自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2007年8月23日11:47 PM
    対話型研修のススメ
    CATEGORY: 日々雑感

    本日はとあるスクールさんの月1営業会議に出席。

     

    全国から集まってきた各校の責任者の方の前で、セミナー(研修?)の時間をいただきました。

    聴講人数はおよそ50人(!)。

     

    テーマが

    「幸せな人生をおくるために、自分の10年後以降の姿を想像して、今の仕事を考えよう」

    という、通常今時の若い人があえて考えないようにする&あまり意識しないことを、

    あえて突っ込むという内容だったので、反応が非常に微妙だったのが残念…。

     

    なんというか夏休み中の花火大会の夜に「宿題やっているか?」と聞かれるかのような雰囲気(笑)

     

    自分の人生と向き合ってもらわないと、

    ビジネスの世界でのここぞの場面での馬力って違うんだけどなあ…(´・ω・`)

    伝え方が悪かったのでしょうね…。自分もまだまだです。

     

    意外かもしれませんが、講演やセミナー、研修などを実施する時、

    本当にコチラの真意を伝えて最高のパフォーマンスを出そうとすると、

    私の中の限度人数は

     

    「10名」

     

    だったりするわけです。

     

    このくらいの人数ならば、参加者の方の表情をひとりひとり100%把握しつつ、

    相手の興味の度合いに応じて内容を微妙に修正したりして、

    まるで対話をしているかのような一体感をもって、こちらの意図を120%伝えられることが多い。

    (だから安心も出来る)

     

    それ以上の人数になると内容を伝えることはできるけれど、

    それが効果があるかどうかは、完全に聞き手のスタンスにゆだねられるといった怖さがあります。

    (これはある種ドキドキです)

     

    一方的に情報を伝えるというスタンスも悪くはないのですが、

    私は結構小心者なので、相手の反応や心理を読み取りながら話すのが向いているようです。

    基本、セミナーや研修を対話だと考えているからでしょうね。

     

    ただ、これは悪癖だともいえます。

    例えば部下との会話で

     

    部下:「セミナーの理想の参加人数って何人ですか?(゚∀゚) 」

     

    私 :「10名…(´・ω・`)」

     

    部下:「…。20名じゃ多いですか?(‘A`)」

     

    私 :「無理じゃないけど、表情が読めなくてツライかも(´・ω・`)」

     

    部下:「…(´ロ`;)  (このヘタレめという微妙な沈黙)」

     

    なんてことがあったりするからです。

     

    本来はウチの会社ではセミナーも有料の商品なので参加人数は参加者の理解度はさておき、

    とにかく参加者は多い方がいいって発想もあるわけですが、個人的にはそれがよしとできない…。

    どうしても参加者の満足度を優先してしまう。

     

    品質的には問題なくとも、企業的には問題大有りです。

     

    だから、せめて50名くらいの参加者に対して、

    一体感を持った最高の講演・セミナーができるようにならないといけませんねぇ…。

     

    今日はそれを痛感いたしました。

     

     

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