ここ数日で学習塾業界ではポピュラーになりつつある
アタマプラス
のテレビCMを何回か目にしました。
(約1ヵ月間、3月頭までみたいですね)
おそらく業界内ではその存在を知らない人はいない教材のひとつなのですが、
いよいよ一般ユーザーにも認知度を高めるための活動をしてきたな…と。
AIであることや教材のポイントをしっかり伝えるCMに仕上がっています。
それにしても
「その塾 アタマプラス入ってますか?」
というキャッチコピーは良いですよね…
一般消費者にとっても、「アタマプラスってすごい教材が入っている学習塾にしよう」という感覚を一定数持たれるでしょうし、
既に導入済みの学習塾企業にとっては、「よくやってくれた!」という表現になっています。
既存の導入済みの学習塾企業にとっては新規生徒募集のプラスになるので、うれしいのではないかと思います。
アタマプラスについての評判ですが、
基本的にアタマプラスさんは、既存のフランチャイズや権利ビジネスとは一線を画しており、
業界内でのインフラ的な教材を目指しているため、
「敵をつくらず、権利を主張せず、ただ良いものを提供しよう」
という印象が業界内では強いです。
導入コストにおいても品質においても、導入済みの企業さんから悪い評判・クチコミを聞くこともほとんどなく、
教育業界のDXの中での「AI」領域については、もう圧倒的なシェアになりつつあるように思います。
アタマプラスさんは創業2017年ですから、わずか5年弱でここまで普及をしている…
すごいスピードです。
コミュニケーションアプリのcomiruを提供するPOPERさんも同様ですが、
教育業界のDXはやはり業界内の企業の独自努力ではなく、
こうしたベンチャー企業の手によって推進されていくものだなあとしみじみ思いました。
そもそも大手学習塾業界の社員や経営幹部のほとんどは、「教育業界」の人達ですから、
自力でDXを推進していくのには限界があります(経験がない)。
一方で、アタマプラスさんの幹部の皆さんのプロフィールを見ていると、
「なるほど…そりゃここまでの仕組みをつくれるし、資金調達もできますよね」
という感覚になります笑
おそらくFCビジネス漬けしている人達とは、一線を画している、
むしろ幹部の方の経歴であるリクルートさんの発想が会社のカルチャーの一部に入っているように思います。
今後も興味深くアタマプラスさんを見ていきたいと思います。
Tweet |
- プログラミング教育の祭典:コエテコEXPO2023秋開催 ~初日登壇予定~
- 情報教育白書2022年版の発売
- これまでの学習塾業界の終わりとこれから ~大学入学共通テスト~
- 教育業経営.comにコラム移行のお知らせ
- 英会話教室・プログラミングスクール向け経営セミナー