自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年9月23日9:09 PM
    子供の成績の上げ方、勉強の仕方に唯一セオリーは存在しない
    CATEGORY: 日々雑感

     

    スクール業界、学習塾業界、幼稚園業界のコンサルティングをしていると、様々な専門家の方、各地の実績のある企業・園の関係者の方から「教育法」や「メソッド」を聞く機会に恵まれます。

     

    当然のことながら、皆様、各業界の専門家であり、実績をお持ちの方ですから、論理的にも矛盾がなく、また証拠も揃っていることが多いので、非常にお話に納得性があります。

    普通の保護者の方であれば、ほぼ間違いなく納得するでしょう。

     

     

    しかし、業界内の多くの方々と接していると、上記のようなセオリーやメソッドが、時に「まったく逆」になるケースがあります(笑)

     

    片方のメソッドからすると、もう片方の考え方は絶対にありえない!という感じです・・・。

    しかし、どっちもしっかり結果が出ているんですよね。どちらの生徒も保護者もしっかり満足されているわけで。

     

     

    そんな対立する考え方にたくさん触れている中で私がシンプルに気づいた点は、

     

    「教育法・子供の成績の上げ方・勉強の仕方」などに唯一の正解のセオリーは存在しない

     

    ということ。 健康法と同じで様々な考え方があるわけです。

    それが当たり前であって、それでいいと私は思っています。人や地域などによって様々ですしね。

     

    ただ、「絶対にコレだけはやっておくべき」とか「絶対にコレは悪影響だ」みたいなものは、結構多くの方が共通しておっしゃるものがありますが、こういった内容は実は長年、語り継がれているベーシックな価値観だったりします。それほど特殊ではない。

     

     

    ちなみに本当に実績のある教育者の方であればあるほど、他の教育方法や他のメソッドなどに寛容な気がします。

    自分達の教育が絶対に正しい!というような押し付けがないというか。

     なんらかのメソッドやあるべき論に執着するのが良くないというのも、実は一流の方々の共通認識だったりするのです。

     

     

     

    <お知らせ>

     

    学習塾向けキッズカルチャー付加セミナー

    http://www.funaisoken.co.jp/seminar/314632.html

     

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    10月5日(日) 東京五反田

     

    ゲスト講師:東大セミナーグループ 取締役 阿部 賢吾氏

     

    キッズスクール開業によってグループ全体の「小学生比率」が、なんと18%から40%へ急上昇!

    開業3年間で小学生生徒数が+350名!

    低学年層の獲得による安定経営のまさにモデルだといえます。

     

     

    2014年9月21日12:55 AM
    子どもをやる気にさせるツボ
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    千葉県を中心に約30教室を直営し、全国にも加盟教室が急拡大中のいしど式そろばんの教室を運営する株式会社イシドの沼田社長のブログにとても良い内容が書かれていました。

     

    子どもを「やるき」にさせるツボ

    http://ameblo.jp/ishido-is/entry-11927805225.html

     

     

    理想的な子ども教育関係者のブログのコンテンツのひとつは、こうした教育現場の経験者の体験や経験則から分かる

    「子どもが●●●するコツ」です。

     

    そもそもスクールに子どもの通わせる保護者の多くは教育熱心です。

    しかし、どうしても子育ては自分の体験は初体験、もしくは数少ない体験でしかない。

    その不安を打破するためにも、参考にするためにも、たくさんの事例を持っている方々のこうしたノウハウって、すごく重宝されるのです。

     

    お昼ごはんなんかのブログ記事やテレビ番組の感想などの記事などよりも、本当にスクールの運営者として求められるコンテンツはこういったものなのです。

     

     

    ちなみに、上記のブログ記事に書かれている内容。

    熟練した子ども教育関係者は皆さん同様のことをおっしゃります。

     

    「子どもは保護者が興味をもってもらえないと本気になれない、楽しく思えない」

    「子どもの何かさせたいなら、まず保護者が興味を持つ、保護者がやってみることが大事」

    「子どもは自分の成長実感や成功体験を見える化できるとますます伸びやすい」 などなど。

     

    要するに、保護者がちゃんと興味を持って見てあげる。

    その手段のひとつとしてグラフなどを一緒に作って喜んであげる。

    そういう意味でこの手法は効果的なんですよね。

     

    もちろん、そろばん以外の教室でも効果的です。

     

     

    2014年9月18日7:43 AM
    新聞折り込みチラシと共働き主婦の生活

     

    秋の生徒募集期がきています。

     

    今年は気温も比較的秋らしくなりつつあり、9月に入ってから新規の反響が動き出しつつあるようです。

    このタイミングでスクール企業にとってはチラシの折込を行うケースが多いと思いますが、まだまだ「チラシ神話」を持っていらっしゃる企業様が多いように思います。

     

    ・地域差はありますが新聞購読率は非常に低下している

     

    ・新聞購読世帯は20代~40代においては50%未満のことが多い

     

    ・(子供向け習い事において)意志決定者となる母親・父親ともに働いているため「折り込み日」にすぐにチラシを読める確率が低い

     

    ・上記に関連して共働きの夫婦の場合、折り込み日・営業時間内に電話をかけることはできない。可能なのはネットからの申し込みや休日など

     

    ・(子供の習い事において)そもそも6歳以上の子供の場合は、本人の意思確認も必要になるため、子供と相談&ご主人と相談などの手間が発生するため、タイムラグは確実に発生する

     

    以上から考えるに、従来のチラシ神話が通用するのは主に50代以上をターゲットにしているスクールであって、学習塾や子供向けスクールの場合は、チラシ自体はあくまでサポートツールでしかありません。しかも、チラシの反響には時差が生まれます。

