自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年8月15日8:44 AM
    女性の学び直し支援の今後
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    毎日新聞の報道で、いよいよ女性の「学び直し」の記事が取り上げられました。

     

    今回の女性の社会復帰のための「学び直し」に関しては文科省が積極的に関ることになります。

     

    基本的に、この手の施策は文科省や厚生省さんですと、ビジネスの現場、就職の現場を知らないような施策を打ち出すので、補助金は出すけど、実際の効果は・・・みたいなものが多いのですが・・・。基金訓練もかなり微妙な制度でしたしね。

     

    今回は施策の方向性自体は素晴らしいものなので、ぜひ良い形で成功してほしいものです。

     

     

    この女性の学び直しについては、まだまだ窓口やプログラムの幅が狭く、専修学校や大学中心の施策ですが、今後広がっていけば地方公共団体の主催のものも生まれてくるでしょう。

    しかし、学童保育の現場のように、公共団体のみで運営するにはノウハウやスキルが不足していることも多いので、今後一部民間への委託なども行われる可能性があると思います。

     

    女性のキャリアアップ関連、再就職支援に役立つ資格に関連するパソコン教室などは、この「女性の学び直し」はビジネス機会が生まれる可能性もありますので、チェックしておくとよいですね。

     

     

     

    2014年8月14日9:34 AM
    私がアメブロから脱出した理由
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    ご存知のように長年続いてきたアメブロからこちらに移動してきました。

     

    実はアメブロの前にはシーサーブログつかっていたのですが2007年ごろに移動。

    そこを入れると2回目の移動になります。

     

    こちらのブログはスマホで閲覧したときに小さいとかのデメリットはあるのですが、まあアメブロのデメリットを考えるとコッチのがいいかなと思った次第です。

    つまり個人的には、企業内サイトに置くことによるSEO上のメリットなど以上に、「アメブロの問題点」が嫌で出てきたことになります。

     

     

    以下、私がアメブロを使っていた終盤で「嫌だな」と感じていた項目をあげますと・・・

     

    1.アメブロは記事内容によってはイキナリブログ強制閉鎖が行われる

    ⇒実際にウチの社員でも閉鎖させられた人間がいるようで・・・。要するにWEB広告に関する内容などある内容に抵触するとダメなようです。確かにアメブロからタダでかりているものなので、文句は言えませんが・・・。でもこのリスクって相当大きいと思ったのです。

     

    2.コメント欄や読者登録、メッセージなどに情報商材など売りつける個人がシステムで投稿してくる

    ⇒アメブロはもう情報商材売り場化していますよね・・・

     

    3.アクセス解析の数が明らかに水増し

    ⇒巡回ロボットを入れてますね

     

    4.記事投稿したときにしばしば記事が崩れる

    ⇒個人的には改行や移動を行うとアウトな印象。私のブログ更新が滞る原因になりました。

    個人的には複雑作業をすると5割以上の確率で崩れます

     

    5.スマホのサイトを見るときに広告がウザイ。しかもあえて間違ってのクリックを誘発させているような印象

     

    6.MVBとかいって市川海老蔵をリスペクトして管理画面に掲載するセンスのなさ

     

    7.ガールフレンド(仮)の広告がしばしば強烈にプッシュされる恥ずかしさ

     

     

    まあ、上記を我慢して使い続けるのもできるほど、無料にしてはアメブロのサービスは充実しているとは思うのですが・・・。

     

    ただ、やっぱり将来のリスクを考えると1は大きかったですし、移動中の投稿リスクを考えると4もかなりイタイ。

     

    そんなわけで移動です。

    これまでお世話になったアメブロと移動を頑張ってくれた社内のYさんに感謝しつつも、次のブログを頑張りたいと思います。

     

     

    今後は、こちらのブログは真面目なスクールネタや時事ネタ、マーケティングネタのみになります。

     

     

     

    2014年8月13日8:20 AM
    商業施設内のスクール業態の成功法則
    CATEGORY: 日々雑感

     

    先日、ある地域のスクールのコンサルティングにお伺いしていた際、

     

    「このショッピングセンターのカルチャーセンターが繁盛しているんです!」

     

    という社長様からのお言葉がありました。

     

     

    地代や広告費、講師人件費など、カルチャーセンタービジネスは集客よりも利益化の難しさがお題なので、一概に繁盛といっても実態はわからないわけですが、このカルチャーセンターがそれなりに成功しているのは間違いないと思われます。

     

    その商業施設周辺で2日間すごすことになったのですが、確かに商業施設内を歩き回っていると、そのカルチャーセンターがそれなりに健闘している理由がわかりました。

    商業施設内のスクールビジネスの成功法則をしっかりと抑えることができているのです。

     

     

    そのポイントとは、

     

    「商業施設内のポスターやチラシ、作品展示など、とにかく露出増やすこと!」

     

