2010年9月21日11:48 PM
CATEGORY: ビジネス全般
日々コンサルタントとして色々なビジネスモデルの盛衰を見ていて感じることは、
「収益性が高く、誰が見ても有望」
なビジネスモデルというのは、参入者も多く、急激にライフサイクルが成熟期に進んでしまうため、結果的に収益をえられる期間が短く、その後の生き残り&勝ち残りにはかなりの企業力を必要とされてしまいます。
特に現代のように「起業」が特別なものでなくなった時代、
少投資で開業可能なビジネスモデルというのは、上記の傾向が顕著です。
一方で、
「非常にコアな(マニアックな)領域」であったり、
「一見リスクが高くて儲からなさそう(しかし実は収益が上げられるポイントがある)」
なビジネスモデルというのは、好んで参入してくる企業や個人が少ないため、長期間にわたって安定した収益を上げられます。
俗に言うところの「ニッチ(すきま)市場」というやつですね。
上記のようなビジネスモデルは、全く世の中に存在していない、普通の人がビジネスにしようとは思わないようなモデルになりますので、立ち上げのための苦労は非常に大きいのですが、一度成功することができれば、非常に大きな収益の柱になる可能性があります。
未来を見据えた事業展開をされる経営者様は、
現状のビジネスの安定成長をはかりつつも、上記のような発想で常に新しいビジネスモデルを模索している傾向があります。
すばらしいことだと思います。
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