スクール経営で大切なのは「新規集客」と「継続」。
このふたつは密接な関係になることも忘れてはいけません。
新規集客で集まった会員様を長く継続してもらう。
この流れにについては小学生でもわかるでしょう。
ただ、逆の流れ、つまり
生徒さんが長く継続できるようなスクールは口コミで新規集客が増える。
この流れは実感としては持ちにくいところ。
ただ、多数のスクールを見ていると、このセオリーが確実に存在することがわかります。
ってなわけで、新規集客をよくするためには、
まず会員様の継続期間を重視せよ!って考え方もしなければなりません。
しかし、スクールの会員様の継続期間というのを、
時々間違った指標で判断されているケースがあるので、それは注意しなければなりません。
最も間違いやすい考え方としては、
「退会率」「退会者数」
重視のパターン。
退会者数や退会率は、そのスクールの生徒数の純増を調べるためには都合の良い数字。
しかし、スクールの実体の一部をつかめないという欠点もあります。
退会率のパターンの欠点を解消した考え方としてオススメできるのが、
「退会者の平均在籍期間」
これはそのスクールの平均在籍期間を表すのにわかりやすい指標になります。
しかし、メチャクチャ常連さんが混ざることによって、数値が以上に上にぶれる可能性もあり。
そこでオススメしたいのは、
会員さんの入会6ヶ月後の残存率
6ヶ月を1年にしてもいいですが、この指標はとても便利。
スクールにおいて入会後6ヶ月間までは、ある意味辞めやすいポイント。
バケツの底に穴が空いているスクールの場合なんかは特にそう。
常連は定着しているのに、
新規はバッタバタと退会しているなんてスクールの実情がこれでわかります。
(退会率や退会者の平均在籍期間などではこの実情がわからない)
スクール経営において重要なお客様の継続率。
一般的な指標では本質の問題にたどり着けないケースもあるため、
スクールの実態を把握するために、
上記のような複数の指標でスクールの現状を把握することをオススメします。
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