581%2593%25e3%2581%25a8%25e3%2581%258c%25e5%25a4%25a7%25e5%2588%2587%25ef%25bc%2581 https://s-inuduka.funai.site/%e5%ad%a6%e7%bf%92%e5%a1%be%e3%81%ae%e4%b8%8d%e6%8c%af%e3%81%ae%e8%8a%bd%e3%82%92%e6%91%98%e3%81%bf%e5%8f%96%e3%82%8b%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%8c%e5%a4%a7%e5%88%87%ef%bc%81/#respond Mon, 01 May 2023 07:58:12 +0000 https://s-inuduka.funai.site/?p=2999  

 

5教室以上を展開している学習塾企業の場合、校舎ごとの業績にバラつきが生まれてきます。

 

一部の校舎においては業績が好調!

大部分の校舎においては業績が横ばいか微減。

一部の校舎では生徒数が減少し業績の落ち込みが止まらない…。

 

このように校舎の担当者の力量と商圏内の人口の状況、競合状況によって業績が大きく左右されることになります。

 

この業績のバラつきについて、一般的な学習塾企業ではその業績の原因を

「商圏」「競合校」「地域内の所得指数」などの外部環境に求めることが多いようです。

しかし、私達船井総研のコンサルタントが数多くの塾企業様の校舎別データを分析していてわかることは、

「業績低迷校舎の苦戦は、商圏人口の問題よりも、圧倒的に校舎の内部(主に人材)に原因がある」ということです。

実は優秀な校長(校舎長)が担当する校舎においては、どれだけ商圏の状況が厳しくても、

どれだけ競合環境が厳しかったとしても、しっかりとシェアを確保し、安定した業績を上げていることが多いのです。

 

業績が低迷している=生徒数減少の歯止めがきかない校舎の典型的なパターンは以下のような段階を進んでいきます。

 

第一段階:数年続けて生徒数の微減が続く(毎年一~五%程度)
第二段階:途端に生徒数が集まらない学年が発生する
第三段階:その後、挽回することができず少ない生徒数で固定化してしまう(最盛期の生徒数三十%減程度で固定化)

 

第一段階は黄色信号の状況です。

この状況においては担当校舎の校長は「近隣の子供人口の減少」や「所得状況」などを、もっともらしい低迷理由として分析することが多いのですが、実態としては教務力や生徒・保護者への対応力の不備により、自塾の評判自体が落ち始めており、優秀層の生徒のシェアが低下していることがほとんどです。
この段階で地域内でのシェア状況などの正確な数値分析を行わず、

感覚に任せて現場の努力に任せていても経営は悪化していき、いずれは第二段階の危険領域に突入してしまうのです。

この状況から校舎の業績を復活させるのは、抜本的な改革を行わない限り不可能だといえます。

 

当然のことながら、各校舎の業績の積み重ねが企業の業績になります。

そのため企業の業績を安定させるためには、いかに各校舎が「第一段階」に陥っている早い時期に、

本部側から活性化のための施策を打てるかにかかっているといえます。

皆様の企業におかれましても、業績アップのためには、まず管理職であり、

各拠点の業績責任者である「校長クラス」の育成に取り組むとよいでしょう。

 

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障がいを持つ子どもたちの割合 https://s-inuduka.funai.site/2023-3-17/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=2023-3-17 https://s-inuduka.funai.site/2023-3-17/#respond Fri, 17 Mar 2023 03:55:50 +0000 https://s-inuduka.funai.site/?p=2996  

 

少子化についてはメディアで緊急度&重要度の高いテーマとして扱われいます。

 

実際に出生数80万人割れの時代、わずか数年で急加速している状況ですから、

市場の縮小は明らかです。

 

 

一方でもうひとつスクール・学習塾業界の市場環境で見逃せないのが、

文部科学省の調査での、

 

通常学級に在籍する小中学生の8.8%に、学習面や行動面で著しい困難を示す発達障害の可能性がある

 

というデータだと思います。

 

このデータ、通常学級に在籍するというのがポイントで、

良くも悪くも、少子化による減少率に加え、こども人口の約1割の層においては、

これまでの通常のスクールや学習塾のカリキュラムでは対応が難しい層であるということになります。

 

