様々なニュースや報道でも取り上げられていますが、2009年は「不況の年」であることは間違いないでしょう。あとは、この不況が1929年以来の世界的な大恐慌となり、資本主義の形そのものが変わってしまう規模なのか(ハードランディングするのか)?それとも単なるバブル崩壊で終わる規模なのか(ソフトランディングするのか)という点が大きな分かれ目だと思います。
正直な話、前者のような現在の経済体制そのものが変わってしまう状況においては、何が起こるかわかりません。貨幣価値そのものが変わる可能性も否定できませんし、変化の規模も大きすぎる可能性がありますから、対策を考えることも難しいといえます。
しかし、単に不安を感じるのではなく「今できることをやりきる」「ソフトランディングした場合の不況対策に取り組む」ことが、今のスクール経営においては大切です。教育関連事業が即座になくなってしまうことはないわけですから。
上述したように2009年は大きな市場環境の変化が起こるのは必須ですが、そんな環境の変化の中でも、不景気でもお客様から支持され続けるスクールとしては、次のような存在が上げられます。
・地域密着型 地域NO.1スクール経営
・地域密着型 トータルカルチャースクール経営
・業界革新型 ブランドスクール経営
・業界牽引型 リーディングスクール経営
(共通して重要なのは「継続重視型」のスクールになっているかどうか)
基本的に上記のいずれかの経営スタイルを徹底できている企業は、不景気でも手堅く売上を確保できる可能性が高いといえます。逆に上記以外のスクール経営の場合、急速に売上が悪化する可能性があります。特に大規模な前受金タイプのスクールは非常に厳しいでしょう。
皆様のスクールにおいても、上記のいずれかを志向した経営施策を積極的に進めていただけたらと思います。
※2009年のスクール業界の時流と取るべき経営戦略・経営ノウハウをお伝えするセミナーが、
2月15日(東京) 2月21日(大阪)に「スクール教育業向け経営戦略セミナー」として開催されます。
上述した4つのスクールの経営戦略を実現するための具体的なポイントもお伝えする予定です。
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