自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年11月22日10:32 PM
    現場制作ツールが最強な理由

    私のお付き合い先で、あるスクールの現場スタッフさん達は、内部販促や外観による集客の取り組みにおいては、スクール業界においても屈指の存在です。

     

     

    外観の演出によって自校の知名度をアップさせる、興味を持てるような講座演出によって集客をする。この工夫によって業界平均値の3倍近い来校者の獲得に成功しています。 

    また、通われている既存の会員様に対しての追加講座の提案や、商品の販売などにおいても、教室内部でのPOP演出や接客対応によって、異常値とも呼べるほどの追加売上を獲得しています。

     

    現場による販促物(販促ツール)の制作はスクール経営において非常に重要です。自分たちで集客の苦しみや、一人のお客様の来校の感動を知ることにより、接客はより丁寧になります。内部販促によってお客様の反応を具体的に実感することによって、マーケティングの感覚が磨かれていき、その後の販促物の制作に生きてきます。 

    現場のスタッフが集客の苦労をしない、上司から一方的に「使える販促ツール」を待っている状況では、そのツールの制作の苦労がない分、中途半端に使ってしまうことが非常に多いですし、その後の現場での「カイゼン」が期待できません。

    ヒドイ時には効果がなかったことをツールの内容のせいにして、自分が行動をしないことの理由にしたりします。 

    そのため会社としては安易に現場に「使えるツール」を渡すよりも、現場の「自力での工夫」を待つことも非常に大切なのです。 

    「最もお客様のことを知っているのは現場」とは、よく現場のスタッフがする発言ですが、ならば、やはりツール制作も現場ががんばる必要があるわけです。

     

     

    今後はスクール業界はさらに厳しい時代になることが予測されます。競争が激しい時代に他社と差別化するためには、上記のような「現場力」は非常に重要な要素になるでしょう。