    です。

     

    カルチャーセンタービジネスに限らず、スクールビジネス全般において、商業施設内で成功するためのシンプルな秘訣は、

    その商業施設内の超一等地にスクールをかまえるか(ABCクッキングのように)、もしくは立地が無理ならば、販促物をとにかくありとあらゆる場所に掲示させてもらうことになります。

     

    ?㈱カルチャーなどは、商業施設内に作品掲示コーナーを設置するという手法をとりますが、こちらのカルチャーセンターでも併設のホテル内に作品展示スペースがありました。

     

    ?このような商業施設内での露出が非常に重要になるのです。

     

     

    もし、スクール業態を商業施設内に設置する場合は、テナント場所や家賃交渉以上に、販促許可の交渉が重要になります。

     

     

     

     

    2014年8月12日8:15 AM
    「入会説明」は競合の発生と市場の成熟化で進化が必要

     

     

    最近、コンサルティングの現場で「入会営業」がテーマになる機会が増えています。

     

    これまで「来校者の入会率」は、地方のスクールにおいては平均70%以上が当たり前であり、それを前提にビジネスモデルを組み上げていることがほとんどですが最近は「来校者は多いのに、入会率が30%程度・・・」というケースが時々発生してしまうのです。

     

    当然のことながら、この入会率ですと販促の費用対効果が悪化していますので、ビジネスが採算に合わなくなります。

     

    「入会者が増えなくて困っている」

     

    となるとどうしても販促手法にスポットが当たりがちですが、むしろ上記のようなケースの場合は、入会率の向上=営業トークに着手すべきなのは間違いありません。

     

    この入会率の問題の最近の悩ましい点は、

     

    これまでの教室運営では問題がなかった

     

    ロールプレイングなどをしていても特に問題がない

     

    そんな一見問題のないスクールにおいて入会率が低下しているということです。

     

     

    それではなぜ入会率の低下が起きるのか?原因はシンプルでして、

     

    ?今までと同じ入会説明をしているから

     

    です。

     

    スクール経営の最近の傾向としては、続々競合スクールが増加してくる、お客様も徐々に成熟化し、様々な習い事を検討している中で、自社の習い事を評価しようとしているなど、一筋縄ではいかない環境になっています。

     

    この状況下で、競合の存在や消費者の意識レベルを想定しない「普通のトーク」をしていても、お客様の心に刺さらないのです。

     

    競合の増加や市場の成熟化に伴って「入室トークは進化が必要!」、この原則を抑えておいてください。

     

     

    ↓入会率アップについてのコンサルティングメニューもございます

    http://www.school-keiei.com/consulmenu/nyukai.htm

     

     

     

    2014年8月9日5:34 PM
    夏の夏期講習中・短期講座中に必ずするべきこと
    CATEGORY: 日々雑感

     

    子ども向けスクールや学習塾業界においては、夏休み期間中は「夏期講習」や「短期集中講座」「夏のイベント」などに申し込まれた外部の生徒=新規の生徒が多数教室に通っています。

     

    この夏期限定の生徒にそのまま9月に継続して入室(入学・入会)してもらうことができれば、生徒数を一気に増やすことが可能なのですが、近年のスクール・塾経営においては、ここで失客してしまう教室が多いのです。

     

    夏期生を入室に結び付けられなかった教室担当者は、お客様の都合を色々並び立てて「入室してもらえなかった理由」を説明しようとしますが、夏期生の継続入室が不振のスクールや学習塾は、実はお客様の個別の事情以上にもっと大きな問題点を抱えていることが多いのです。

     

    継続入室が取れないスクールや塾の大きな問題点。それは以下になります。

     

    1:夏期中の通学終盤に保護者を巻き込んでの面談を行っていない (下記2、3を伝える機会)

     

    2:夏期の通学がどれだけ効果があったのかの成果の測定や報告をしていない

     

    3:9月以降の通学により更にどれだけのメリットや効果があるのかの話をしていない

     

    当たり前といえば当たり前なのですが、約1ヶ月間通ったことによる「成果報告」をして、自教室に通学することのメリットをしっかり理解してもらわなければいけません。

     

    また、夏の期間だけで満足してもらうのではなく、更にその後もっと大きな楽しみや成長のチャンスがあるということを知ってもらわなければ、9月以降の通学にはなりません。

     

    これらの2つの要素を意志決定権者である保護者様に理解してもらうためには、DMや電話連絡ではなく、やはり直接の面談が最も効果的です。だからこそ夏の講座の終盤には面談日を設定をしておきたいのです(保護者参観日などを設定して、その後面談をするなどでもよいでしょう)。

    「夏の講座受講者は9月以降も通学するはず」と安易に考えていては、財布の紐が固くなっている最近の消費者は継続入室してくれません。しっかりと本人と保護者にアプローチをかけるようにしましょう。