自己紹介
  • 自己紹介


    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
  • 最近の記事一覧

  • ブログカテゴリ一覧

  • 最近の記事一覧
    ブログカテゴリ一覧
    カレンダー
    2024年4月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930  
    アーカイブ
  • 月別アーカイブ

  • RSS
    [前日の記事] «
    [翌日の記事]  »
  • 関連サイト情報

  • 2009年10月15日6:33 PM
    業界の未来のための消費者啓蒙活動

     

     

     

    本日、お付き合い先のスタッフさんからメールで資料のデータが送られてきました。

     

    以前から継続してつくっていただいているのは、

    「消費者に業界の姿を正しく伝えるための啓蒙資料」です。

     

    なかなかに読み応えあり、しかも業界の状況を正しく伝えようとしていることがわかる力作でした(°∀°)b

     

     

     

     

    ある分野の資格学校さんですが、その資格や業界の魅力が未だ一般の学生や消費者には認知されておらず、誤解や偏見が多いこの業界。

     

    そういった消費者の偏見をなくしていき、正しい理解をしていただくことが、自校の学生数アップと業界の健全化につながるわけです。

     

     

    この学校さんの創業からの理念は「業界の健全化」「業界の明るい未来をつくること」。それをスタッフの方も正しく理解されているからこそ、こういった資料を前向きにつくることができるのでしょう。 

    これが口先だけキレイ事を唱える「売上至上主義&拡大至上主義」のスクールであれば、直接的な効果が薄そうに見えるこの種の「啓蒙資料」の制作に前向きになることは難しいのですから…。

     

     

     

     

    こういった正しい経営理念とともに売上アップを実現できる施策を打つことができる企業さまは、周囲の応援もえられ、よい結果が出やすいのです。

    こんな思想を持つスクール様のお手伝いをできることはうれしいことですね。 

     

     

    業界のリーディングカンパニーや地域NO.1スクールを目指すのであれば、

    自社の利益のみを考えるのではなく、時には非効率とも思える啓蒙活動を行い、

    また従業員や顧客、関係者の満足度を上げていくことを考えるべきだというのが私の持論です。(それゆえ売上や利益のみを追求する企業様とは、多くの場合途中で袂を分かつことが多いのも事実です(笑))

     

    色々な事例を見ていると、こういった企業には自然とファンや応援者が増えてくるから、それが最終的にブランド企業になることにつながるからです。

     

    「キレイ事」のように思えるような行動にも最終的に意味が出てくるのがビジネスの面白いところかもしれませんね。