もちろん、こういった子どもたちが通常の学習塾を利用するケースもあるのですが、

学習塾の現場としては、適切な対応ができない(成果が出せない)というのが実情ではないでしょうか。

 

 

この分野、世間でいうところの「グレーゾーン」の子ども達になるのかもしれませんが、

確実に一定割合存在するわけですから、障がい児向けの学習塾やスクールなどのニーズが確実に存在していることがわかります。

 

放課後等デイサービスなどの整備は進みましたが、一方で制度にくくれないゾーンも存在することがわかります。

 

 

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学習塾・英会話教室・プログラミング教室の販促費・広告宣伝費率の適正値は? https://s-inuduka.funai.site/2023-01-31/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=2023-01-31 https://s-inuduka.funai.site/2023-01-31/#respond Tue, 31 Jan 2023 07:13:28 +0000 https://s-inuduka.funai.site/?p=2993  

 

塾・教室経営をしていく上では、言うまでもなく「新規生徒募集」が非常に大切です。

 

この新規生徒募集に使う費用が経営における「販促費・広告宣伝費」になるわけですが、

この費用を一体どの程度使うべきなのか?使っていいのか?は様々な考え方があり、一つの正解があるわけではありません。

 

例えば学習塾業界の場合、大手学習塾が決算情報を公開していますので、各社の広告宣伝費率を調べることは簡単です。

この場合、近年では多くの大手学習塾は5%未満になっていることが多いように思います。

 

しかし、だからといって「学習塾の適正な広告宣伝費率が5%未満」と考えるのは間違いです。

 

大手学習塾の場合、

 

1)売上の大半が利益率の良い集団指導部門であり人件費率が低くなるケースがある
2)大手学習塾は好立地に校舎を持ち、校舎自体が販促になっている
3)大手学習塾が進学実績が高く、クチコミによる生徒募集もできる

などの背景があるため、販促費を低く抑えることが可能なモデルだからです。

 

そのため、個別指導塾や立地が悪い塾やスクール、合格実績で自然と生徒募集ができない塾などの場合、

広告宣伝費を5%としても不足している可能性が高くなります。

 

また、英会話教室の場合、そもそも外国人講師を雇い、加えてバイリンガルの日本人講師を確保する経営をすると、

そもそも人件費率の負担が大きくなるため、広告宣伝費自体をあまりかけられない…という事情が発生します。

 

一方プログラミング教室の場合、他事業と併用して運営する場合、家賃や人件費負担が抑えられますし、

そもそも売上の規模が学習塾や英会話教室と比較して少ないので、

プログラミング教室単体での販促費・広告宣伝費は10%を軽くオーバーすることになるでしょう。

 

このように業種業態ごとの運営構造・利益率構造によって、適正な広告戦で比率は変化しているのが実態です。

一方で「適正な販促費・広告宣伝費」を考える場合、
「生徒一人当たりの獲得コスト」でかける金額の適正化を考える発想もあります。
しかし、この発想も「ライフタイムバリュー=生涯客単価」が、自社の塾・スクールでいくらなのかによって、

かけられる金額が変化します。

このように近年の学習塾・英会話教室・プログラミング教室経営においては、

販促費・広告宣伝費の考え方が複雑化しています。

 

ただ、業種全体を俯瞰してみると、多くの中小の学習塾・スクールにおいては、

「そもそも必要な販促費・広告宣伝費を使っていない」=「適正な投資としての認知活動を行っていない」ケースが

増えているように思います。

 

販促費・広告宣伝費を使わないことで、新規生徒が集まらず、

経営自体がジリ貧になっていく…このパターンが圧倒的多数でしょう。

 

もちろん無駄に販促費を投じるのはNGですが、必要な投資をしないこともNGなのです。

 

 

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学習塾の価値は授業からコーチングへ https://s-inuduka.funai.site/%e5%ad%a6%e7%bf%92%e5%a1%be%e3%81%ae%e4%be%a1%e5%80%a4%e3%81%af%e6%8e%88%e6%a5%ad%e3%81%8b%e3%82%89%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%b8/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=%25e5%25ad%25a6%25e7%25bf%2592%25e5%25a1%25be%25e3%2581%25ae%25e4%25be%25a1%25e5%2580%25a4%25e3%2581%25af%25e6%258e%2588%25e6%25a5%25ad%25e3%2581%258b%25e3%2582%2589%25e3%2582%25b3%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2581%25e3%2583%25b3%25e3%2582%25b0%25e3%2581%25b8 https://s-inuduka.funai.site/%e5%ad%a6%e7%bf%92%e5%a1%be%e3%81%ae%e4%be%a1%e5%80%a4%e3%81%af%e6%8e%88%e6%a5%ad%e3%81%8b%e3%82%89%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%b8/#respond Sun, 18 Dec 2022 05:55:59 +0000 https://s-inuduka.funai.site/?p=2990  

