自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2007年8月1日10:27 PM
    時間にこだわるお客様

    アホのように東京に宿泊する機会が多い生活が続いていますが、

    食生活は東京という華やかさと無縁に「質素」&「不健康」になっています…(笑)

     

    ちなみに東京に宿泊するときの夕食の割合は、

     

    吉野家:30%

    ラーメン:30%

    コンビニでおにぎり:30%

    マックなど:10%

     

    といった感じ。

     

    ハッキリ言ってどれだけ東京によいお店があったとしても、

    22時からひとりで入れるようないいお店はありまっせ~ん。

     

    この「時間」というのと「ひとり」というシチュエーションが曲者なんですよね~。

     

    …と、ここで例によって例のごとく強引にスクール経営に話をもっていきます(笑)

     

    最近ではお客様のスクール選びにおいても同様に、

    「時間」というシチュエーションが影響していることが多くなっています。

     

    もちろんスクール選びの重要な基準は

    「スクールの雰囲気」「値段」「品質の良さ」などであることは変わりません。

     

    しかし、最近では徐々に、しかしハッキリと「通える時間帯」でスクールを選ぶお客様が増えてきています。

     

    「21時以降から受講できるスクールがここしかなかった」

    「日曜も通えるのがよかった」

    「朝の出社前に通えるのがいい」

     

    こんな具合に。

    実際に早朝から通えるフィットネスクラブがあるわけなんですよね。

     

    これは逆に「通いたいけど時間の都合が合わない」

    という理由で取りこぼしているお客様の存在があることも意味しています。

     

    最近はスクールに通うようなお金に多少余裕のあるOLさんや社会人の方は、

    仕事が忙しいことが多いためこのような傾向が増えているのでしょうね。

     

    もちろん、単純に営業時間を延ばすことがいいわけではありません。

    営業するコストと利用する消費者数とのバランスが重要です。

    もしくは、時間の都合を乗り越えることができる通信教育システムを導入することもよいかもしれません。

     

    いずれにせよ、四半期に1回は「営業時間」についての検討をしてみてもよいでしょう。

     

    2007年7月31日11:15 PM
    スクール経営では客層も商品

    世間では夏休みに突入したようで、街には小学生や中学生があふれております。

     

    私のように長距離移動が多い人間にとって、

    最も問題になってくるのは「空港」「新幹線」が非常に混雑する点(;´Д`)

     

    幸い観光地への移動はあんまりないので、

    飛行機の予約が取れにくくなるとかはないのですが、

    発着場所である空港の混雑っぷりや、帰省のための新幹線の込み具合には辟易するものがあります。

    (新しいBOSSのCMは個人的にはビンゴ!って感じでした)

     

    通常、ルールを全てわきまえているビジネスパーソンがメイン客層であるため、

    手荷物検査場や飛行機の乗り込みは非常にスムーズ。

    しかし、この時期になると不慣れな親子づれが増えるため、ひじょ~に時間がかかることが多々あります。

     

    特に先日中部国際空港を使った時の状況といったらすごいものでした(笑)

    愛知県エリアの人間は帰省とかにあまり縁がないため、そもそも観光以外では飛行機に乗る機会がない。

    そのためこの時期の中部国際空港は、「飛行機ビギナー(=田舎者?)」大集合!って感じで、

    もうしっちゃかめっちゃかな雰囲気になっていました。

     

    …まあ、仕方ないことですし、別にそれでイライラするなんてことはないのですが、

    あんまりこの時期に頻繁に空港を利用したくなくなるのは事実です(笑)

     

    ちなみに羽田―伊丹間の最終飛行機などは、出張帰りのビジネスパーソンの巣窟になっていますので、

    ディズニー帰りの親子連れの「ノイズ」感はすごいものがあります。

    「なんであんたらここに乗ってんだよ」「お土産が多いんなら新幹線使えよ」みたいな…。

     

