今後、教育業界においてデジタルトランスフォーメーションが進行していく中で、非常に重要になるのが、
保護者との基本コミュニケーションのデジタル化
になります。(Comiruのような仕組みの導入が代表例ですね)
今後、デジタルトランスフォーメーションを進めていく中で、
「動画活用」「SNS活用」「マーケティングオートメーション」「自宅用のデジタル教材の活用」など、様々なテーマが出てきますが、
こうした取り組みを効果的に機能させる前提として、「保護者とデジタルでコミュニケーションを取れる環境が必要」になります。
動画活用を例にとりましょう。
自社で顧客の啓発や、クチコミ紹介の促進のための動画を制作したとします。
この場合、インターナルマーケティングの発想で、本来は既存顧客に浸透させるのが王道なのですが、保護者とのコミュニケーションがアナログだと、そもそも既存顧客が動画を閲覧すること自体が進んでいきません…
一方で保護者とのコミュニケーションがデジタル化されていれば、メールやLINEのメッセージ内に動画のリンクを掲載しておくだけで、動画を閲覧していただくことが可能ですし、そこからSNSで拡散をしてもらうことも可能です。
家庭学習についても同様です。
今後は家庭学習に最適なアプリや動画、デジタル教材などが普及していきますが、その受講状況などを学習管理の発想で伝達したいと思っても、保護者とのコミュニケーションがアナログであれば、結局のところ「やるかやらないかは家庭任せ」になってしまいます。(現在のこどもちゃれんじや進研ゼミがまさにこの状況です。教材のデジタル化は進んでも、学習管理や保護者との連絡への連携が進んでいないため、結局のところ課題を解消できていない)
今後のデジタルシフトの可能性を拡げるためにも、保護者とのコミュニケーションのデジタル化は、是非進めていただきたい点です。
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