2010年11月2日11:47 PM
CATEGORY: コンサルティングの現場
本日はもう5年以上のお付き合いになる地方都市の専門学校様でのコンサルティングでした。
こちらの学校様、新しく副校長が就任されてから、徐々に、しかも確実に正しい進化&時流適応を続けておられます。
ざっと上げてみますと、
1.願書数が就任以降はV字回復(少子化や業界不況は関係なし)
2.広告宣伝費は無駄をカットしているので毎年軽減
3.学生の退学率も大幅に低下
4.3年生の専門課程への進学率も上昇
5.就職率や企業からの評判もアップ
6.内部人材も若手を中心に急成長
7.組織全体のセクショナリズムも解消されて一体感
8.上海万博や地域祭などイベントにショーの出展の依頼が多数まいこむ
9.課題だった留学生の対応も現在は良化
とこのように学校が健全な方向に進化しています。
専門学校の学生募集という大テーマ以外も改革が進んでいますので、当然赤字体質の学校から完全黒字体質への転換も済んでいます。
上記のように客観的に5年間の歩みを書き出してみると、数年前は上記で「ないこと」ばかりだったので、驚くような進化がわかるのですが、
当事者の副校長や幹部様の立場からすると
「まだ理想の学校までは道半ば」
なので、「まだまだ・・・」という気持ちになってしまうんですよね(笑)
時には今までの足跡をふりかえって、自分達の改革の正しさを実感することも大切です。
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