本日は北関東、茨城にてある個別指導塾さんのコンサルティングでした。
この企業の事業部長さんが担当している校舎の夏期講習の反響がなかなか好調でした。
現在、生徒数は50名程度であり、建て直しをしている最中の校舎なのですが、7月に入って反響数が既に10件を超えており、このまま7~8月のイベントを実施していけば、おそらく20件を超える反響を獲得できそうです。
しかも、反響は中一や小学生が多く、普通のチラシでは集めにくい「未来のある数字」が全体の6割を超えてきそうな感じです。
例年、ここまで夏期講習の問い合わせが来たことはなかったのですが、
なぜここまで今年は反響が増えたかというと、この責任者さんが半年前から地道に取り組み続けた「地道販促」のおかげなのです。
外観で小学生や中一生向けの訴求を地味に続ける。
A型看板を持って校門配布に定期的に行く。
一学期中にイベントを何度も開催する(イベントへの集客はこけましたが・・・)。
ポスティングも合わせて実行するなどなど・・・。
例を上げると、校門配布は紙のウチワを配布しているのですが、会社からもらったウチワのデザインに校舎の独自性が出せなかったため、わざわざ上から校舎独自の成績アップ事例を張って配布するほどの力の入れようです。
このワンアクションからしても、彼の地道販促への誠実さが伺えます。
こうした取り組みが「布石」としていきているからこそ、この夏の募集のチラシが大きく反響を伸ばしているのです。
ある意味、学習塾の校舎運営者にとって、チラシの反響は、実は
「過去半年間の自塾の取り組みを評価・採点してくれる」ものなのです。
そういう意味では本日の校舎の責任者さんは、満点近い評価だったわけですね。
お客様・市場は正直です。中途半端に取り組めばここまでの結果は出せませんから。
良いものを本日は見せてもらいました。
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