本日、ひさしぶりに東京に滞在していたので、
お祝いも兼ねて妻と外食に出かけました。
とりたてて近所によいお店がなかったもので(笑)、
なんとなく行った先は昔隆盛を誇った某フランチャイズチェーンの焼肉屋さん。
話題だった頃はよく行ったものですが、数年ぶりでした。
…ところが、行ってビックリしました∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
まず、1品あたりの単価が高いこと高いこと。
だいたい600円~1000円の価格帯がズラリと並んでいます。
味にあまり期待できないことは明白だったので、少し落ち込みながら、いくつかオーダーしてみると、出てきたメニューにさらにビックリ(笑)
なに?この少ない量…( ̄□ ̄;)
小皿にうす~く切っただけのお肉が数枚のっているだけ…。
「これで800円か…」と見た者を奈落に突き落とす演出です。
もうすこし盛り付け方に工夫があるだろうに…。
よくよく各メニューを見てみると、
一切のムダを排除した原価率抑制の姿勢が見て取れます。
肉は薄く、ネギも載せずに、余計な演出は一切なし。
おそらく集客が苦戦しているため、その分原価率ダウンで利益を確保しようと、こういう姿勢になったのでしょうが、かえって来店客のモチベーションをダウンさせることになっています。
ここまで追加オーダーに抵抗感を覚えるようなお店は、ここ数年なかったなぁ…。
少なくとも私は二度と行きませんね(笑)
こんなにギューっとした経営をしていては、カクッと業績が落ちてしまいそうです。
まさに貧すれば鈍す。
売上が落ちた分を顧客サービスの復活ではなく、原価率でカバーしようとしたツケがこの業態にはまわってきています。負のスパイラルに突入しているというか。
しかし、この現象はどの企業でも同じことは起こりうることですので、反面教師としたいものです。
売上が落ち込んだときこそ、今一度顧客へのサービス&商品力に焦点をあてていきたいものです。
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