2013年1月17日11:57 PM
CATEGORY: ビジネス全般
最近テレビ番組などで見かけるようになった
「開業女子(自宅起業女子)」
(出産直後でも育児をしながら働けるように、自宅でサロンビジネスなどを起業する女性)
「産後ケア」
(出産後の身体のケア:韓国などで充実している)
といったキーワード。
さらに言えば「高齢出産」などのキーワードも同様ですが、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、これらのキーワードは全て「団塊ジュニア」世代の女性ニーズをあらわした言葉になります。
団塊ジュニア世代は人口ボリュームでいえば、団塊の世代に次ぐ人数であり、
また現在、消費意欲を持っている生産年齢世代である上、ポスト団塊ジュニアまで入れれば人口数はもっと増えます。
つまりは、ビジネスターゲットとして非常に有望な世代であるということなのですね。
そのため、マスコミも当然このターゲットを意識した特集を組みますし、その世代が欲しがっているものを取り扱うことが多くなるのです。
日頃のニュースも人口構造を踏まえてみてみると、また違った見方ができるのです。
ちなみに、上記の「自宅起業女子」の分野は、ネイリストなどが人気らしいのですが、
ネイリストの資格取得の金額相場と自宅起業で稼げる金額の想定を考えてみると、
かなり分の悪い投資になるのは間違いありません。
ただ、出産直後の働けない状況で、稼ぐ手段を持てるという「安心」を買うという意味では、女性の心をくすぐるのかもしれませんね。
実際に30代の男性の平均年収が300万前後の状況では、出産してから数年間の家計が厳しくなることが多いでしょうから、「自宅で働ける」ような手段を確保しておくのはクレバーな主婦のありかただといえます。
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