自己紹介
  • 自己紹介


    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
  • 最近の記事一覧

  • ブログカテゴリ一覧

  • 最近の記事一覧
    ブログカテゴリ一覧
    カレンダー
    2024年5月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
    アーカイブ
  • 月別アーカイブ

  • RSS
    [前日の記事] «
    [翌日の記事]  »
  • 関連サイト情報

  • 2009年3月12日11:26 AM
    過去の背景によって解釈は異なる
    CATEGORY: ビジネス全般

     

     

    コンサルタントという職業をやっていて、さらに上司として部下の育成の際に、しばしば陥ってしまうのが、

     

    「言葉足らず」

     

    になってしまうこと。

     

    「Aという広告手法が今は大切ですので取り組みましょう」

     

    「Aポイントだからやっておいて」

     

    みたいな表現で指示を出したりするときに、往々にして起こるのが、相手がその重要性を認識しきれずに、中途半端な取り組みになってしまうことがよくあります。

     

    これは相手が悪いというよりも、

    Aという広告手法が重要である理由、なぜAが今大切なのか?なぜAが効果的なのか?Aをやることによってどんな連鎖反応が起こるのか?

    などの説明を怠り、相手に「Aをやりたい!!!」とまでワクワクさせられていない自分が原因だと思っています。

     

    自分の中では「Aが大切」といえば、「理由はわかるでしょ?」みたいな相手への依存があるわけですが、これがよくない。

    スクール経営に10年近くつかっている人間の解釈と、そうでない人間の解釈がたったの一言で同一化できるかというと、できるわけがないわけです。背景が違いすぎる…。

     

    そんな「自分がわかっているから相手にも一言で伝わる」という、油断が結果的にみんなの成長を阻害していることは、企業の現場では多くあると思います。

     

    相手の事情や背景を考えないで、自分の油断や言葉足らずが原因のことを「相手の能力不足」「理解力不足」にしてしまうのは、よくないことだと思います。

     

    今一度、丁寧に確認して、相手の理解度を深くさぐる、わかっていなければ内容を確認するなどしなければいけないなぁと思いました。