お盆なのでお墓参りとかに行って、ちょっとお寺とかに縁深くなりますね。
そんなときに私はこのフレーズがよく脳裏に浮かびます。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
と、平家物語の名文句を持ち出すまでもなく、
ビジネスの世界でも盛者必衰の理ってあるんだなあとしみじみ思います。
(最近ではSONYとか西武グループとかライブドアとかいろいろですね)
ちなみに平家物語の冒頭文は
驕れる者も久しからず
ただ春の夜の夢の如し
猛き者もついに滅びぬ
ひとへに風の前の塵に同じ
と続きます。
スクール業界をふりかえってみても、
パソコン業界のアビバ、英会話業界のNOVA、代々木アニメーション、ANJOインターナショナルなど
猛き者&驕れる者(?)が久しからずのフレーズどおり、表舞台の主役から脱落してしまっています。
こうして考えてみると、成長を続けること、その拡大した組織を維持すること、
これそのものが非常に困難なのではないかと思ったりします(縁起でもないですが)。
確かに成長しなければ、変化していかなければ、待っているのは「死」あるのみです。
しかし、同じに成長を続けていき組織が大きくなっていけばいくほどに、
変化への耐性が落ち、組織崩壊の危険度が上がっていく。
つくづく経営とは難しいものだと思います…。
今、愛知県におりますがトヨタ自動車でさえいつかは没落するんだろうなあ…、なんて考えたり。
(がらにもなく休み中だとしんみり考えたりするわけです)
…暗くなっても仕方ないので、明るく気をとりなおして(笑)、ここからは宣伝です(´・ω・`)
正直なところ数十年、数百年単位で考えた時、
スクール経営がどうあるべきなのか、
平家物語で語られるような「必衰」を避けることができるのかは私にはわかりません…。
(赤福さんくらいの企業ならばわかるのでしょうか…)
しかし、上述したスクール企業のように、
「わずか数年」で消えていってしまうような原因、さらにそれを避けるための考え方は、
私なりにルール化しており、それを避けるための体制づくりに各社で取り組んでいます。
数十年後のことはわかりませんが、
少なくとも直近の10年で絶対に没落しないための「スクール経営戦略」「危険予測」ならば!
といった感じですね。
下記にご案内しているセミナーはそんな内容をお話しするつもりです。
ある程度の規模のスクール企業にとって最も重要なのはマーケティングなどではなく、
「いかに守るか」「いかに安定した体制つくれるか」だと思う今日この頃です。
ぜひ、
これから組織を大きくしていこう!
今の企業の業績を死守しなければ!
安定した成長を続けていきたい!
人材育成が今後の重要テーマだ!
とお考えの企業様の、経営者様、経営幹部様はご参加いただけたらと思います。
通常のテクニック論やマーケティングノウハウとは全く違った視点からの、
骨太な内容をお話させていただく予定です(笑)
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