自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2013年1月5日9:47 AM
    正月特訓お疲れ様でした!
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    ブログなどではお伝えしていましたが、

    年末年始もマイペースに仕事をしていたわけですが、世の中には

     

    「正月くらいしっかり休むべきだ!」

     

    という価値観の方もいらっしゃると思います。

     

     

    おっしゃるように親族まわりやお墓参り、初詣は大切です。

    また家族とともに過ごす時間もとても大切です。

    これについては私も同感です。

     

     

    ただ「家族を大切に」しながら、「自分自身の成長のため」「お客様のため」を全て両立できれば一番素晴らしいと思うだけです。それは決して不可能ではないと思います。

    時間がないと家族を大切に出来ないというのはちょっと違うかなと・・・。

     

    私の場合、両家の実家に向かう移動中・宿泊中などでも、ノートとパソコンは絶対持ちますしね。

    さらには一度元旦からお客様と相談してたときさえあります。

     

     

    自分に能力がない、実績がないのであれば、他人以上に努力するしかないのですから。

    周囲が休む期間は、ウサギとカメの寓話で考えれば、カメがウサギを追い越すチャンスでしかないと思います。

     

     

     

    ましてや私は学習塾業界のコンサルティングもしています。

    ご存知の方も多いかと思いますが、学習塾業界においては、受験生を対象とした

    「正月特訓(年末年始も授業をやる)」が存在します。

     

    塾業界の管理職であれば、毎年責任者として受験学年のケアのために、毎年年末年始に家にずっとはいられないケースもあるわけです。

    全ては生徒のため、保護者のため、彼らは真のプロフェッショナルだといえます。

     

     

    お付き合い先の社員さんが正月から頑張っている中で、

    それをサポートする立場のコンサルタントが「正月だから」「年末年始だから」という理由で、フルに休んでいては、何も彼らに言えなくなってしまいます(汗)

     

     

     

     

    受験生のために、年末年始も頑張っていた塾講師の皆さんには本当に頭が下がります。

    私なんかはまだ家で仕事している分、楽なくらいです。

    正月特訓お疲れ様でした!と、ここで感謝の気持ちを伝えたいと思います。

     

     

     

    補足:休めるときには思いっきり休んでくださいね!

     

     

     

     

     

    2013年1月3日6:17 PM
    世代間格差の本質と若者の雇用について
    CATEGORY: ビジネス全般

     

     

    少し時間があるので、たまには真面目に社会問題を語ってみます(笑)

    普段は経営のことしか考えていませんが、犬塚はこんなことを考えているという形で知っておいていただければと思います。

     

     

    個人的には残念な評価だった討論番組2013年の「ニッポンのジレンマ」。

     

    ただ、ああいった若手の論客が表に出てくる傾向は良いことだと思いますし、番組的には意義があると思いますので、今後の更なる進化に期待。

    (あの内容では次回はないかもしれないという不安を抱えながら・・・)

     

     

    本来、あの番組内で触れられるはずだった(2012年には触れられていた)テーマである、日本が根本的に抱える「世代間格差」と「若者の雇用」について、一応解説しておきたいと思います。

    多くの中小企業で働く20代、30代の方々には大切な内容なので。

     

     

    主に「城繁幸さん」の著書などで触れられることが多いのですが、

    日本の社会制度(特に大企業)においては、若者の雇用は非常に不利な状況になっています。

    例えば、

    ・「正社員の雇用を守る」法律がしっかりしてるため、企業は社内にいる正社員の解雇ができない。その結果、既存の正社員の権利は守られるが、企業側は人件費の抑制のために新規採用を抑制してしまう

     

    ・公務員問題などで「人件費削減」の話がでるが、「新卒採用の凍結」などの手法をとられることが多く、ここでもやはり既存の公務員は守られるが、新規の採用機会は失われる  など

     

     

    ・・・まあ、簡単に言うとこんな感じです。

    もちろん、企業には企業の論理、在職中の正社員には正社員の論理があるので、誰が良い悪いではないのですが、いずれにしても少数であり、社内にもいない若者の機会は確実に失われているわけですね。

     

    そして、上記のような傾向は従来の日本を支えてきた大企業や製造業、公的な企業であればあるほど顕著なわけです。そりゃ若者の失業率は高くなります。

    正社員で守られる年長の世代と会社に入ることさえできない若者の世代、ここに格差が生まれるわけですね。仕方ないのですが・・・。

     

    また、政治的な再分配問題に関しても、高度経済成長期には公共投資にお金が回り(=企業にお金が回る)、団塊の世代が引退間近になったら福祉にお金が回るとなると、結局政治的にもお金は常に現在の年長者に回っているという形になるので、これも世代間格差につながるわけです。(そういう意味で自民党が公共投資にお金を使おうとするのは大いに応援したい。子育てにもお金をもっと使って欲しいです)

