フナイメンバーズプラスのブックレットで特集されていた、仙台の繁盛飲食店(カフェ業態)の企業様のインタビューが非常に興味深いものでした。
この企業様は、高級感のあるコンセプト型のカフェ業態を開発し、パンケーキをいちはやく仙台エリアで導入したことで、話題になり、業績を大きく伸ばしたそうですが、
こちらの企業様のコメントでは既に
「パンケーキのブームが去った後にも対応できるように、パンケーキの商品数を過剰に増やすのではなく、バランスをとっていきたい」
という主旨のことが書かれていました。
つまり、現状の繁盛している業態に満足することなく、既に「次のこと」を見据えた経営をされているということです。
そういえば最近私のコンサルティング先でのご支援の内容でも
「一定の時間数は新規事業、新ビジネスモデルについて」というケースが非常に増えました。
従来のビジネスモデルをどう回すかのお話がひと段落したあと、今後業界をひっぱっていけるようなビジネスモデル開発、またブームの終息や少子化の進行の中でも生き残れるような商品やモデル開発に話がいくわけです。
この現象は、私の関係先特有の状況かと思っていたら、意外と他の業界、他の企業様とのコンサルティングの中でも近いことが行われているのだなとこの記事を見て気づいたわけです。
(また先日ご紹介した、船井総研の二杉さんのブログなどでも常に業態の進化や変化についての話題が多いですしね。)
つまり、どの業界においても現在は時代の流れや消費者のニーズの変化が非常に速い。
その流れの中で常に高い利益を確保していくためには、常に業態転換や業態進化を意識した取り組みをしなければいけないということを、繁盛企業の経営者様は認識されているということでしょう。
私自身、最近のコンサルティングは非常にワクワクできる「時代を創る可能性」のある商材案件が多くて、色々と試行錯誤が必要で大変ですが、やりがいのある仕事が多い。
ここ数日では、シニア向けの健康系モデル開発や、食と子供教育を組み合わせたモデル開発など、いずれも大きな可能性を感じます。
日々楽しい仕事に囲まれて、幸せな人生といえるかもしれませんね。
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