自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2011年8月16日9:09 PM
    月謝1万以上のスクールの苦境

     

     

     

    世の中の時流が「不況」にシフトしてくると、

    スクール業界で真っ先に苦しくなるのが月謝1万円以上のスクール分野です。

     

     

     

    基本的に所得の高い層をメインターゲットとしているスクールは月謝数万円でも成り立つのですが、中から低所得層をターゲットとしているスクールの場合、

     

    「月々1万円以上」の出費を嫌がる消費者のスクール離れが起きやすくなります。

     

     

     

     

    一方で数十万円の一括払いの資格系講座もPRが上手でないとダメージを受けやすいのですが、こちらは「手に職」といった不況期だからこそ伸びるニーズがあるため、スクール運営側の演出次第になります。

     

     

     

     

    成長期であれば上記のような月謝1万以上のスクールもある程度の伸びしろはありますが、いざその「成長期である」というメリットが失われたとき、その反動が一気に出てくるので注意しなければなりません。

     

     

     

    客単価は安いものの、

    「月謝1万円以内で成り立つスクール経営」には景気の影響を受けにくいという大きなメリットがあるのも事実なのです。

     

    現在のような大きな時代の変化が起きているときには、この強みが特に生きてきますね。