自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2013年5月25日11:21 PM
    タイ視察よりの考察~スクール業界の海外展開~

     

     

    昨日からタイに視察に来ています。

     

    現在、船井総研がいただくご相談案件の中で急増中なのが

     

    「東アジア・東南アジアへの海外展開」

     

    の案件であるため、実際に今後成長が最も見込まれる東南アジアの要の1国のタイに視察に来ているというわけです。

     

     

     

    製造業などと比較するとサービス業は海外展開が色々と難しい点が多いのも事実です。

     

    どれだけ人件費が安いといっても、その分生産性が落ちるため、人数を余分に必要とするわけですし、根本的な物価の違いによる売上の限界、さらには売上や利益がたったとしても、その金額を国内に持ってくることの問題など、色々と海外展開は「ステキに見えるけど、現実的にメリットは少ない」わけですね。

     

     

    ただ、今回のタイの視察などで感じることですが、東南アジアのいくつかの国には、

    「在留邦人」という大きなマーケットが存在します。

    この層は所得層が現地の住民とは全く異なる次元ですので、スクール事業に投資する金額についても、実は日本国内と同水準でもOKだったりします。

    海外展開といっても、第一歩は「海外に住む日本人」を橋頭堡とするのが堅い一手になるということですね。

     

    また、教える側の人の問題についても、いかに現地の安い人件費の方々を「講師」として育てるシステムがあるのかが重要であり、ここをクリアすれば、日本の半分以下のコストで運営することも可能になります。

     

     

    このように、ただ「海外展開をする」のではなく、しっかりと戦略・ビジョンを持って取り組むことで、スクール業界においてもアジア展開は面白いものになる可能性を秘めているといえます。

     

     

    今回の視察は、実際に海外展開を多くサポートしているコンサルタントが、視察先やゲスト講師をチョイスしてくれていますので、非常に実りの多いものになっています。感謝です。

     

     

     

    ただいま、視察終了後のホテルでたまっている仕事の処理という仕事中です。

    この時間、部下たちは夜の街に遊びに出かけて楽しんでいるようです、感謝です(-""-;)