2013年12月4日11:49 PM
CATEGORY: ビジネス全般
最近、お付き合い先の企業の若手の伸び盛りの校長先生が社内研修のゲスト講師の際に、
若手におススメしていた書籍。
世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?/朝日新聞出版
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「この本に書かれていることは、まさに研修で言われ続けていることですよ!」
と話してくれていたので、研修担当の講師としては購読させていただきました。
読後の感想。
とても中身は良いことが書かれています。
多くの経営本で伝統的に書かれていた「やるべきこと」が整理されて、
さらには世界のエリートたちもそうなんだ!と思わせてくれるため説得力もあります。
船井総研の私のようなショボイコンサルタントが研修で語るだけでは、納得しない頑固な人も、
これを読めば少しは納得してくれるかも!と思います。
ただ、途中から頻繁に、
「マッキンゼーのコンサルタントは・・・」
「HBSでは・・・」
「ゴールドマンサックスでは・・・」
みたいな表現が増え、この3つの組織経験者=世界のエリート定義になってしまっており、
個人的には心にザラついたものをおぼえました(笑)
書籍の都合上仕方ないのかもしれませんが、自分達の所属する組織のことを語るときに、
「世界のエリート」
とつける人間は個人的にはあまり好きではないですね(笑)
ただ、正直に「HBSやゴールドマンサックスやマッキンゼーの人たちが云々」というタイトルだったら売れないでしょうから仕方ないですかね。「ディズニーの社員が云々」なら大丈夫かもしれませんが(笑)
もしウチのチームのメンバーが船井総研の社員のことを語るときに「我々のようなエリートは・・・」とか言い出したら、1時間説教したいと思います。
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