    なお逆に沖縄への飛行機の場合、ウキウキした2人連れ以上の観光客がメインになりますので、

    ひとりぼっちでしかもスーツ姿の人間がノイズになります。

    「暑苦しいかっこうしてんじゃねえよ」「日経新聞なんて読んでんじゃねえよ」みたいな…。

    (しかも、たいていの場合はひとりで乗り込む人間は仕事の人間のみなので、必然的に隣同士になりやすい)

     

    …と、まあここまでは単なる雑感なのですが、

    日常のボヤキやきづき、中日ドラゴンズの戦略をスクール経営に(強引に)むすびつけるのが、

    このブログの主旨でもありますので、ここからはスクール経営について考えてみたいと思います。

     

    <以下、強引な切りかえ>

     

    スクール経営においても上記のような「ノイズ」が混ざることを警戒しなくてはなりません。

     

    スクール経営においての「ノイズ」というのは、

    お客様の中にまぎれこんだ「不適切なお客様」「雰囲気をぶち壊す客層」のことです。

     

    オシャレなOL向けのスクールにおいて、

    広告・外観・内装・講師など、全てを「OL」というメインターゲットにあわせたテイストに統一したとしても、

    肝心の一緒に学ぶ「隣にいる会員」が、汗臭いおっさんだったり、オタクっぽいオトコだったら、

    お客様としては全ての好意的なイメージがふっとんでしまいます。

     

    お客様にとっては「ああ、私もこんな人達の中に入って学べるんだな(゚∀゚) 」という、

    事前期待も重要な入会動機になってくるわけです。

     

    また、隣にいるお客様の雰囲気というのは、そのままスクールの居心地の良さに影響します。

     

    例えば、話題の「女性だけの30分フィットネス」がありますが、

    「女性だけの」というキャッチコピーとキレイな外観のデザインに魅かれてOLが見学に行くと、

    平日の昼間なんかは「昔キレイな女性だった方々=中高年のおばちゃん」の巣窟と化していて、

    ドン引きしてしまうなんて笑い話があるわけで…(笑)

     

    スクール経営においては「客層」も商品の一部なのです。

     

    売上を拡大させるために客層を拡げることは大切ですが、

    ノイズのような客層が混ざってしまい、既存の会員層の満足度を下げるなんてことになったら本末転倒です。

     

    是非、客層という商品力についても定期的にチェックしてみてくださいませ。

     

    2007年7月30日11:58 PM
    当たり前のことをやりきる
    CATEGORY: 日々雑感

    「当たり前のことをやりきる」

     

    簡単なようで結構難しいのがコレ。

     

    スクール内装・外観の掃除。

     

    来校者へのあいさつ。

     

    新規のお客様へのヒアリング

     

    スピード感のある資料請求レス。

     

    内容がしかりわかる業務日報。

     

    電話応対の丁寧さ&スピード。

     

    会員様のお見送り。

     

    などなど…。

     

    本人が「やっている」つもりでも、上司から見たら全然中途半端なんてこともよくあります。

     

    数字の調子が落ちてきた時は、

    販促などのテクニック論云々よりも、

    上記のような「当たり前」のことが徹底できなくなっていているケースも結構多いのです。

     

    「凡事徹底」するためには、社員の意識を常に高くしておかなければなりませんし、

    また定期的にゆるみをチェックするような管理機能も不可欠。

     

    いろいろと難しい凡事徹底までの道のりですが、数字は必ずついてきます。

     

    本当にスクールの業績を上げようと考えているならば、

    マーケット状況や販促手法を悩む前に、まず足元から固めなければなりません。

     

    2007年7月29日11:40 PM
    「惨」院選
    CATEGORY: NEWS雑感

     

     

     

    また、選挙特番のはしごをしながら3時間くらいテレビの前に座りっぱなしでした(;´Д`)

    夫婦そろってなんか選挙好きなんですよね…。

     

     

    それにしても豪快に民主党の大勝利で終わりましたね…。

     

    正直なところ、

    選挙の1週間前くらいに民主党の大スキャンダルなどが暴露されたり、

    北朝鮮問題などが火を噴いたりして、自民党の逆風をなくす仕掛けがあると思っていました。

     

    …ところが、選挙2日前に明らかになったのは、またしても赤木農相の問題(笑)