 

教育業界・習い事業界においては、10年くらい前から

 

「成果を出すためには、教務(レッスン・授業)よりもコーチング(=家庭学習などの総合管理)」

 

の流れが加速しています。

 

パーソナル型、パーソナルコーチ型という表現を一般的にされることが多いのですが、

この概念の草分け的な存在は、賛否はあると思いますが「ライザップ」さんだと思います。

 

ライザップさんの場合、ダイエットにおいては、パーソナルトレーニング以上に、

「日常の食事制限とその行動管理」

が重要であるという指針で事業をあそこまで拡大させました。

 

こうした「行動管理」自体は、多くの教育業において、ある程度重視はされていましたが、

そこに特化したり、徹底できていなかったのが実態です。

 

そんな曖昧な時代の中で明確にコンセプトを特化させたライザップさんは流石でした。

 

その後、この流れは英会話業界や学習塾業界などでも広がっており、

同様のコンセプトを活用した二匹目、三匹目のどじょう的な業態が生まれました。

 

 

週1~2回の授業や通塾よりも、日常の方が大切。

 

これは多くの教育業界の方々の共通認識です。

 

 

そのためこの流れは今後も加速していくと思いますし、

オンライン・デジタル時代の中で、より高度な家庭管理・行動管理をする業態も生まれてくるでしょう。

 

AIを活用した自立業態よりも、

おそらくこちらの方が教育の本質に迫っていると思う今日この頃です。

 

 

 

 

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学習塾・習い事の生徒募集に関わる費用対効果論 https://s-inuduka.funai.site/2022-11-18/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=2022-11-18 https://s-inuduka.funai.site/2022-11-18/#respond Fri, 18 Nov 2022 05:42:46 +0000 https://s-inuduka.funai.site/?p=2988  

学習塾や英会話教室など、子ども向けの習い事・教育ビジネスにおいて、

最大かつ、永遠の悩みのひとつが

 

新規生徒募集

 

です。

 

人気のスクールや学習塾になれば、それなりにクチコミや紹介で生徒は増えますが、

そういった充実した募集に恵まれている教室は、それほど多くはありません。

 

そのため、マーケティング・販促=生徒をどう集めるかは教室経営において非常に重要なテーマとなります。

 

 

近年の教室の生徒募集・マーケティングを見ていて感じることが、

 

販促媒体別の費用対効果

 

の算出にこだわる会社になればなるほど業績が上がりにくいということです。

 

なぜなら、近年のマーケティングの実態として、費用対効果が〇になる単一媒体はほとんどなく、

基本的に販促はメディアミックスによる「認知」からの流れが大切になるからです。

 

この事実に気づいていないと、「費用対効果が合わない媒体」を切り続けることになり、

結果として販促活動を何もしていない…ということになり、ジリ貧になっていくのです。

 

 

近年のようなメディアミックスが前提となる時代においては、

個々の媒体の費用対効果は参考程度に見ておくにとどめ、

販促コストを全体を見ての

「投資対効果」

の発想で、販促費用の最適配分を考えていく方が時代としてはあっているように思います。

 

このあたり明確に基準が算出できず難しいところですが、

それを乗り越えて、広告費の適正配分をできている会社が強いと感じる今日この頃です。

 

 

 

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10月17日コエテコEXPOにて講演します https://s-inuduka.funai.site/2022-10-17/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=2022-10-17 https://s-inuduka.funai.site/2022-10-17/#respond Wed, 12 Oct 2022 08:07:38 +0000 https://s-inuduka.funai.site/?p=2985  

GMOメディアさんが開催する、

プログラミング教育分野の日本最大級のセミナー・オンライン展示会、

コエテコEXPOにて講師をつとめさせていただきます。

 

コエテコEXPO

https://expo.coeteco.jp/2022

10月17日、18日

 

 

 

私の担当は10月17につい11:30~となります。

 

 

 

ご興味がある方はぜひご参加いただければと思います!

