2009年1月16日6:18 AM
CATEGORY: コンサルティングの現場, 学習塾・スクールの経営論
スクールにおける退会率というのが実は曖昧な指標であるというのは、いつもお伝えしている内容です。
(詳しくはブログ内のサイドバーの「検索」で「退会率」といれていただくと意味がわかります)
同じ退会率5%でも意味が全く違うわけですね。
スクールに2年通い続けて、おなかいっぱいになって、文字通り「卒業」していく方々の退会は、将来的に良いクチコミが広まる退会です。スクールにとっては一人の会員様がいなくなってしまいますが、一人の「ファン」「社外広報部長」が生まれていることにつながります。
一方でスクール入会後3ヶ月以内で退会された場合、そこには必ず不快、不満要素があるわけです。
当然お客様はスクールに満足しておらず、将来的には悪いクチコミが広まる退会になります。
これは一人の会員様がいなくなる上に、悪いクチコミの種が生まれることになります。
そんなわけで、単なる「退会率」という数字としてスクール経営を考えるのではなく、自社スクール経営の未来のために、退会というものに真剣に向き合って欲しいと思います。
その結果、きっとお客様に対してのサービスが向上し、善循環が生まれると思います。