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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年1月25日9:06 AM
    スクール・教育ビジネスFCの問題業者の見抜き方
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    このブログをご覧の方の中には、新しくスクール開業をされようとする方や、

    新規事業のためにFC加盟を検討される方がいらっしゃるかと思いますので、

    今回はそんな方々向けの内容です。

     

     

    まず、前提としてスクール・教育業界で「FC」加盟を考える際には、かなり注意しなければなりません。

     

    業界全体として、FCのビジネスが醸成されておらず、単に「直営校が儲からないから」といった理由でFCビジネスに参入しているような企業が多いからです。

    私の経験上では、良質なFC本部企業さんはかなり少数です。

     

    むしろ、スクール・教育業界においては「商材提供」「教材販売」といった形の方が主流で進化してきたといえます。まあ、こちらも悪質なものはありますが・・・

     

    前回の多角経営セミナーで「問題のあるFC企業・商材の見抜き方」をご説明したところ、とても参考になったという声がありましたので、その中の項目を少しご紹介です。

     

     

     

    悪質なFCの見抜き方 その1

     

    直営校の実績がない。もしくは限られた商圏範囲のみの成功事例しかない。

     

    →実際に自分達が成功していないビジネスモデルを販売しているといったマズイケースです。

    また「直営校がこれだけ成功しています!」といっても、地方で競合がないケースや、先行者利益のみで成功したケースなど、恵まれた条件下のみでの成功例はあまり参考になりません。

     

    直営校の実績が多種多様な条件の中で成功事例がなければちょっと不安ですね。

    また成功事例のモデルが「生徒数」のみになっているタイプも要注意です。

    実際のところ売上と収益性がどうなっているかわかりませんので。 

     

    悪質なFCの見抜き方 その2

     

    その企業のスクール名を検索すると直営校の「生徒向け」ではなく、「企業向け」つまり、FC加盟検討者向けのページメインで立ち上がる

     

     

    →これもその1と関連してかなりマズイタイプです。

    自社のメインの売上やターゲットが「企業」になってしまっているわけです。

    自分達が消費者向けの通常のビジネスに本気にならずに、加盟校集めだけ真剣にやっているというのは全くNGだといえます 

     

     

    上記2点、普通に考えれば「当たり前」といえるものですが、

    実際スクール・教育業界においては、この条件を満たしていないようなFCが多いのも事実です。

     

    ご参考になればと思います。