自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2013年2月14日6:44 PM
    来週はスクールビジネスアカデミー
    CATEGORY: 日々雑感

    とりあえずのお知らせですが、2月度(2013年第1回)のスクールビジネスアカデミー(会員様限定勉強会&情報交流会)が来週開催されます。

     

    2月19日(火)東京会場:子供向け・学習塾向けテーマメイン

     

    2月21日(木):一般向け・パソコン教室向けテーマメイン

     

    ご参加お申し込みがまだの方はお早めにご連絡くださいませ。

     

    2013年2月13日12:11 PM
    スクール業界動向予測の今昔
    CATEGORY: 日々雑感

    今年のスクール向けの戦略セミナーのタイトルは「業界動向予測」です。

     

    別に占い師でもないのに、なかなかに大風呂敷なタイトルをつけたものだと自分でも感じますが、スクール業界にどっぷりつかっているからこそ、見えてくる未来図というのもあるわけです。

     

    実際にスクールビジネスアカデミーにご出席の方は、昨年の某英会話スクールの業績不振などはかなり前から予測していたこともご存知かと思いますが、あんな感じです。

     

    ちなみに、ふと過去のブログを見ていたら、大昔のNOVAさん(経営破たん前)について以下のような記事がありました(笑)

     

    >>2007年5月記事より

     

    昨日NOVAの決算発表がありました~。

    ある程度ヒドイことは予測できていましたが、フタをあけてビックリの、 

    売上669億から約100億ダウンで558億円!Σ(゚д゚;)(数字には誤差があるかもしれません) 

    単体で約30億の損失ときたもんです。

    …と、まあこの程度ならインパクトは弱いのですが、資料をプリントアウトして貸借対照表を見てみたら、さらにビックリ!Σ(゚д゚;)

    流動負債の金額はほとんど変わらないのに、流動資産が100億減っている…。上場会社でここまで悪い財務内容はなかなかお目にかかれるものではありません。 

    さらにさらに、お客様から頂いている「前受金」の総金額と、流動資産を比べてみると…。 

    お客様から返金を求められても返せません!! 

    という事実がハッキリとわかります。

    裁判で「申し込み時の金額で全額返金せよ」と言われた以上、前受金分を全て返さなければいけない可能性もあるわけで…。 

    しかも、こんな財務諸表を見たら、ちょっと企業会計がわかる人間ならば真っ先に返金をお願いするのが当たり前です…。さらにさらに、この貸借対照表は3月末の段階のものでして、お客様への返金が起こっているのは4月からなわけで…。

    …というわけで、たぶん社会問題になります。なんらかのウルトラCが起これば別なんですけどね。

    スクール業界としては、 

    多少は火の粉がかかってくることは覚悟しなければなりません。(返金は大丈夫ですか?とか経営は大丈夫ですか?とか)

    なにはともあれ、スクール業界に生きる者にとってはひとつの大きな反面教師の最期を見届けるチャンスと考えることもできます。

    今の広告や取り組みがどれだけ間違っているのか? 

    一時の好調企業も時代の流れを読み違えると、末路はこんなものなのか…など感慨深く見守りましょう。

     

    >>>

     

    ちなみに上記のエントリーは当然経営破綻前です。

     

    こんな具合に、ある程度の事象と背景データ、そして異業種などの前例などから、動向予測ができます。

    別に水晶をつかっているわけではありません。

     

    そんなわけで今回のセミナーでは、そのスクール業界の各分野の動向を大胆に予測してしまいます!

     

    【スクール・教育ビジネスチームの最新セミナー】 

     

    2013年スクール業界動向予測セミナー

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    (プロ野球・時事ネタ好きの)スクール経営コンサルタント@船井総研のブログ-スクール業界動向予測

     

    2013年2月10日7:16 PM
    企業の安定成長のために必要な「調整期」
    CATEGORY: 日々雑感

    昨日はあるスクール企業様との経営相談。

     

    経営者様は30代とお若く、創業約10年でかなりの年少規模にまで会社を持ってこられた方ですので、やはり素晴らしい経営センスを感じました。

     

    また、自社の置かれている領域、自業界の強みと弱みなども冷静に判断をされており、今後の会社としての成長が楽しみでした。

     

    ある程度の規模の企業成長に複数携わったことのある方ならおわかりいただけると思いますが、

    上記のようにどれだけ優秀な経営者様、事業領域のチャンスに恵まれていたとしても、トントン拍子でどこまでも会社が成長できるかというと、決してそんなことはありません。

     

    多くの場合、自社の人材の成長が会社の成長に追いつかなくなるため、企業の成長の伸びが鈍化したり、これまでの幹部人財の離脱や入れ替えがおこるという「調整期」に入ることになります。

     

    この調整期を10年、20年続けてしまう会社様もありますし、その間に市場のチャンスが失われてしまうケースもあります。

     

    逆にこの調整期をわずか数年で脱して、新たな成長軌道に乗ることができる会社様もあります。

     

    こちらの企業様においても、まさに今が調整期。

    さらなる成長のための脱皮・進化が必要な時期に入っていると感じました。

     

    しかし、経営者様に迷いがないため、かなり速いペースで調整期を脱することができる可能性があります。これからが楽しみですね(^∇^)

     

    2013年2月8日12:03 PM
    スクール業界動向予測

    3月のスクール業界動向予測セミナーでは、今後スクール事業を展開するにあたって重要となる各業界動向の解説をさせていただきます。

     

