2010年9月19日11:23 PM
CATEGORY: 学習塾・スクール業界の時流
スクール業界には月謝制で趣味的習い事を提供するスクールだけではなく、
高単価の講座を販売し、スキルや資格取得をサポートする「高単価系・資格系」と我々はよんでいるスクールの業態が存在します。
英会話スクールなんかはこれにあたりますし、
資格取得型のパソコンスクール、会計学校などもこれにあたります。
近年では癒し系や美容系のスクールなども増えてきました。
通常、この「資格系」スクールは、地域内の「手に職」をつけるためのスクールであるため、不景気になるとニーズが高まり、業績は良くなりやすいのですが、
今回の不景気においては少し様子が異なるようです。
「手に職をつけたい」というニーズはあるものの、
高単価であるということがネックとなり、消費者のニーズに応えることができていないような局面が生まれてきているようです。
高単価系、資格系スクールも、昭和・平成と続いてきたビジネスモデルではなく、
これからの時代に合わせた新しいビジネスモデルや経営戦略が必要になってきています。
ただ、「高単価の資格を売る」ことを続けていては、コアな一部の消費者を獲得することはできても、長期的なスクール運営は難しいでしょう。
そんな高単価スクール受難の時代がきています。
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