本日はとあるスクールさんの月1営業会議に出席。
全国から集まってきた各校の責任者の方の前で、セミナー(研修?)の時間をいただきました。
聴講人数はおよそ50人(!)。
テーマが
「幸せな人生をおくるために、自分の10年後以降の姿を想像して、今の仕事を考えよう」
という、通常今時の若い人があえて考えないようにする&あまり意識しないことを、
あえて突っ込むという内容だったので、反応が非常に微妙だったのが残念…。
なんというか夏休み中の花火大会の夜に「宿題やっているか?」と聞かれるかのような雰囲気(笑)
自分の人生と向き合ってもらわないと、
ビジネスの世界でのここぞの場面での馬力って違うんだけどなあ…(´・ω・`)
伝え方が悪かったのでしょうね…。自分もまだまだです。
意外かもしれませんが、講演やセミナー、研修などを実施する時、
本当にコチラの真意を伝えて最高のパフォーマンスを出そうとすると、
私の中の限度人数は
「10名」
だったりするわけです。
このくらいの人数ならば、参加者の方の表情をひとりひとり100%把握しつつ、
相手の興味の度合いに応じて内容を微妙に修正したりして、
まるで対話をしているかのような一体感をもって、こちらの意図を120%伝えられることが多い。
(だから安心も出来る)
それ以上の人数になると内容を伝えることはできるけれど、
それが効果があるかどうかは、完全に聞き手のスタンスにゆだねられるといった怖さがあります。
(これはある種ドキドキです)
一方的に情報を伝えるというスタンスも悪くはないのですが、
私は結構小心者なので、相手の反応や心理を読み取りながら話すのが向いているようです。
基本、セミナーや研修を対話だと考えているからでしょうね。
ただ、これは悪癖だともいえます。
例えば部下との会話で
部下:「セミナーの理想の参加人数って何人ですか?(゚∀゚) 」
私 :「10名…(´・ω・`)」
部下:「…。20名じゃ多いですか?(‘A`)」
私 :「無理じゃないけど、表情が読めなくてツライかも(´・ω・`)」
部下:「…(´ロ`;) (このヘタレめという微妙な沈黙)」
なんてことがあったりするからです。
本来はウチの会社ではセミナーも有料の商品なので参加人数は参加者の理解度はさておき、
とにかく参加者は多い方がいいって発想もあるわけですが、個人的にはそれがよしとできない…。
どうしても参加者の満足度を優先してしまう。
品質的には問題なくとも、企業的には問題大有りです。
だから、せめて50名くらいの参加者に対して、
一体感を持った最高の講演・セミナーができるようにならないといけませんねぇ…。
今日はそれを痛感いたしました。
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