自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年1月28日5:46 PM
    日本ネイリスト協会様にて講演します
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 

    船井総研の犬塚です。

     

     

    この度、日本ネイリスト協会様にて講演させていただくことが決定いたしました。

    日程は下記の通りとなります。 

    東京会場:2月13日(木) 

    大阪会場:2月24日(月)

     

    今回はJNA認定校のみのご参加を承っております。 

    是非、JNA認定校の方はご参加していただければと思います。

     

     

     

    日本ネイリスト協会様は、様々な活動を通してネイル業界の健全な発展を目的とされ、特にネイルに関する技能研修や資格認定などを通じて、ネイルの普及とネイリストの技能向上に努められており、現在では認定校が日本全国に350校以上あられる協会様です。 

    http://www.nail.or.jp/

     

     

    年末に食品の不正表示やクール便の常温配達といったニュースがありました。 

    スクール・学習塾業界において、この問題は対岸の火事ではなく、近い将来スクール業界でも似た問題がニュースになる可能性があります。

     

    現在、スクール業界の販促における表現方法は自由度が高く、根拠や実績が無くとも、ターゲットの興味・関心を引くような打出しをしている企業様が多く見られます。

     

    今後、この一種の誇大広告に規制がかかり、実績や裏づけのあるものしか広告・PRできなくなる可能性があります。

     

    これらのことを考えたときに、現在「外部への集客のみだけではなく、内部充実」が非常に重要になってきます。

     

    ここにおける内部充実とは、商品のことを指し顧客が満足できるサービスを提供できるか否かということになります。 

    例えば、「英会話スクールですと、本当にそのスクールに通うと英語が話せるようになるのか?」などが今後問題になる可能性があります。

     

    そのため、消費者は一定のサービスを提供をしてくれる実績のあるスクール、又はそれが保証されている認定校に集中することが予想されます。

     

    日本ネイリスト協会様は、これらの内部充実の重要性をすでにご理解されており、技術から経営において、内部セミナーや研修に非常に注力されております。

     

    是非、皆様の企業様も”内部充実”という点に関して、今一度見直していただければと思います。 

     

     

     

     

    2014年1月27日9:36 AM
    パソコンスクール経営の未来について

     

     

    意外と気づいている方は少ないのですが、パソコン教室・パソコンスクール業界はこれから10年間で大きなターニングポイントを迎える業界といえます。

     

     

    現在、業界の中で最もシェアが大きい「シニア向け」のパソコン教室。

    このシニア向けのパソコン教室業界自体が、今後徐々にマーケットが縮小し、成立しないケースが増えてくるからです。

     

     

    高齢化社会ならばシニア向け教室は市場が増えるはずでは?

     

    と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

    高齢化社会といっても地方都市においては人口の減少自体が進んでしまっていますし、

    また、今後増えてくるシニア世代は「既に基本的なパソコン操作ができる」世代ですから、従来のような「基本操作を教えます」「基礎から教えます」といったスタンスのパソコン教室では対応が難しいのです。

     

    月謝に加えて3000円もする高いテキストを買わされ、ワードの基本操作からやらされる教室に、ある程度のパソコンが使える層は魅力を感じてくれません。

     

     

    こうした時代背景の中で、パソコン教室経営を安定して継続していくためには、いくつかの進化をしていかなければなりません。

     

    1.広商圏からの客層獲得

    2.シニアだけでなく、若年層や主婦層の資格取得層も獲得

    3.ビギナー対象の基本操作講座だけではなくライトユーザー対応の講座の品揃え対応

    4.時間がない、基礎からは嫌といったユーザー向けのコース対応

    5.「習う」層以外の客層を獲得

     

    こうした進化を徐々に進めているパソコン教室が全国各地に生まれつつあります。

     

    2月のスクールビジネスアカデミー(大阪会場)では、上記のような取り組みを進めているパソコン教室の皆さんの事例がお聞きできるので私も非常に楽しみにしております。

     

     

     

     

     

    スクールビジネスアカデミー大阪会場:パソコン教室向け勉強会

     

    【大阪会場】 2014年2月20日(木)10:30~15:30(受付10:00~) 

    (株)船井総合研究所 大阪本社

     

    http://www.funaisoken.co.jp/seminar/514051.html

     

    パソコン教室の春戦線向けの4大施策について熱く情報交換を行います!

     

     

     

    2014年1月26日7:59 AM
    小さなところからでも世の中は変えられる?
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    昨日は大阪でコンサルティング。

     

    こちらの企業様では今年の春から「理数系好きの子供を育てたい!」という想いのもと、

    プログラミングやロボット教室が組み合わさったスクール商材の開発をチャレンジしておられます。

     

    ザクッといいますと、通常のイベント的な理科実験やロボット教室イベントよりも、かなり高単価の商材をつかって、「お持ち帰りできない」けど、その分高度なロボットやプログラミングまで学ぼうというシロモノです。

     

    月謝1万円オーバーなので比較的ターゲット層が限られる高級商材よりですが、教育効果が楽しみなものになります。

     

    最近、個人的に自分の役割として感じているのは、日本全国各地に眠る「良い教育商材」を開拓して、それを全国に広めるお手伝いをするのも、船井総研という企業にいるからこそ、自分にできることなのだということ。