    特に共働きの主婦・保護者の場合は、新聞折り込みチラシ自体が見過ごされる可能性も非常に高い。

    新聞購読率が低くさらにはスルーされる確率が高いというのが実態です。

     

    そういう意味では、店置きチラシやWEBサイトの充実などの方が、アクションから反響までの時差が少ないので効果的になりつつあります。

    我々のコンサルティング先やスクール経営サポート倶楽部の会員様の中でも、今はチラシ依存で集客している企業様はほぼいらっしゃらいません。

     

     

    「チラシを折り込んだら何か起こるかも!?」

     

    という感覚をスクール・学習塾業においては捨てる必要があります。

     

    未だに学習塾などでは、小教室なのに「折り込みを5万部!」とかやっていらっしゃるケースがありますが、その費用があればWEBサイトの充実にお金を使ったほうがよいでしょうね。

     

     

    2014年9月17日8:04 AM
    子ども教育の次代の経営のモデルは地方から生まれる!?
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    昨日は九州の幼稚園様のコンサルティングへ。

     

    この園は市街地から車で30分ほど移動した「少子化ノンストップ!」といえるような、幼稚園にとっては死活問題となる立地です。

    商圏分析で少子化進行をみたところ、全国の進行スピードよりもはるかに先行しており、足元の子ども人口はわずか5年で25%減少という状況です。まさに惨状。

     

     

    しかし、この幼稚園さまは園児数を維持しており、また法人全体としても業績は維持しておられます。

    つまり商圏の拡大とシェアの拡大、さらには年齢層の付加が成功しておられるわけです。

     

    幼稚園における保育付加(こども園化)、学童保育要素付加、高付加価値教育により商圏の拡大などなど。

    少子化はわかりきったことですから、経営のセオリーである生き残り策を先手先手で打たれていたわけですね。

    その一手一手が現在ではこの上なく効果を発揮しているわけです。

     

     

    学校法人であること、地方であること、この条件が揃うと大都市圏のスクールで使える

    「近隣の子ども人口が減ったら閉鎖して移転すればいい」という遊牧民族的な手法がつかえません。

     

    しかし、だからこそ、少子化進行に備える「正攻法」をつきつめることが可能なのです。

     

    そういう意味では、本当の意味で少子化対策を真剣に取り組む環境は、むしろ大都市圏ではなく地方都市に存在するように思います。(都市部だとなんだかなだといっても少子化はペースが遅い)

    なにせ危機感どころか、目の前で見る見るうちに子どもが減っているわけですから、必死さが違います。

    だからこそ、地方都市の成功モデルの中に、未来の少子化進行時の次代の経営モデルが生まれる可能性が高いかもしれませんね。

     

     

    幼稚園における、保育付加・子ども園化、学童付加

     

    学習塾における、低年齢層スクール付加

     

    子ども英会話における 学生コースの付加

     

    キッズスクールにおける多角化、キッズカルチャー化

     

    上記のような各業界の次代の経営モデルを学ぶ上では地方都市の企業様を要チェックだと思います。

     

     

     

    学習塾向けキッズカルチャー付加セミナー

    http://www.funaisoken.co.jp/seminar/314632.html

     

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    10月5日(日) 東京五反田

     

    ゲスト講師:東大セミナーグループ 取締役 阿部 賢吾氏

     

    キッズスクール開業によってグループ全体の「小学生比率」が、なんと18%から40%へ急上昇!

    開業3年間で小学生生徒数が+350名!

    低学年層の獲得による安定経営のまさにモデルだといえます。

     

     

    2014年9月12日9:45 AM
    学習塾が低年齢層獲得のためにキッズスクール開校するコツ
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    学習塾業界にとって、見込み客である「低年齢層」の獲得は重要なテーマになります。

     

    小学生が各学年生徒数30名確保できていれば、小4以上になったとき、広告なくとも塾生になってもらえる可能性があります。

    広告費削減も出来て、まさに理想的な経営スタイルだといえます。

     

    しかし、現実には学習塾業界の低学年層獲得は「中途半端な取り組み」に留まる傾向があり、小学校3年生以下は1教室あたり30名~50名以下のことがほとんどのようです。

    右脳教育、パズル、英会話、書道など様々な教材がありますが、導入しても反響はごくわずか・・・。

    ないよりかはマシ程度で止まってしまっています。

     

    学習塾業界のお隣の「子供向けの習い事教室」の業界においては、英会話教室であれば1教室生徒100名が平均になりますし、そろばん教室においても、1教室100名程度の教室は当然のように存在します。

     

    つまり、「学習塾の片手間のキッズスクール開業」と「本業でのキッズスクール」には大きな差が生まれてしまっているのです。

     

    今後は学習塾にとっても戦略的に「幼児層・低学年層の開拓」に力を入れていく時期がきています。

    中途半端な取り組みでは、低学年層の取り込みで負け組になってしまう可能性が高いのです。

     

     

    既に学習塾、個別指導塾を経営されている企業の皆様は、本格的に子供向けスクールを活性化するための施策を検討されてはいかがでしょうか?

     

    今回セミナーでゲスト講師をしていただく大分の東大セミナーさんは3年間でキッズスクール部門の生徒数が350名になっています。(4教室で)

    まさに本格的なキッズスクールは消費者に支持されるという事例です。

     

     

     

    学習塾向けキッズカルチャー付加セミナー

    http://www.funaisoken.co.jp/seminar/314632.html

     

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    10月5日(日) 東京五反田

     

    ゲスト講師:東大セミナーグループ 取締役 阿部 賢吾氏

     

    キッズスクール開業によってグループ全体の「小学生比率」が、なんと18%から40%へ急上昇!

    低学年層の獲得による安定経営のまさにモデルだといえます。