    時代は変わったなあという印象ですね~。

     

    そんなわけでノーガードで参院選に向かった結果、今回のような状況になりました。

     

     

     

    いろいろと感じたこととしては、 

     

    ・やはり「年金」とか「消費税」とかいった具合の「個人の財布」を直撃するような争点の場合は選挙の意識が高まりますね

     

    ・「姫の虎退治」、このキャッチコピーをつけた人はスゴイと思います。

    このキャッチがなければ…どうなったかわかんないでしょう。

    あとこれが大阪だったら完全に逆効果でしょうね。愛知ならば効果抜群でしょうが

     

    ・小泉前首相のもとで行われた「自民党の地方基盤壊し」の効果は覿面でしたね

    選挙の敗因のひとつで絶対に「小泉前首相の取り組み」が上げられると思うのですが…。

     

    ・片山さつきさんは「澱んだ」顔つきしていますよね(笑)

     

    ・公明党の組織票もこういった選挙情勢になるとやはり限界があるのですね…

     

     

     

     

    …色々といいたいことはあるわけですが、

    今回の選挙で一番納得いかないのは「丸川珠代候補」が当選したという点(*`Д´)

     

    この人物に投票した人の意図がわからない…。

     

    母子家庭のお涙ちょうだいストーリーがそんなにうけたのか?

    それとも「住民票問題」は知っていても、それがどういうことを意味するのか知らない人が多かったのか?

     

    どこの世界に、自分が選挙に行っていないような政治意識の低いバカを当選させる国があるだろうかと思っていましたが、日本があったわけですね。う~ん(´・ω・`)

     

    2007年7月28日6:13 PM
    カリキュラム構成のコツ

    スクールビジネスアカデミーでひさしぶりに、

    スクールの継続率アップのための現場テクニックについて熱く語る機会があったので、

    勢いそのままにひさしぶりにスクール経営についての内容を語りたいと思います。

     

    テーマは継続率アップのためのカリキュラム演出について。

     

    スクール運営においてお客様が受講するレッスンのカリキュラムが継続率を大きく左右します。

     

    カリキュラムというと、上達できるかどうかに目がいってしまいがちですが、

    スクールのお客様の継続率アップを考えると、もっと重要なポイントがあります。

     

    それは「カリキュラムの山場を定期的につくること」なのです。

     

    カリキュラムの山場とは、お客様が受講しモチベーションが上がる「山」のこと。

    つまり、受講してお客様が楽しくなるような講座内容を定期的に混ぜていくことなのです。

     

    お客様がモチベーションが上がるレッスン内容としては、次のようなものがあげられます。

     

    「上達の実感が持てること」

     

    「レッスンを受けて楽しいこと」

     

    「あこがれの技術を実践することができること」

     

    これらの内容のレッスンをうけるとき、お客様のモチベーションは大きく高まります。

    そのため、これらの要素を感じられるレッスンを定期的に行う必要があるのです。

     

    スクール経営においてよくあるカンチガイが、

    「上達」を最重要視してしまうレッスン構成をつくりあげてしまうこと。

     

    その結果、全く楽しくもない素振りや体力づくりや基礎の反復レッスンを数ヶ月間受講させられ、

    お客様のモチベーションがグングン低下していってしまうなんてケースがしばしばあります。

     

    確かに上達のためには、基礎練習は大切です。

    しかし、カルチャースクールにおいては「上達」ではなく、

    「まずは楽しく」を第一目的にしているお客様が圧倒的に多数になります。

     

    にもかかわらず、レッスン内容が数ヶ月間楽しくもない内容だったら、

    お客様にとっては絶好の辞めるキッカケになるわけです。

     

    基礎は確かに大切です。

    でも、まずは「その技術を学ぶ楽しさ」を味わってもらわなければ、

    基礎を学ぶこともままならないのではないでしょうか?

     

    継続期間が短いスクールには短いなりの理由があります。

    それは接客かもしれませんし、スクールの雰囲気かもしれません。

     

    しかし、明らかに問題があると思われる「退屈な修行型カリキュラム」は、

    早めに修正をした方がよいかもしれませんね。