自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2021年2月15日11:51 AM
    複数拠点展開する学習塾に必要なBIツール

     

     

    おはようございます、船井総研の犬塚です。

     

    DX・デジタル化が教育業界においても叫ばれていますが、

    オンライン授業、リモート授業だけではなく、

    今後、学習塾の領域においてBIコンサルティングが重要になっていると感じています。

     

     

    BIとは(Business Intelligence)のことであり、

    学習受くなどの企業が日々蓄積されていく膨大なデータを分析し、その分析結果を経営意思決定に活用することになります。

     

    これだけの表現では「何のことやら…」という感じですが、

    例えば学習塾業界でのDXでいえば、様々な顧客管理システムを活用していたり、

    新規反響獲得などで塾ナビを活用しているかと思います。

    同時に、各拠点の業績データなどもシステムを使って集計したり、Excelでまとめていたりするわけですが、

    今の中堅大手学習塾企業の管理体制のほとんどでは

     

    これらのデータがバラバラに運用されている

    統計データとしては月や週単位の各部署からの「報告レポート」で管理している

    (各学習塾、教室の週報や日報、月報を送る…など)

     

    という状況です。

     

     

    BIの発想は、上記の既に使用している各種ツールやデータを上手に連携させ、

    経営陣、経営幹部陣が、日々リアルタイムで全てのデータを一覧化できるようにすることです。

     

    当然、「昨年と比べて〇〇からの反響が減っている」「〇〇教室の退室が急増している」などの情報を、

    各教室のレポート制作を待たずして、本部で情報を把握できるようになります。

     

    こうしたBIツールを導入することで、当然、現場が報告用のレポート制作をする時間を削減でき、

    さらに経営陣がリアルタイムで現場の状況を把握できるため、迅速な意思決定ができるようになるのです。

     

     

    BIの発想自体は特に難しいものではありませんが、

    「従来利用しているシステムが活用されていない、バラバラに運用されている」

    状況を打破することができれば、経営にとってメリットが大きいのは間違いありません。

     

     

    学習塾や英会話教室業界においては、優れたシステムやツールが次々に生まれていますが、

    それらが増えれば増えるほどに、バラバラに運用していると、データ管理に大きな労力が発生します。

     

    それらを打破するために、学習塾や英会話教室などにおいてBIコンサルティングが重要になってくるのです。

     

     

    特に教室数が10教室をこえた場合、このBIの発想は必要不可欠だといえます。