     

     

    このような様々な「世代間格差」があるのですが、この事実をうっすらと気づいていても、正確に把握している人は少ないですし、また次に何をしたらいいのかわからない人が多いのが問題といえます。

     

    私としては上記のような世代間格差を「高齢者」と「若者」の感情的な対立構造にするのが最低であって、やはり日本人としてここまでの社会をつくってくれた年長者を敬わないといけないという想いは強いです。

     

    また、一方で「社会は変わらないから・・・」といってひたすら討論番組に出ているのも馬鹿げているし、「インターネットという新興マーケットならいける!」とかの極論で片付けるのも微妙だと思います。

     

     

    それでは普通に働き、普通に生活したい若者が何を考え、何をすべきかを上げてみると、実は我々経営コンサルタントやサービス業の中小企業の経営者の皆様がやれることは非常に多いのです。

     

    まずは選挙に行くことですね(笑)

    政治を動かすことは可能です。今の若者の投票率ではなかなか若者向けの政策は出てきませんから。

     

    次に圧倒的に20代~30代の社員が多い中小企業(特にサービス業)においては、とにかく業績をアップして、ドンドン若者の雇用をつくっていって欲しいと思います。

    そして現在の頑張る20代・30代が10年20年後に経営幹部になってしっかりした年収をもらえるような会社作りをしていただきたい。(途中で競争が行われ脱落者が出るのは仕方ありませんが、それでいいのです)

     

    ハッキリ言ってサービス業の現場は20代・30代の若者が元気に動かないと回らない職種も多いです。ということは、中小企業のサービス業が頑張ればそれだけ若者の雇用も生まれやすいですし、そういった企業が成長することで年収アップの道も開かれやすいのです。

     

    このあたり、未だ大学生は上記の「大企業が抱える世代間格差」に気付いていないので、中小企業は採用面では苦戦することが多いのですが、上記のような流れが増えてくれば、「中小企業で働くこともいいかも!」という学生は増えてくるでしょう。

     

     

    また、30代、40代の経営者様、さらには事業承継をして2代目として経営をされている若手経営者様は、ドンドン会社を大きくして自分と同世代・さらには下の世代の若者の夢と希望になっていただき、さらに雇用をドンドン生み出して欲しいです(笑)

     

     

     

    いずれにしても、経済成長時代ではない現代において、若者が一定のお金を獲得し続けるためには、それこそ「死ぬ気で働く」覚悟、それによってトコトンレベルアップする必要があります。

    ここでいうスキルアップ・レベルアップは、留学やなんとか資格を取ることではなく、あくまで現在の職場でみがき続ける「仕事力・現場力」です。

     

    そういった覚悟を持つ若者を発掘し、採用し、ゴリゴリ働かせ、教育していくことが、上記の世代間格差を少しでも埋めていくことにつながるのです。

     

     

     

    ・・・以上、上記のようなことを考えて私は日々経営コンサルティングをしています。

    研修などで若手社員に必要以上に厳しくあたり、ハードワークを求めるのも全ては上記の格差を埋めて、若者たちが幸せになって欲しいと考えているからです。

     

    本当はニッポンのジレンマは上記のような話が出てくると思ったんですが・・・。

    全く違う方向性だったので一応私なりの持論を紹介です。

     

    結論としては

     

    頑張れ中小企業!

     

    頑張れサービス業!

     

    ってことですね。若者の雇用はここにかかっていますよ。本当。

    ITも頑張っていますが、まだまだGDPにおけるシェアは低いですから、それだけでは解決できません。

     

     

     

    何のメリットもないただの自己主張に30分もかけてしまいました・・・。

    まあ、時にはこんなのもいいですよね(;^_^A?

     

     

     

     

    2013年1月3日4:48 PM
    <謝罪>ニッポンのジレンマ=1970年生まれ以降の論客
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    昨年のお正月の討論はなかなかに斬新だった

    NHKの1970年生まれ以降の論客限定の番組「ニッポンのジレンマ」。

     

    今年も放映する!ということで楽しみにしていたのですが・・・。

     

     

    なんというか・・・

     

    内容が驚くほど劣化したような気がします(ノ_・。)

     

    私が観終わった瞬間口に出した感想は「いや~壮絶に時間を無駄にしてしまったわ」でした。 

    (妻はそれを聞いて笑ってましたが)

     

     

    一部の出演者が情熱大陸やその他のマスコミで「若者代表」として取り上げられ、

    またそうした取り上げられた旬っぽい論客同士がお互いを擁護し合い対立軸の論客の話を否定するというなんとも微妙な雰囲気に終始しました・・・。

     

    「もう世の中は変えられないんだから、新しい市場で俺たちは頑張るよ!」

    って声を大にするだけで、一体聞く方は何を感じればいいのか・・・。

     

