自己紹介
  • 自己紹介


    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
  • 最近の記事一覧

  • ブログカテゴリ一覧

  • 最近の記事一覧
    ブログカテゴリ一覧
    カレンダー
    2024年5月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
    アーカイブ
  • 月別アーカイブ

  • RSS
    [前日の記事] «
    [翌日の記事]  »
  • 関連サイト情報

  • 2007年8月22日10:32 PM
    スクール会員数の「入退バランス」
    CATEGORY: 日々雑感

    「入退バランス」

     

    スクール経営を語る上で頻繁に私の口から発せられる単語がコレです。

     

    まったく難しい意味ではなく、単純に月謝制のスクールの場合に、

     

    月の入会者数―月の退会者数 

     

    の数値が正の値なのか、負の値なのか、そのバランスを表す数値です。

     

    当然この数値がプラスならば、スクールの収益源である在籍生徒数が増えるため、

    生徒数が増えている&売上がアップしている状況。

    逆にこれがマイナスならば、生徒が減っている&売上が減りつつある状況。

     

    つまり安定したスクール経営をしていくうえでは、

    この入退バランスを常にプラスにし続けるくらいの気構えが必要なわけです。

     

    …と、まあ当たり前のことです。

     

    しかし、このような当たり前のことをついつい忘れてしまうケースが、

    スクールの新規開業やブームなどで集客が多い時は多かったりしてしまうのです。

     

    「とにかく新規の集客を増やせばいい( ゚Д゚)」

     

    なんて考えるばっかりに、ドンドン湯水のように退会者数が増えていることにきずかず、

    気づいたときには新規が集まらなくなっている…なんてことがあったりします。

     

    まさに覆水盆に還らず。

     

    このパターンは大手の英会話スクールさんのように、お客様からのクレームも頻発したりします。

     

    新規入会30名 -退会者数20名 = 在籍制10名

     

    これは新規が集まっているから成り立つ数字です。

    逆に言えばブームが去って新規が集まらなくなれば、このような状況は崩壊します。

    「たくさん入るからたくさん出て行ってもいい」という状況は危険極まりないのです。

     

    単純に入退バランスがプラスかどうかだけではなく、

    その内訳(特に新規入会者数は逓減していきやすい)こそが重要なのです。

     

     

     

    <お知らせ♪> 

    スクール向けの最新セミナーのご案内はコチラ!

    今年のテーマは「長期的に成長を続けるためのスクール戦略の考え方」!

     

    2007年ブランドスクールセミナー ~長期安定スクールのつくり方~