2007年8月31日10:15 PM
CATEGORY: 日々雑感
朝令暮改。
通常の使われ方では「良くないこと」として扱われることが多いキーワードですが、
経営の世界に携わるものとしては、全く逆だと思っています。
経営の世界においては、
他に正しい意見があったと思ったら、前言を撤回してもスピーディーに方向転換すべき。
もちろん急な方向転換は現場の混乱を招くので配慮は必要ですが。
ただ、間違った方向性を自分の面子、他人の都合を考えて修正しない方が、
あとあと大きな迷惑&大きな崩壊を招くことになりかねないからです。
そういう意味では1時間、1日、1週間、1ヶ月単位で発言の内容が変わる、
考え方が変わる、経営の方向性が変わることは、
経営幹部にとっては「常に進化を続けている」ことの証でもあると思います。
これだけ時流の変化が激しい環境において、全く方針がブレない方がおかしい。
経営者として完璧、経営幹部として完璧な人間がいるわけでもなく、
みんな成長途中なのだから、成長に伴って考え方がかわるのは当然。
…そんな風に思っています。
前言や過去の行動にこだわるのではなく、現状を見据えた上で柔軟に対応する。
この「変化への対応」という能力の高さが企業人としては必要不可欠だと思います。
このあたりの「出し入れの上手さ」を最近いろいろな幹部の方の行動を通して見る機会が多く、
そのたびに感嘆しますね( ´∀`)
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