自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年3月18日8:13 AM
    師匠からのお言葉:「数字意識を持つ」という当たり前の徹底

    昨日のコンサルティングの中で、私の先生とも言える経営者様の方から、改めて戒めとなるお言葉をいただきました。

     

    「教室経営をやっている以上、『生徒を集める』ということがまず第一でなくてはいけない」

     

    「スタッフ一人一人が現在の生徒数や春の入会者数をいえないような数字意識では結果はついてこない」

     

    こうした発言を、生徒や保護者満足、教務クオリティに尋常ではないこだわりを持つ経営者様がおっしゃるので説得力がすごいのです。

     

    この数字意識を全社員・全スタッフが持つという当たり前を忘れては、春戦線は勝てないですよね。

     

    数字を意識した努力と、意識しない努力の質は歴然とした差がありますよね。

     

    みなさんの教室では大丈夫ですか?

    こうした当たり前を徹底し続けるのが経営の難しさですね。

     

    2014年3月16日3:53 PM
    船井総研に入社する動機
    CATEGORY: 日々雑感

    先週、今週と、弊社の中途採用フェアに出席して、色々な方と面接をしました。

     

    経験豊富で、とても魅力的な人物にも合えましたので、縁があれば一緒にお仕事できればと思っています。

     

    「船井総研で働く」という動機についてですが、

    正味の話、「給与や待遇」を求めるのであればNGかなと思います。

     

    一般的に言う、外資系のコンサルタントや一般的なコンサルタント会社と比較すれば、弊社の待遇はかなり差があります。よく言われる年収1~2000万という「コンサルタント」イメージの年収はもらえません。

    (活躍すれば可能性はありますが、入社当初は・・・)

     

    また、ワークライフバランスを重視するのであれば、それもNGかなと思います。

    やはり、常に我々はお客様のことを考えて勉強&仕事し続けなければいけませんからね。

     

    そんな中で船井総研に入社する動機の最もベストなものは、

     

    「業界を変えていく」

     

    「世の中に変化を起こせる」

     

    こうしたものなのではないかと思います。

    これは船井総研ならではのものであり、最大の楽しさのひとつなのではないかと。

     

    船井総研の関係先の企業様の多くは、業界のリーディングカンパニーであったり、企業規模が小さくても、名前は知られていなくても、斬新な取り組みや素晴らしい取り組みをされている企業様が多数です。

     

    そんな方々と出会い、応援することで、業界の流れが大きく変わり、お客様がより幸せになるビジネスモデルが生まれたりするわけです。

    (あくまで黒子としてですが)

     

    そんなやりがいを求めている人には船井総研はおススメかもしれません。

     

    2014年3月11日8:22 AM
    業界事情を知るコンサルタントが考える学習塾の選び方~個別指導塾編~
    CATEGORY: 日々雑感

    前回の子どものスクール・習い事教室選びの基準について、あまりにもフワッとしすぎていたとの声をいただきました。

     

    そこで、今回は具体的にテーマを絞って選び方を書いてみたいと思います。

     

    今回のお題は「学習塾・個別指導塾」編です。

     

    愛息が大きくなったときに、業界関係者である私がどんな点をチェックして塾選びをするかの想定だと思ってください。

     

    まず「個別指導塾」という前提ですが、これについては愛息が

     

    残念ながら学校の勉強についていけない・・・(補習系の普通の個別指導塾)

     

    または

     

    部活で活躍しすぎて集団指導塾に通えない

     

    または

     

    あまりに優秀すぎて駅前にマクドナルドもない地方都市の学習塾では対応できない

     

    といったケースで活用を考えると思われます。

     

    家庭教師の活用は基本的にはなし。個別指導塾に比べてハズレを引いたときのリスクが大きいからです。(個別指導塾はちゃんと教室長が全てを責任持って管理するので)

     

    うれしいことに「優秀すぎる」ケースの場合は、個別指導塾の中でもレアである「進学個別」色の強いところを選び、さらにその中でも学歴か講師経験が豊富な人間をあててくれるところを選ぶでしょう。

    ただし40代以上の個別指導塾の講師は、別の意味で辞退したいところでありますが。

     

    その他のケースの場合は、まず優先順位としては

     

    1.地元の実績ある老舗塾の個別指導塾形態

    2.地元の老舗塾の個別指導塾形態

    3.FCの個別指導塾

    4.3拠点以下の独立系個別指導塾

     

    となります。これは、会社としてのサポート・フォロー体制や教務マニュアルの有無を前提としてジャッジするからです。

     

    しかし、上記の優先順位で塾選びをしますが、それが全ての決定要因にはならず、上位から回らせてどんな講師を当ててくれるかでジャッジします。

    そういう意味ではFC系でも頼れる社員の責任者クラスがあたるのであれば逆転もありです。

     

    ここが個別指導塾選びのポイントで、「誰が見てくれるのか」がすごく重要なのです。

    その誰がというのも、「講師」と「責任者」の2軸で見なければいけません。

     

