2009年6月22日11:03 PM
CATEGORY: ビジネス全般
節約癖と吝嗇。投資と浪費。この境目というのは非常に微妙なラインだと思います。
ある人の判断基準では「これは投資」と思えるようなものも、ある人の価値観では「それは無駄遣いしすぎでしょう…(浪費)」になったりすることが多々あります。
社長が女の子のお店で数十万円単位の出費をしたとしても、そこで何らかの人脈作りができたり、そのお店に通うことで社長の頭脳がリラックスでき、アイディアが湯水のように湧き出るのであれば、ある意味、「投資」ともいえるわけです。
「未来に数倍の利益をもたらす」「未来に起こりうる損失を回避」する効果があるものであれば、その確率論はともかくとして投資と考えるべきといえます。
そういう意味では、社員旅行兼研修を行ったり、社員飲み会を開催したりするのは、持っていきかたによっては投資であり、それ相応の効果を出すことが可能です。
逆にこういった投資を避けていくことは、現状の利益にはなるかもしれませんが、未来の大きな利益につながらない選択だともいえます。
企業経営において、必要な投資(特に人や設備、販促など)を怠り、未来の可能性の目を積んでしまうのは、ある意味童話における「目先の欲に目がくらむ」に近い状況かもしれません。
節約癖の発想はしっかり持ちつつも、「損して得取れ」の発想を持つ方が最終的には成功しているようです。
Tweet |
■ビジネス全般カテゴリの最新記事