自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2009年2月3日11:50 PM
    売上はお客様満足の結果
    CATEGORY: ビジネス全般

    売上目標・売上計画。

     

    企業経営をしていくなかで売上はわかりやすい目安の目標になりますし、企業経営において売上・利益は非常に大切なもの、売上を否定するならばそれはスクール経営ではなく、ボランティアといってもいいかもしれません。

     

    しかし、売上そのものが目標・目的となってしまうことには「???」と思います。

     

    甘いと思われるかもしれませんが、スクール経営において、売上とは

     

    「お客様満足の結果の数値」

     

    であるべきだと思っています。

     

    つまり、スクール経営というのはお客様満足、より多くのお客様により多くの満足を感じていただくことが目的であって、その対価としてお金をいただき、その結果として売上がたつと私は考えています。

    そのお客様の満足というのは「有益な時間をすごせた」「スキルが上達した」「資格が取れた」など様々でしょう。

     

    月商で100万円を上げようと思うのならば、それはイコール月謝1万円の会員様を100名増やして満足していただくことが目的になると思います。

    そういう意味では某業界のように、会員登録してある人間から会員費を毎月引き落としし続け、会員が通おうと通わまいと関係なしというのは、どこか間違ったビジネスモデルのように思う今日この頃です。

     

    売上には「良い売上」と「悪い売上」があると思いますし、

    売上目標にも「意味のある売上目標」と「意味のない売上目標」があるように思います。

     

    お客様の不幸や不満足の上で成り立つ売上は「悪い売上」であり、そんなもののためにスクール経営をすべきではないと思います。根拠のない売上目標を設定し、その結果お客様の満足が失われる可能性が高い目標は、目標である意味がないと思います。

     

    営業色が強い企業では「客単価を10万上げよう」とか、「きりがいいから売上目標を1億にしよう」とか、

    そんな発言がとびかったりしますが、それはあるべきスクール経営の姿なのか?そんな風に私は思うわけです。

    営業色が強い会社などでは私のような価値観は否定されるかもしれませんが、

    少なくとも私が見る限り、長期にわたってスクール経営で成功している企業は、私と同様の価値観を持っているように思います。

     

    「売上至上主義」。

     

    少なくともスクール経営においては、入社してくる社員の傾向、お客様との接点の多さから、上手くいかないことが多いでしょうね。