昔から教育業界(学習塾業界・スクール業界)においては、一定数
大手学習塾・大手スクール=営業よりで教務品質が弱い。個々人対応が弱く、面倒見も悪い
小規模・個人教室 =営業は苦手だが、教務力は高く、個別対応力も高いため面倒見が良い
というイメージが業界内においては普及していました。
一般消費者は上記のような実態を知らない、
だから大手企業の実績や広告などに騙されている!
というのが、小規模事業者の口からよく出るコメントです笑
一部やっかみも入っているのですが…
確かに英会話スクール業界のように、全国規模で展開し、さらにはFC展開を主にしたりしている企業においては、
上記のセオリーはいまだに当てはまると思います。
広告だけは上手、WEB広告をバンバン出す、動画などでも広告をじゃんじゃんやる、
ネガティブなクチコミやWEB情報は片っ端からサクラコメントで削除する…みたいなことをやりながら、
現場の対応力は…みたいな塾やスクールは存在しますので。
一方で、最近の傾向ですが、学習塾においても、英会話教室においても、
直営教室運営を中心に行い
県単位で手広く展開している
企業においては、上記のような「営業だけで教務力や品質は低い」ということは全く当てはまらず、
むしろ
「ITを駆使したり、個々のスタッフの教育や品質管理を徹底している分、
小規模教室よりも圧倒的に教務意識や個別対応力が高い」
というケースが増えているように思います。
結局のところ、地域密着での教育業においては、受講者の「クチコミ」が中長期では大きく影響するため、
飛び道具のような「マーケティングより」の運営体質では、10年は維持できても、
そこからジリジリと負け組になっていくのですよね。
だからこそ、中長期で事業を拡大している大手教育事業者のほとんどは、
非凡な教務力
個別対応も徹底
を実現しており、安心して任すことができるクオリティになっていることが少なくありません。
特に「学習塾」のように、成績や合格実績など、数値として見える業界はそれが顕著です。
…まあ、もちろん上記の条件が当てはまる、大手学習塾や大手英会話教室の中にも「例外」は存在しますが…
Tweet |
- 学習塾の不振の芽を摘み取ることが大切!
- 英会話教室の経営の難しさ ~生徒募集は苦戦傾向~
- 中堅・大手学習塾の経営課題の実態
- 英会話教室・学習塾で生徒が集まらない
- 強い学習塾・教育企業はバックオフィスが強い