    どちらかが変更になるのは仕方ないというか、ある意味大学生の場合はよくあるので、重要なのは片方が異動になった場合、どれだけフォローできるかということになるのです。

     

    なので、私だったら「担当講師の学歴、年次」「いつまでバイトやるのか」「成績アップの本質は何と考えるのか」などの質問をしてみたいところ。

    ここで「講師はかわりますから・・・」など責任者が曖昧にはぐらかそうとするのであれば、完璧にNGです。

    その人はサラリーマンとして責任者やっているでしょうから。

     

    ちなみに少なくとも私の関係先では、上記の質問をなげたときに、少なくとも教室長は誠意を持って応えてくれることは間違いありません。良い教室長はそれだけしっかりしているのです。

     

    そんな感じで、教室長と講師の担当レベルを見ながら塾選びをするという感じですね。

    子どもの人生の師にもなりうる「先生」はしっかりと選んであげたいと思っています。

    吉田松陰にしてもそうですし、アレクサンドロス3世とアリストテレスなどの例を見ても、先生選びって重要かなと。

     

    もちろん、愛息からすれば「友達が行っている塾がいい」とか言い出すでしょうが、それもいいでしょう。

    ただし、「友達と通うために塾に行く」という本質とズレた要望を通す以上、小遣い半額カットという条件をつきつけると思われます。あとは本人がどう選ぶかですね。

     

    以上、リアルな個別指導塾の選び方でした。

     

    次回は集団指導の進学塾の選び方でも書きましょうか。

    いつになるかわかりませんが・・・

     

    2014年3月6日10:52 AM
    子どもの塾・習い事教室の選び方
    CATEGORY: 日々雑感

    本日は少し経営から離れたエンドユーザーとしての話題を。

     

    職業柄、保護者の方から「どこの塾を通わせるべきか」「何の習い事をさせるべきか」などの質問を受けます。

     

    それに関連して「塾や習い事教室の選び方」について業界人としての考察を書きたいと思います。

     

    まず「どこがベストな塾や教室か」という問いかけについては、非常に返答がしづらいのが実情です。

     

    なぜなら担当する講師や拠点の責任者によってかなり格差があるからです。

    また、営業段階の雰囲気や体験だけで選ぶのもNG。営業上手なだけの講師にひっかかる可能性もあります。更に言えば、少数の中の良い保護者のクチコミも信頼を過剰に寄せてはいけない。

    たまたま、その保護者とお子さんとその先生の相性が良いだけの可能性もあるからです。

     

    ただ、逆の発想からすると、各業界・各ビジネスモデルについて目的によっては

     

    「この会社だけは止めておいた方がいい」

     

    というタイプの企業やビジネスモデルがあるのは事実でして、例えば子どもを英会話嫌いにしたくないのであれば、どこの英会話教室でもいいでしょうが、子どもが将来英語を使いこなせるようにしたいのであれば、明らかにそこの教室やめておいたほういいというものがいくつもあります。

     

    いわゆる目的や条件に沿わない足きりスクールや塾はあるということです。

     

    ですから、目的に合わせて足きりラインのスクールや塾を避け、その中で残った候補のスクールの中から、講師の相性や会社の体制などをトータルでジャッジするのがベストだといえます。

     

    その講師との相性やスクールとの相性を判断するときに大切なのは、「その講師や教室の責任力」だったりします。

    意外と教育業界は高離職率業界ですので、先生が突然切り替わる可能性は高い。

    だからこそ、キャリアの長い先生や、先生は経験が浅かったとしても、その経験不足を会社のシステムなどで完璧にフォローできるところの方がいいわけです。

     

    2014年3月1日12:37 PM
    地域のブランド学習塾に期待されていること
    CATEGORY: 日々雑感

    地域で高い合格実績をあげている「ブランド化された学習塾」は、既に社会にとって必要不可欠な存在であり、地域の保護者から期待されている役割は様々なものがあると思います。

     

    基本的に保護者は

    「あの学習塾さんが提供してくれるカリキュラムだから」と考えて、期待して、信頼を寄せてくれるケースもあると思います。

     

    実際に授業や講習などは、学習塾企業側もその期待に全力で応える努力をしていると思います。

     

    しかし、いざ「小学3年生以下の習い事領域」で見てみると・・・・

     

    「それ本当に教育効果が高いと思っているのですか?」

     

    「ロイヤリティーが少ないとか、導入するリスクがないとかの理由で選んでませんか?」

     

    「科目名が同じだけで品質はそれあやしくないですか?」

     

    といった商材や教材をつかっていることが多いように思います。

     

    なんだか、FCや教材会社の言いなりみたいなケースもチラホラ散見されます。

     

    確かにローリスクで開業できる商材なので数字上のリスクはないかもしれません。

     

    でも、確実に「不良品も扱っている」という事実は生まれ、その塾のブランドに傷がついているのも事実だと思います。

     

    「当塾で扱う商材は全てホンモノだ!理想の教育だ!」と言い切れるもののみを扱ったほうが、長期的には塾のブランドを守れるように思います。