2009年6月23日10:38 PM
CATEGORY: コンサルティングの現場
本日は東海地方へ。ある学習塾さまのコンサルティング日でした。
やはり東海地方に行くとモチベーションが20%アップします( ̄▽ ̄)=3
こちらの学習塾さま、教務力や先生の意識、スクールのポリシーなどは、客観的に見ていて非常に高いものをお持ちです。お世辞抜きにいい塾だといえます。
ただ、惜しむらくはマーケティングの発想が少し弱いこと。
「良いスクール」が繁盛店になるわけではないのが、スクール業界の難しいところ。
パン屋さんだって、どれだけ無農薬で美味しい手作りパンをつくっていても、それを上手にPRしていかないとお客様は集まらないし、クチコミだって広がりません。
「良い物が最後に生き残る。それだけクチコミというのはスゴイ」
そんなことはありません。ある一定レベルのマーケティング力がなければクチコミだって広まっていかないです。
「お客様との関係性がとても良好」
コミュニケーションをお客様と適切にとれていて、顧客満足が高いことはいいことです。でも、それだけではダメなのです。店長の愛想がよくても、不味ければお客様は来ませんから。
「講座品質・教務力がとても高い」
講座レベルが高く、お客様の合格実績が高いことはすばらしいことです。でもそれだけではダメなのです。味がよくても、店長の愛想が悪ければ台無しですし、味の良さをたくさんの人が知らなければ、意味がありません。
行き過ぎたマーケティング至上主義はご法度ですが、
一定レベル以上のマーケティング発想は、繁盛スクールになるための大切な
「十分条件」だと思います。
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