自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2020年6月5日12:03 PM
    スクール・学習塾経営におけるデジタルトランスフォーメーション

     

    今後、教育業界においてデジタルトランスフォーメーションが進行していく中で、非常に重要になるのが、

     

    保護者との基本コミュニケーションのデジタル化

     

    になります。(Comiruのような仕組みの導入が代表例ですね)

     

    今後、デジタルトランスフォーメーションを進めていく中で、

    「動画活用」「SNS活用」「マーケティングオートメーション」「自宅用のデジタル教材の活用」など、様々なテーマが出てきますが、

    こうした取り組みを効果的に機能させる前提として、「保護者とデジタルでコミュニケーションを取れる環境が必要」になります。

     

    動画活用を例にとりましょう。
    自社で顧客の啓発や、クチコミ紹介の促進のための動画を制作したとします。

    この場合、インターナルマーケティングの発想で、本来は既存顧客に浸透させるのが王道なのですが、保護者とのコミュニケーションがアナログだと、そもそも既存顧客が動画を閲覧すること自体が進んでいきません…

     

    一方で保護者とのコミュニケーションがデジタル化されていれば、メールやLINEのメッセージ内に動画のリンクを掲載しておくだけで、動画を閲覧していただくことが可能ですし、そこからSNSで拡散をしてもらうことも可能です。

     

    家庭学習についても同様です。

     

    今後は家庭学習に最適なアプリや動画、デジタル教材などが普及していきますが、その受講状況などを学習管理の発想で伝達したいと思っても、保護者とのコミュニケーションがアナログであれば、結局のところ「やるかやらないかは家庭任せ」になってしまいます。(現在のこどもちゃれんじや進研ゼミがまさにこの状況です。教材のデジタル化は進んでも、学習管理や保護者との連絡への連携が進んでいないため、結局のところ課題を解消できていない)

     

    今後のデジタルシフトの可能性を拡げるためにも、保護者とのコミュニケーションのデジタル化は、是非進めていただきたい点です。