今日ミーティング中にひさしぶりに、
故PFドラッカー氏の「ネクストソサエティ」について語りました。
…懐かしい。
なぜ、ネクストソサエティについて語るのか?
それはスクールビジネスに生きる人間にとって、まさに福音と呼べるようなコメントが、
この本には書かれているからです(笑)
歴史を振り返ると、約10年前。
私は、正直なところ、スクールビジネスの専門家なんて、こんさる成り立つのかいな?って思ってました(笑)
周囲は高単価・高粗利の商売の専門家としてがんばっていて、
その反面、自分は商売っ気がない、ビジネスとは一見無縁な業界…。
スクール業界に腰をすえてやっていく覚悟を持てなかったのが正直なところです。
そこで上司に言われて出会ったのがこの本「ネクストソサエティ」だったわけです。
ドラッカー氏の説明は省力しますが(とにかくすごい経営学者?くらいに思っておいてください)、
その神様のような経営学者が、次の時代のことを予測して書いたのが「ネクストソサエティ」なわけです。
そのネクストソサエティの中、これからの時代に成長が見込まれる産業として、
人材派遣業のほかに教育業をあげており、その説明として次のような文章が続きます。
知識労働者には2つのもが不可欠である。
その1つが、知識労働者としての知識を身につけるための学校教育である。
もう1つが、その知識労働者としての知識を最新に保つための継続教育である。
知識は急速に陳腐化する。そのため定期的に教室に戻ることが不可欠となる。
知識社会は、上方への移動に制限がないという初めての社会である。知識は、相続も遺贈もできないとこるが他の生産手段と異なる。あらゆるものを自力で獲得しなければならない。これからの知識社会においては、極めて多くの人間、おそらく過半数の人間が、金銭的な安定よりもはるかに重要なこと、すなわち自らの社会的な位置づけと豊かさを実感することになる。
難しい表現ですがわかりますかね?
簡単に表現すると、
「今の時代、専門知識を求められる仕事が多いよね~。知識身につけるための教育って大切じゃん。
でも、学校で学んだ知識って時代の流れが早いから、すぐに使えなくなると思うんだよ~。
だから、ちょくちょく知識をバージョンアップするためにスクールに通わないといけないよね。
そんで専門知識って個人の努力でしか身につかないから、身についたらすっごくうれしい気持ちになるよね。
親の遺産とかだと喜べないけどさ!」
ってとこか…。
…まあ、ハッキリ言って今の教育業が上記のような機能を果たしているかというと、できてませんけどね。
仕事の現場で働く人達の知識の陳腐化を防ぎ、継続教育をすることもできるスクール。
これが資格スクールの最終究極系であることは確かです。資格だけ売っておさらばってダメですよ。
ちなみに私のお付き合い先の中で、1社この理想形を見事に具体化できているスクールさんがありますが、
やはり生涯客単価が非常に高くなりやすい構造になっています。
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(今後、「販促」「継続」などテーマ別に開催予定です)
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