    主な業界動向としては、

     

    《学習塾業界》 集団塾のみの学習塾企業は業績が伸び悩み、塾業態の多角化が必要不可欠に。個別指導塾の成長スピードも鈍化中。新たな“自立型”の低単価&自習型の個別指導塾が新興勢力として・・・

     

    《資格系スクール》 就職難によりパソコン資格などの汎用性の高い資格については、若年層や主婦を中心に一定のニーズが存在。一方で“活かせる資格”と“活かせない資格”の格差が顕在化。今後は主婦層を・・・

     

    《知育系幼児教育》 団塊ジュニアファミリーの教育熱により今年も依然としてブームが続く傾向。ただスクール数や様々な教育方法が生まれてくなかで、消費者がスクールの本質を調べる傾向。今後は・・・

     

    《パソコン教室》 シニア向けのパソコン教室が全国的に大きく広がったものの、パソコン利用率の上昇による初心者の減少により、従来の想定していたシニア層が減少。新たな客層の開拓とビジネスモデル・・・

     

    《英会話・子供英会話》 小学校の英語導入・企業の国際化などにより英語ニーズは子供・社会人ともに高まっているが、企業数の増加が供給を上回るペースで進んでいるため、依然として競争環境は厳しい・・・

     

    《音楽教室》 子供向けのピアノ教室は少子化と子育て環境の変化などの事情により、全体的に苦境が続く。一方で社会人向けのピアノ教室についても抜本的な業績埋め合わせができるほどではない、そんな中・・・

     

    《保育》 保育所不足により保育ニーズは高まっているが、民間ベースで事業化は難しい収益構造であることが顕在化。英語保育などの“付加価値のある保育”でなければ採算が乗りにくいという現状の中・・・・

     

    《テニススクール業界》 テニスブームを経験した団塊の世代が中心のスクールは、会員が高齢化傾向にあるため、体力的な理由による退会が増加。会員数は減少傾向。このような流れの中で、ターゲットを・・・

     

    《スイミングスクール》 少子化、さらに他の習い事とのバッティングの影響もあって、従来のコアターゲットであったキッズ・ジュニアの層が減少傾向。このような中で、既存客層の退会阻止策を講じつつ、ダンス・・・

     

    《フィットネスクラブ》 高齢化に伴う健康志向の意識の高まりにより、「骨盤」「体幹」「腹部(メタボ)」など、中高年向けのメニューが比較的好調。また、既存の施設においては、設備の老朽化に伴い・・・

     

    《ダンススクール》 学校教育でダンスが導入されたことにより、小学生を中心にダンス需要が高まり、比較的順調。一方、社交ダンスなどの成人向けのスクールは集客に苦戦しているところが多く、チアやヨガ・・・ 

     

    詳しくはセミナーにてお話させていただきますね。

     

    【スクール・教育ビジネスチームの最新セミナー】 

     

    2013年スクール業界動向予測セミナー

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    (プロ野球・時事ネタ好きの)スクール経営コンサルタント@船井総研のブログ-スクール業界動向予測

     

    2013年2月6日10:09 PM
    同一企業内の繁盛校舎と不振校舎の違いとは?
    CATEGORY: 日々雑感

    本日は熊本へ。

    東京から飛行機で向かうため、雪がこわくて、前日急遽品川宿泊を決定。

    無事、羽田空港に到着できたものの、今度は熊本空港が濃霧のため条件付運行に。

     

    ・・・色々ありましたがなんとか無事到着しました。疲れた。

     

    くまもんののんきな笑顔がちょっとこにくらしくなったり(笑)

     

    それにしてもくまもんはフル活用されていますね。

     

    さて、午前中お打ち合わせをした後、校舎の見学をさせていただきました。

    複数拠点あるため、市内の繁盛校舎と不振校舎をそれぞれ1校舎見学。

     

    社長様と幹部様と一緒に回ったのですが、本当に「差」がハッキリとしていて、ビックリしたくらいです。

     

    結局のところ、立地やマーケティング施策云々ではなく、もっと根本の部分、

    「4S(整理・整頓・清掃・清潔)」の差がそのまま業績の差となっているわけです。

     

    極端な話、マーケティング施策などのテクニック論の部分は、興味を持っていれば上手にできます。

    しかし、4Sなどの仕事の基礎ができているかどうかは、日々の校舎のクオリティを明らかにしてくれます。

    要するに素がそのままでてしまうわけですね。

     

    以下、不振校舎と繁盛校舎の大きな差であり、当たり前のがしっかりできていた部分です

     

    ・職員室の机の上に書類がちらばっていない

    ・傘たてが整理されている(置き傘が適切に整理されている)

    ・期限切れのPOPや掲示物が存在しない

    ・冷蔵庫の中まで整理されている

    ・清掃が細かなところまで行き届いている

    ・ゴミがまとまっておかれている

    ・バックヤードに標語や数字目標などが掲示されている

    ・書類がしっかりとファイリングされている

    ・裏紙が整理されている

     

    全て「当たり前」のことに思われるかもしれません。

     

    しかし、日常の中で上記を全てやりきることは非常に難しいのも事実です。

     

    その点、本日の繁盛校舎は完璧といえるほどにやりきっていました。すばらしい。

     

    こうしたところにビジネスの本質があるのですね。