自己紹介
  • 自己紹介


    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
  • 最近の記事一覧

  • ブログカテゴリ一覧

  • 最近の記事一覧
    ブログカテゴリ一覧
    カレンダー
    2024年4月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930  
    アーカイブ
  • 月別アーカイブ

  • RSS
  • 関連サイト情報

  • 2007年8月31日10:15 PM
    進化(変化)の才能
    CATEGORY: 日々雑感

    朝令暮改。

     

    通常の使われ方では「良くないこと」として扱われることが多いキーワードですが、

    経営の世界に携わるものとしては、全く逆だと思っています。

     

    経営の世界においては、

    他に正しい意見があったと思ったら、前言を撤回してもスピーディーに方向転換すべき。

    もちろん急な方向転換は現場の混乱を招くので配慮は必要ですが。

     

    ただ、間違った方向性を自分の面子、他人の都合を考えて修正しない方が、

    あとあと大きな迷惑&大きな崩壊を招くことになりかねないからです。

     

    そういう意味では1時間、1日、1週間、1ヶ月単位で発言の内容が変わる、

    考え方が変わる、経営の方向性が変わることは、

    経営幹部にとっては「常に進化を続けている」ことの証でもあると思います。

     

    これだけ時流の変化が激しい環境において、全く方針がブレない方がおかしい。

    経営者として完璧、経営幹部として完璧な人間がいるわけでもなく、

    みんな成長途中なのだから、成長に伴って考え方がかわるのは当然。

     

    …そんな風に思っています。

     

    前言や過去の行動にこだわるのではなく、現状を見据えた上で柔軟に対応する。

    この「変化への対応」という能力の高さが企業人としては必要不可欠だと思います。

     

    このあたりの「出し入れの上手さ」を最近いろいろな幹部の方の行動を通して見る機会が多く、

    そのたびに感嘆しますね( ´∀`)

     

    2007年8月30日11:28 PM
    スクール経営に効果のある販促はない

    スクール経営の集客において最もコケルのが多いケース。

     

    それは言うまでもなく継続的な「新規集客」に失敗するパターンです。

     

    オープン当初やスクールが成長期の時は、

    SEOやってたり広告を適度に掲載していればお客様は集まります。

     

    しかし、オープンから年月が経過し、競合校が増えてくれば、

    自然とスクールの反響数は減少してくるのは当然です。

     

     

    スクールの新規のお客様の反響数が減少したとき、昔のよかったときのイメージが捨てられず、

     

    「反響のある広告媒体・販促媒体」

     

    を探し続けるのがスクール崩壊への第一歩なのです。

     

    この状況に陥ったが最期、

    どの販促媒体も思ったほどの効果がでず(効果あったとしても短期になってしまう)、

    いろいろな販促媒体をジプシーのように渡り歩いた挙句、

    効果がないからといって結局販促をあまりしなくなってしまうという不幸なループが待っています。

    最期には新規客が入ってこず、今いるお客様が徐々に減少してゆっくりと死を迎えるわけです。

     

    ハッキリいって、

     

    「短期で集客できるような都合の良い販促媒体はない」

     

    わけです(;´Д`)ノ

     

    そんな都合の良い媒体があったら全てのスクールがすぐに活用して、

    結局すぐに効果がなくなってしまうのがオチ(K&Mなんてまさにこのストーリーでダメ媒体になった)。 

    その事実に気づかなければなりません。

     

    では、新規集客はどうすればいいのか?

    他校が真似しないような媒体を使えばいいのです。

     

    他校が真似しないような媒体とは何か?

    それは「短期的に効果が出ない媒体」です。

     

    短期的には目立った効果はないが、長期的には確実に効果のある媒体を活用できるかどうか?

     

    これが重要なのですね。

     

    なんかトンチっぽくなりましたが、わからない方は直接聞いてくださいませ~。

     

     

    <お知らせ♪> 

    スクール向けの最新セミナーのご案内はコチラ!

    今年のテーマは「長期的に成長を続けるためのスクール戦略の考え方」!