    ・・・あと、逆に悪質なFCは衰退するように啓蒙していくべきなのでしょうが。

     

     

    ご逝去された船井幸雄最高顧問も、「収益性」から「教育性・社会性」(ここでいう教育性というのは教育業という意味ではありませんが)とおっしゃっておられました。

    自分のお仕事も社会性を意識していく段階にも入っているように思います。

    世の中を小さな形でも変えていければいいなと。

     

     

     

    余談ですが、ちなみに、私は昨年までは朝食は「ごはん派」でしたし、妻がパン好きなのでパンを食べるときも普通の食パンを食べていました。

    しかし、昨年、あるベーカリー関連の企業様とお仕事をさせていただいた際、

    「普通の食パンに比べて、100円程度お支払いいただくだけで、とても美味しい朝食のパンが食べられる。こうした「小さな贅沢」を大切にしたい。それで心も豊かに出来る」という主旨のメッセージを聞いて、いたく感動し、それ以後、朝食を食べるときはベーカリー店の食パンにシフトしました(笑)(ごはんも時々食べますが)

     

    これは私の家での朝食を今後5年間、250日とすると1250回のシェアが、ごはんからパンでしかもベーカリー店のパンにシフトしたことを意味します。

     

    小さいけど世の中変化していますよね。

    こうしたコツコツした世の中に影響を与えるお仕事ができればいいなと思います。

     

     

     

     

     

    2014年1月25日9:06 AM
    スクール・教育ビジネスFCの問題業者の見抜き方
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    このブログをご覧の方の中には、新しくスクール開業をされようとする方や、

    新規事業のためにFC加盟を検討される方がいらっしゃるかと思いますので、

    今回はそんな方々向けの内容です。

     

     

    まず、前提としてスクール・教育業界で「FC」加盟を考える際には、かなり注意しなければなりません。

     

    業界全体として、FCのビジネスが醸成されておらず、単に「直営校が儲からないから」といった理由でFCビジネスに参入しているような企業が多いからです。

    私の経験上では、良質なFC本部企業さんはかなり少数です。

     

    むしろ、スクール・教育業界においては「商材提供」「教材販売」といった形の方が主流で進化してきたといえます。まあ、こちらも悪質なものはありますが・・・

     

    前回の多角経営セミナーで「問題のあるFC企業・商材の見抜き方」をご説明したところ、とても参考になったという声がありましたので、その中の項目を少しご紹介です。

     

     

     

    悪質なFCの見抜き方 その1

     

    直営校の実績がない。もしくは限られた商圏範囲のみの成功事例しかない。

     

    →実際に自分達が成功していないビジネスモデルを販売しているといったマズイケースです。

    また「直営校がこれだけ成功しています!」といっても、地方で競合がないケースや、先行者利益のみで成功したケースなど、恵まれた条件下のみでの成功例はあまり参考になりません。

     

    直営校の実績が多種多様な条件の中で成功事例がなければちょっと不安ですね。

    また成功事例のモデルが「生徒数」のみになっているタイプも要注意です。

    実際のところ売上と収益性がどうなっているかわかりませんので。 

     

    悪質なFCの見抜き方 その2

     

    その企業のスクール名を検索すると直営校の「生徒向け」ではなく、「企業向け」つまり、FC加盟検討者向けのページメインで立ち上がる

     

     

    →これもその1と関連してかなりマズイタイプです。

    自社のメインの売上やターゲットが「企業」になってしまっているわけです。

    自分達が消費者向けの通常のビジネスに本気にならずに、加盟校集めだけ真剣にやっているというのは全くNGだといえます 

     

     

    上記2点、普通に考えれば「当たり前」といえるものですが、

    実際スクール・教育業界においては、この条件を満たしていないようなFCが多いのも事実です。

     

    ご参考になればと思います。

     

     

     

    2014年1月24日8:57 AM
    スクール業が「スクール」であり続けることの課題
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    昨日のコンサルティングの中では、今年1年間の企業様の各事業部の活性化策の方向性をまとめていく中で、

     

    「スクール業界の大きな課題」

     

    について話が出ました。

     

     

    それはスクール業が「教える」ビジネスであるため、

    どうしてもお客様としては「抵抗感」が生まれてしまう点。

     

    特に人生経験が豊富なシニアの方にとっては、「いきなりできない人間扱いされる」ということ自体に抵抗感を覚える層が少なからずいます。(もちろん抵抗感がない方も多数いらっしゃいますのでスクールに通ってくださっている方がいるわけですが)

     

     

    この生徒と先生の関係、教える側と教えられる側との関係。

    ここから起因する課題を解決=お客様のプライドを守りながら、新しい関係性を構築できなければ、スクール業界にとって新しい顧客層の開拓をするのは難しいでしょう。

     

     

    フィットネスクラブとスクールビジネスの会員数が絶対的に異なるのはこの点にも理由があります。

     

     

    これからの高齢化社会で、目の肥えた団塊の世代が通いたくなるスクールの存在は、

    「スクールの枠組みを超えたスクール」であるのでしょう。

     

    そんな次の時代への大きな突破口が見えた1日でした。

     

    こうした次代が見えるコンサルティングというのはとても楽しいものです。