視察のために初めてタイに訪れて、いろいろと自分が知らなかった「タイ」の実情を学ぶことができました。
「タイ」といっても、我々が見て回ったのは、バンコク周辺ですので、まだまだタイ全土では貧しい方も多いでしょうし、バンコクから校外に来るまで1時間も走れば、既に農村部という状況ではありますが。
ただ、ビジネスの側面で見る限り、韓国=ソウルと同じように、タイ=バンコクという感覚で見ていても問題がないと思いますので、簡単にまとめてみますと、
・バンコク=600万人都市であり、大阪・神戸・京都の合算よりも人口数は多い
・在留邦人がタイは非常に多く、公式には5万人以上、実際には約8万人~10万人が滞在
・しかもバンコクには在留邦人が集まる高級住宅エリアがあり、日本人町が存在
・現在急速にインフラが整備され、経済成長を続けているため、バンコクは近代都市化している
↑月曜朝の高速道路の様子
・既に日本企業は製造業を中心に多数参入してきており、現在はサービス業の進出も進行中
・バンコク周辺はベッドタウンが開発され、電車を使っての市内への通勤などのスタイルが生まれている
・多くの日本企業はタイを東南アジアのハブ拠点として考えている
・海外からの投資で圧倒的に1位なのは日本であるため日本製品があふれている
・国民性は仏教徒が多いため、日本に近い(日本人よりもおおらか・のんびり)
・基本的に親日国で日本は好き(タイ周辺の近隣国はそれほど・・・)
まあ、こんな風に書けばキリがないのですが、一般の我々が知らなかった「タイ」という国の実態は知っておくべきことが多いかと思います。
台湾と同様、ここまで親日の国があるとは思わなかったですしね・・・。
台湾もタイも、あちらの国の日本への好意に比べ、日本人の興味が圧倒的に低いのは少しさびしいかも・・・。
今回の視察、私は「なぜタイ?」と思っていましたが、その意味がハッキリわかりました。
タイを見ずして東南アジアは語れないって感じでしょうか。
ぜひ、皆様もタイに一度行ってみてはいかがでしょうか?
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