     

    2007年ブランドスクールセミナー ~長期安定スクールのつくり方~ 

     

     

    2007年8月29日11:12 PM
    スクール会員数の頭打ち現象
    CATEGORY: 日々雑感

    今日はまたまたメルマガからの抜粋です(笑)

    セミナー1週間前なのでセミナー告知も兼ねておりました。

     

    ちなみに今回のセミナーテーマである「長期安定成長スクールのつくりかた」。

    ハッキリ言って賭けみたいなものでした(笑)

     

    テーマとしては一番今話したい内容ですし、

    多くのスクール経営者・経営幹部の方に聞いていただきたい内容。

    でも、テーマが地味な上に、一般ウケしないので反響が全くないのがこわかったんですよね~(´・ω・`)

     

    もっと攻撃的に「マーケティング」や「広告手法」などをお伝えすれば、参加者は増えるのですが…。

     

    今回のようなテーマが心の琴線に響くようなスクールさんがどれだけいらっしゃるのかを知りたかったわけです。

     

    ちなみにフタを開けてみると…。

    案の定セミナー参加社数は通常セミナーに比べ少なめ(‘A`)

    しかし、やはりテーマがテーマだけあってこちらがビビってしまうような企業さんがいらっしゃいますね。

     

    話す側も気を引き締めなければなりませんね。

     

    それではメルマガ内容をお楽しみくださいませ~。

     

    >>>>

     

    スクール経営をしていくなかで、

    ある一定の利益を出せる体制を構築できたとします(単月黒字達成など)。 

    この段階でひとまずスクール経営としての第一段階はクリアですので、

    通常、従来の経営スタイル(=ビジネスモデル)を継続し一連の流れを繰り返せば、

    さらに生徒が増え利益も増えてくると考えてしまいがちです。 

    「1年間で生徒数が100名まで増えたのだから、あと1年がんばれば生徒数は200名になるだろう!」 

     

     

    しかし、この発想は実は間違いであるケースが多いのです。 

    なぜならスクールの生徒数の増大には「市場規模の限界」「継続期間の限界」などが

    頭打ち要素として存在するからです。 

     

    このような様々な成長を抑制する要素が存在するのが、

    スクールビジネスが小売業などと大きく異なる点です。 

    拡大再生産だけでは成長を達成することが困難なのです。 

    前回のレポートでもご説明したように、

    「100名スクールを維持できるビジネスモデル」と

    「200名スクールのビジネスモデル」は全く別物になってしまうのです。

     

    そういう意味では、100名程度の運営のためのビジネスモデルは、

    拡大にあたって根源的に限界を持っているといえます。 

    (スクール分野によってこの100名などの数字基準は変わりますが、一定の数で頭打ちを迎えるのは同じです) 

    成長を抑制する要素として「市場規模の限界」「継続期間の限界」が存在すると上述しましたが、

    これらの要素を解決することでスクールの成長を次のステップに乗せることが可能です。 

    「市場規模の限界」に関しては「商圏の付加」「商品の付加」「客層の付加」などのいずれかの形。

     

    「継続期間の限界」に関しては「目的付加による継続期間延長」「新規客獲得での一点突破」などの形が

    解決策で考えられます。(事例など詳しくはセミナーの中でお話いたします) 

     

    いずれにせよ迫り来る「スクールの頭打ち現象」を解決するために

    従来と全く別の取り組みが求められるということなのです。 

     

    皆様のスクールでは「スクールの頭打ち現象」という落とし穴に気づかれていますか? 

    成長の限界を見極めながら適切に対応することも、スクールの安定経営のためには必要なのです。 

     

     

     

    <お知らせ♪> 

    スクール向けの最新セミナーのご案内はコチラ!

    今年のテーマは「長期的に成長を続けるためのスクール戦略の考え方」!

     

    2007年ブランドスクールセミナー ~長期安定スクールのつくり方~ 

     

     

    2007年8月28日11:37 PM
    23時まで野球中継
    CATEGORY: 日々雑感

    夜遅いですし、明日朝早いのでくだらない小ネタを…(笑)

     

    関西ローカルネタですが…。

     

    本日阪神は甲子園にて広島と試合。

    12回の延長戦にまでもつれこむ長時間の試合展開。

    私が自宅に帰ってきたのが22時30分くらい。

    ハイ!まだテレビ中継やっています(笑)

     

    そうなんです。

    関西圏では「サンテレビ」という地方テレビ局が甲子園の全試合の放映権を持っているようで、

    試合開始から試合終了まで、どんなに試合が長引いて延長に入ったとしてもテレビ中継をするという、

    プロ野球ファンにはたまらない環境が整備されているのです。

    そんなわけで本日は23時までテレビ中継していました(笑)

     

    阪神ファンの定着にはこんな要素もあるのでしょうね。

    ぜひ大阪出張で甲子園で試合のある日は3チャンネルをご覧下さいませ。

    バリバリ阪神よりの解説で試合終了まで楽しむことが可能です~。

     

