自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2021年6月4日11:13 AM
    教育業界・学習塾の経営とYoutube活用

     

     

    子ども教育現場の声を聞いていると、

    「Youtube」

    の存在感の大きさを日々実感します。

     

    しかし、いざ

     

    「Youtubeを学習塾経営・スクール経営でどう活用していくべきなのか?」

     

    と考えると、まだまだ活用方法については未成熟だと思います。

     

     

    学習塾業界の中で、Youtubeといえば「とある男が授業をしてみた」の葉一先生ですが、

    あの動画や取り組みは素晴らしいモノの、一朝一夕で同分野で企業が並び立てるものでもなく、

    モデルにしづらいのも事実です。

     

     

    一方でYoutube界隈のセオリーとしては

     

    「再生回数勝負」

     

    の価値観が根強いため、「他社のコバンザメ」や「炎上ワードに乗っかる」などの方法で再生回数を稼いで

    ひと山当てようとされる方もいます。

     

    しかし、当人たちはお気づきではないことも多いのですが、

    上記のような発想の場合、「再生回数」は多少稼げても、

    多くの場合、その視聴者は「ビジネスの顧客になりづらい」層ばかり。

    また、炎上ネタやコバンザメをやったり過激な物言いをすればするほど、

    当人や運営会社のブランド価値は低下していく…という流れになっています。

     

    「無名は悪名に勝る」は確かにセオリーですが、

    教育業界において中長期で成功をしようとすると、上記のような動き方も良策とは言えません。

     

     

    スクール・学習塾経営におけるYoutube活用の方向性としては、今後色々な動きが出てくるかと思いますが、

     

    ・Youtube上の広告の活用

    ・関連キーワードを抑える動画で網はり

    ・自社に興味がある顧客にアプローチする動画の配置(顧客の声やインタビューなど)

     

    などが、地味ですが王道になりそうな気がします。

     

    本当に地味で、再生回数も伸びませんが、かといって悪名を拡げて、

    自社のブランド価値を下げるよりかは、はるかに有効なように思います。