2010年9月1日11:51 PM
CATEGORY: コンサルティングの現場
コンサルティング経験を積んでいく中で学んだこととして、
「経営者様の直感」はあなどれない
というものがあります。
10年も会社を運営してきた経営者様の直感というのは、
多くの経験を積まれてきた末の独特の感覚なので、理屈では表せないのですが、
ただ「フィーリング」で感じたことが正しい答えであることが少なからずあります。
こういったときは、多くの経営者様が理論理屈ではなく、
「なんとなくこれはダメな気がする」
「こうしたらマズいように思う」
「これをしたらいいんじゃないか?」
といった本当に思い付きのような言葉なので、周囲は振り回されることになるのですが、コンサルタントとしての今までの経験からすると
「確実に間違っている」と思われること
「偏見で考えている」と思われていること
以外は、経営者様の直感をなるべく信じた方がいい
これ良い結果につながるケースが多いのが現実です。
こればっかりは、経験則で感じたことなのですが、
長年の経験によって磨かれた経営者の直感というのは、
本当に経営に良い結果をもたらすのも事実なのです。
なので経営者様が部下に対して、意思決定の理由の理論理屈を全て話す必要はないと思う今日この頃です。
もちろん、ベースは理論で語れるべきであって、ここぞというときの話ですよ。
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