    ちなみに愛知県にはこのような気骨あるテレビ局はありません…。

     

    ちなみにこのサンテレビ。

    阪神ファンの中では本当に感謝感謝の存在のようでして、次のようなエピソードがあったそうです。

     

    ある阪神が負けた試合終了後、

    暴徒と化したファンがテレビ局のカメラに対して「撮るな~!」ってな具合につっかかってたそうな。

     

    その際、サンテレビのカメラだけは、ファンの中でも、

     

    「ちょっと待て!こいつらは味方やんか」

     

    と守ってもらえたそうで(笑)

    チャンチャン♪

     

    2007年8月27日10:16 PM
    スクール拡大の落とし穴
    CATEGORY: 日々雑感

    以下、メールマガジンの内容の抜粋ですが、

    東京会場のセミナー開催日まで1週間なのでちょっとご案内です(笑)

     

    長い文章ですが「複数拠点展開によるビジネスモデルの崩壊」についてご説明しています。

    (なお1拠点でも「頭打ち」という現象があり、ビジネスモデルを変革させる必要はあるわけですが、これについては本日配信のメルマガで記載)

     

    <以下メルマガより抜粋>

     

    優秀なオーナー・経営者の方がおられ、 生徒数は順調に集まり、

    1校ベースでは十分な利益が上げられるスクールがあったとします。

     

    1校だけでもスクールビジネスにおいて安定した利益を上げることはなかなか難しいものですから、

    利益化できているだけでも立派なことですし、この段階ではこのスクールの集客―入会―継続という流れ、

    つまり「ビジネスモデル(1校)」は確立できているといえます。

     

    1校で十分な利益が上げられている。 お客様は安定した集まってきている。

    目の前にあるスクールが上述したように好調な場合、次のステップで企業拡大を考えると「新規出店」という選択肢になります。

    「現状成功しているビジネスモデルがあるのだから、それを複数拠点に展開していけば成功するだろうし、売上は拠点数分だけ増加する」のですから、新規出店戦略自体に間違いはありません。

     

    むしろ企業を成長させるためには必要不可欠な新規出店になります。

     

    そのため1拠点で成功しているビジネスモデルを持っている企業が新規拠点展開を各都市に進めていくと、

    数年のうちにトントン拍子に売上が2~3倍になるなんてケースが多いようです。

    拠点の展開に成功し、売上が3倍程度になれば、「このペースで拠点数をさらに2倍、3倍に増やしていけば…」という発想も浮かんでくると思います。

    しかし、ここからの拡大戦略に「大きな落とし穴」が空いているのです。

     

    この「落とし穴」の正体が「ビジネスモデルの崩壊」なのです。

    つまり「1拠点で成功しているビジネスモデル」と「複数拠点を展開する際に成功しているビジネスモデル」とは似ているようですが、大きく異なる点が多数存在すること。

     

    さらに年月が経過し、拠点展開して成功していた際には、当該分野のライフサイクルが成長期だったのが、展開期・安定期に突入していってしまい、「成長期のビジネスモデル」から「展開期・安定期のビジネスモデル」への転換が必要になっていること。

     

    このふたつの理由によって、多数の拠点展開をしていく中では、

    従来の成功要因であった「1拠点のビジネスモデル」そのものが、通用しなくなっていくのです。

    まさに「(従来の)ビジネスモデルの崩壊」です。

    拠点数が増えれば、売上が倍数的に増加するだけではなく、

    実は「複数拠点を持つことによる間接コスト」が乗数的に増加してしまうのです。

    また、年月が経過することによって「ビジネスモデル自体の変化」も必要になってくるのです。

     

    これらの事情を知らないままに、アメーバー的に1拠点ビジネスモデルを多数展開し急速に売上を増加させるだけでは、新しいビジネスモデルを構築できず、恐ろしいスピードで新興勢力に取って代わられてしまうのです。

     

    しかし、決してスクール企業において成長戦略自体が「悪」というわけではありません。

    成長に伴って必要になってくる「ふたつのビジネスモデルの変化」への対応準備をしているかどうかが重要なのです(時流適応と複数拠点化)。

     

     

    <お知らせ♪> 

    スクール向けの最新セミナーのご案内はコチラ!

    今年のテーマは「長期的に成長を続けるためのスクール戦略の考え方」!

     

    2007年ブランドスクールセミナー ~長期安定スクールのつくり方~