2008年6月26日10:08 PM
CATEGORY: 学習塾・スクール業界の時流
スクール業界の多くの企業において、
少なからず意識しておかねばならない将来的な競合企業として、
任天堂
と
ベネッセコーポレーション
があります。
(ナガセはたぶん生涯学習にはすぐには来ないでしょう。)
あまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、
この2社は「機械化」(笑)という仕組みで、一般の人間力重視型スクール市場を食べに来る可能性があります。
まるで銀河鉄道999の世界です(笑)
要するに、任天堂はDSのソフトがカルチャー色を強めていますし、
Wiiなんかも実体験型のソフトが売りになっています。
さらにあれはゲーム機ではなく、一種のインフラとして機能する可能性がありますのでいろいろやりようがある。
また、ベネッセグループは進研ゼミで培ったコンテンツ主導型のビジネスが大得意なので、
料理のバリエーションが豊富そう。
そんなこんなで、基本的に人間関係や重要視されないスクール分野や、
実技よりも座学中心のものなんかは、コンテンツ化された通信講座に余裕でとって代わられる可能性大。
長期的スパン経営戦略を考えていく上で、自社スクールの商品価値で、
「リアルでなければ提供できない価値」をいかにしてつくりあげていくのか、
「自らコンテンツ化を進めていく」などをやっていかないと、
大企業が本気になってきた時にやられてしまいますのでご注意を。
ウソだと思われるのも結構ですけど、
学習塾業界では既にこの流れが進んでしまったことだけは知っておいても損はありませんよ。
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