     

    格差と僕らの働き方という、いかにもテーマは「世代間格差」と「若者の雇用問題」についてという良いテーマでありながら、その議論は全く正しい方向で行われませんでした。

    城繁幸さんという絶好の論客がいながらも、彼しか企業経営の視点で語れないため、全く議論が発展せず・・・、途中で城さん全く話さなくなっているし・・・。

     

    こうした議論は司会者の力量がすごく求められるのですが、もう「NHKの30代社員」って段階で立場としては不利で、論客に飲まれてしまっている感があるのがなんとも・・・。

     

    このブログでもおススメした以上、これは見てしまった皆さんに謝罪をしなければいけません(笑)

     

    このブログで興味を持って夜更かしをしながら最後まで番組を観てしまった方、 

     

     

    本っ当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m

     

     

    新年早々時間を無駄に使わせてしまいました。

    昨年はもっと良い内容だったんですよ…。

     

     

    若者代表として取り上げられる論客が、地に足がついていないような働き方をしている方や小成功をしているだけの企業家きどりの方のみでは、イタイ議論になりやすのだなあと再認識。

     

    それなりの規模の会社を経営している方やそれなりに企業勤めをしている方のような、

    派手さはないですが、しっかりとした見識を持った人間をあういう場に出さないと、我々の世代の考え方や発想は浸透していかないと思います。

     

    それにしても「芸能人の格付け」の番組は面白いですよね・・・。

     

    「資本主義の商品価値って何だろう・・。」と思ったりします(笑)

     

     

     

    2013年1月1日6:41 PM
    20代・30代の方におススメの番組
    CATEGORY: NEWS雑感

     

     

    昨年の元旦も放送している番組なのですが、

    世の中の流れがよくわかる番組としておススメです。

    本日の23:00~放送です。

     

    ニッポンのジレンマ

    http://www.nhk.or.jp/jirenma/

     

     

    20代・30代の方々には特におススメです。

     

    残念ながら現代の日本のように年齢構成が圧倒的に高齢者の比重が多く、

    また投票率も高齢者のほうが高い状況では、政治やマスコミの目線はどうしても

    「上の世代」に向かっていき、知らず知らずのうちに情報が偏ってしまいます。

     

    そんな中で、この番組は20代・30代の論客が日本社会の問題について語り合い、

    実は日本社会において最大の問題である

     

    「世代間格差」

     

    について熱く議論するという、普通のマスコミであれば絶対にやらない番組なのです(笑)

     

    ある意味、NHKらしさを強く感じる番組です。

     

     

    だいたいターゲット客層を20代・30代にして、政治や社会問題に切り込むなんて、

    普通のマーケティング感覚では絶対にやりませんよね…。

     

     

    皆さんも「世代間格差」の真実について、少し感じるものがあるかもしれませんので、ぜひご覧ください。

     

     

     

    2013年1月1日9:50 AM
    新年正月だからこそできること
    CATEGORY: ビジネス全般

     

    皆様、新年あけましておめでとうございます。

     

    本年もよろしくお願い申し上げます。

     

     

    今年は妻の体調のこともあって、年末年始は基本的に家にいます。

    その分、色々な仕事をじっくりとできるというメリットがありますね。

     

     

    年末年始だと言っても、私の場合、今年は休みに全てあてることは稀で、

    「他人が休んでいるときにこそ、自分が働けば、その分差が縮まる」という発想なので、

    新年も朝からちょこちょこと作業をしています(笑)

     

    この発想は、やはり前中日監督の落合さんから影響を受けたことだと思うのですが、昔は正直「休みの日はトコトン休みたい!」とか思っていましたし、プロ野球選手が元旦トレとかをやる意味がわからなかったです(汗)

     

    ただ、こうして仕事をしているとわかるのですが、「ビジネス脳」「仕事脳」も休みを3日ぐらいフルにとっていると退化してしまいますが、適度に仕事をしていることにより、脳がなまらなくていいですね。

     

     

     

    年末年始に仕事のことを考える上でのメリットは、

     

    「世の中の変化や時流に正面から向き合える」

     

    ことでしょうか。

     

     

    テレビ特番などで1年の振り返りや来年の予想などが取り上げられますので、日々の仕事に終われることなく、今一度人口統計データやそれぞれのニュースなどを見ながら、今後の時流予測をしていくためには最適な期間だと思います。

     

    ・・・まあ、こうなってくると仕事というよりも趣味ですよね。

     

    今年も色々な資料をつくったり、統計データやニュースをまとめて、あーだこーだと考えています。

     

    この分析結果は新年のSBレポートや3月に予定するスクール業界動向予測セミナーで余すことなくお伝えしたいと思います。

    会員の皆様楽しみにしていてくださいね!