2009年5月8日10:12 AM
CATEGORY: ビジネス全般
サイバーエージェントの藤田社長のブログを読んでいたら
「新会社設立×4」
という記事が。
気になってサイバーエージェントのHPを見てみたら、サイバーエージェントは結構関連会社を持っていました。
おそらく見込みのある事業に本気で参入するため、今時の若い人材を社内(厳密には社外ですが)にモチベーション高くつなぎとめておくために、新会社づくりということで事業展開をしているのでしょうね。
一方でリクルートさんのように、ほとんどの事業を内部で抱えるパターンもありますが、この場合だと「会社から離脱する」というのが常に前提になっています。
そういえば最近話題になりつつある「ヤマチユナイテッドホールディングスグループ」の社長さんも、
「100億の会社1社よりも、100の1億の会社と100人の社長をつくりたい」
とおっしゃっています。
ひと昔前では「失敗率が高い」「リスクの方がはるかに高い」ということで、嫌悪されていた子会社増殖的な事業展開。(そのため40代以上の経営者様は大抵の場合、あまり積極的ではない。)
しかし、時代は変わるわけで、最近の会社へのロイヤリティーよりも成長欲求が強い20代、30代の優秀な社員達の能力を最大限に引き出すためには、上記のような「会社を任せる」という手法が有効になってきたのかもしれませんね。(優秀な人間が「起業したくて辞める」というリスクが減るのかな?)
時代は変わります。
社員も変わります。
40代・50代の人たちとの時代とは、若手社員の意識は全く違う。モチベーションの源泉も全く違う。
そんな今時の若い社員の能力を最大限に引き出すために、かつグループの内部にとどめておくために、この子会社設立というシステムの有効性を再認識しないといけないかもしれませんね。
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