意外と気づいている方は少ないのですが、パソコン教室・パソコンスクール業界はこれから10年間で大きなターニングポイントを迎える業界といえます。
現在、業界の中で最もシェアが大きい「シニア向け」のパソコン教室。
このシニア向けのパソコン教室業界自体が、今後徐々にマーケットが縮小し、成立しないケースが増えてくるからです。
高齢化社会ならばシニア向け教室は市場が増えるはずでは?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
高齢化社会といっても地方都市においては人口の減少自体が進んでしまっていますし、
また、今後増えてくるシニア世代は「既に基本的なパソコン操作ができる」世代ですから、従来のような「基本操作を教えます」「基礎から教えます」といったスタンスのパソコン教室では対応が難しいのです。
月謝に加えて3000円もする高いテキストを買わされ、ワードの基本操作からやらされる教室に、ある程度のパソコンが使える層は魅力を感じてくれません。
こうした時代背景の中で、パソコン教室経営を安定して継続していくためには、いくつかの進化をしていかなければなりません。
1.広商圏からの客層獲得
2.シニアだけでなく、若年層や主婦層の資格取得層も獲得
3.ビギナー対象の基本操作講座だけではなくライトユーザー対応の講座の品揃え対応
4.時間がない、基礎からは嫌といったユーザー向けのコース対応
5.「習う」層以外の客層を獲得
こうした進化を徐々に進めているパソコン教室が全国各地に生まれつつあります。
2月のスクールビジネスアカデミー(大阪会場)では、上記のような取り組みを進めているパソコン教室の皆さんの事例がお聞きできるので私も非常に楽しみにしております。
【大阪会場】 2014年2月20日(木)10:30~15:30(受付10:00~)
(株)船井総合研究所 大阪本社
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/514051.html
パソコン教室の春戦線向けの4大施策について熱く情報交換を行います!
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