 

プログラミング教育の市場動向、その中でも今後教科「情報」、

情報Ⅰ・情報Ⅱ関連市場について解説予定です。

 

 

 

 

 

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大学入試における「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」対策の考え方 https://s-inuduka.funai.site/2022-10-6/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=2022-10-6 https://s-inuduka.funai.site/2022-10-6/#respond Thu, 06 Oct 2022 06:52:33 +0000 https://s-inuduka.funai.site/?p=2980  

 

2025年から計画されている大学入試への「情報」の導入。

 

数十年に1度の大学入試改革(センター試験→大学共通テスト)の流れの中で、

インパクトの大きい内容であることは間違いありません。

 

大学入学共通テストに導入されるほか、

国立大学の入試でも採用されることが決定しています。

 

しかし、この「情報」(情報Ⅰ・情報Ⅱ)への対策については、

まだまだ学習塾・予備校業界は「様子見」のケースが多いのが実情です。

 

 

 

①初年度の「情報」は様子見になる可能性が高く、それほどの難問を出す可能性が低い(平均点をある程度維持するためにも)

 

②「情報」の配点は100点であるため、特別に比重が大きいわけではない

 

こうした理由から、多くの塾業界の関係者にとっては、

「情報」の取り扱いは、大学側も試験側も様子見色が強く、内容を過度に踏み込んだ内容にする可能性が低いため、

 

高校3年からの1年間の詰め込み教育である程度カバーが可能

 

という発想を、受験戦略の視点から持っているからです。

 

 

私自身、受験戦略で考えた場合、この発想自体は大いに正しいと思います。

 

 

一方で、今後の情報教育、プログラミング教育の重要性の高まりや、

各大学の個別入試を考えると、そこまで「情報」を軽視していいのか?という心配もあります。

 

 

…と、いいますのも、大学においても現在、情報系の学部学科の人気が顕著です。

(近畿大学などの情報学部も倍率が高い)

 

こうした流れの中で、各大学が情報系に力を入れていき、

また大学側が「より高度な知識を持った学生を集めたい」と考えた場合、

情報Ⅰの暗記レベルの二次試験にとどまるのか?という点が懸念点としてあるわけです。

 

 

大学共通テストはどうしても無難な動きになりがちですが、

個別の学部学科においては、各大学の特色を強く打ち出すことが可能になります。

 

今後、情報系の学部学科が大人気になっていく中では、情報の取り扱いの大きな変化も

想定しておく必要があるのかもしれません。

 

 

 

このあたりの大学側の動向や情報教育の動向をまとめた情報教育白書を販売しておりますので、

ぜひ、ご参考ください。

 

 

 

 

 

情報教育白書販売サイト

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プログラミンング教育業界の市場がわかる!情報教育白書2022販売開始 https://s-inuduka.funai.site/2022-0804/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=2022-0804 https://s-inuduka.funai.site/2022-0804/#respond Thu, 04 Aug 2022 06:56:34 +0000 https://s-inuduka.funai.site/?p=2974  

 

プログラミング教育業界の市場規模や業界の最新動向がわかる

情報教育白書2022年版の発売が開始されました。

 

 

 

 

情報教育白書販売サイト

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従来の子ども向けのプログラミング教育の市場だけでなく、

社会人向けプログラミング教育の市場、

さらには大学、専門学校などの高等教育領域の情報教育の普及状況についてもレポートしております。

 

プログラミング教育事業者だけでなく、

今後、「情報Ⅰ情報Ⅱ」対策を検討されている学習塾や予備校業界の方々、

また大学や短大などの高等教育機関の方々においても、

業界動向を学ぶお役に立てるかと思います。

 

特に大学の情報学部の最新動向についてもまとめていますので、

今後の大学における情報系学部学科の展開動向を把握するのにも最適です。

 

 

さらに、この白書ではこれまでの日本における情報教育関連の政策や指針などについてもまとめていますので、

これ一冊で情報教育の全体像を把握することも可能です。

 

 

今後、情報教育領域を事業対象として考えている皆様はぜひご活用ください。

(こちらの白書はデータ版のみでの販売となります)

 

 

 

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