2014年9月8日10:24 AM
CATEGORY: 日々雑感
スクールや学習塾において拠点展開を進めていく際に、しばしば
「教室責任者=正社員一人が1教室を管理する」
というビジネスモデルにたどりつきます。
また、人手が足りないときには正社員に+アルバイトやパート、非常勤講師を配置するモデルです。
売上上限が制限しているスクールモデルの場合、人件費の抑制のためにも、上記のような正社員一人体制というのは、経営合理性としては正しいのですが、意外な落とし穴があります。
それは「数字責任者一人体制の一人ぼっち体制はモチベーションが激減しやすい」ということです。
当然のことながら、企業経営において数字を追う事は重要です。
しかし、非常に大変なミッションでもあります。
そんなときに、辛いこと困難なことがあったときに、「一人ぼっち」であるということは、心が折れやすいのです。
また、例えスタッフが多かったとしても、一緒に数字を追ってくれない「単なるスタッフ」がどれだけ多くても、逆に「誰も自分の気持ちをわかってくれない」という状況で、かえって一人ぼっち感が増幅されたりします。
意外と人間は社会性・群れることを本能ベースでは望んでいるのだと感じます。
「みんなで共通の目標を追い求めている」という状態がモチベーションを適正に保つ秘訣です。
皆様の企業においてもこの「一人ぼっち体制」のモチベーションダウンには注意しましょう。
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