2009年7月15日12:15 AM
CATEGORY: コンサルティングの現場
昨日のコンサルティング先での出来事。
この会社様は主力2事業(スクールと学習塾)が存在しているのですが、
今年から学習塾部門の建て直しのためにスクール事業の主力メンバーのひとりに担当してもらっています。
結果、わずか数ヶ月で組織がすばらく活性化し、業績も上昇基調になっています。
この会社のスクール事業部では、着々と事業を活性化できる人材が育っていることを実感でき、うれしかったです( ̄▽+ ̄*)
さらにうれしいことに主力であるスクール事業部においても、
上記の主力メンバーが抜けたことによって、次の世代がドンドン成長し、新しい人材が育っています。
結果として、上のメンバーがひとり抜けたことによって、責任感が芽生えたことが大きかったかも。
主力事業に注力するのは経営の原則ですが、
今回のように別部門の活性化や、新規事業を始めるときには、
もともとの主力事業のトップクラスのメンバーをぶつけるのが正しいといえます。
(そうでないとなかなか立ち上がらないから)
主力メンバーが抜けたあと、主力事業の業績が低迷する可能性もありますが、それ以上に次の世代が成長してこれば、会社としては大きなプラスになります。
単一事業=主力事業は大切ですが、ライフサイクルの問題や景気の問題を考えると、事業の多角化は必要だともいえます。
それが結果的に社内人材の活性化につながることも多いのです。
Tweet |
■コンサルティングの現場カテゴリの最新記事