自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年5月26日10:47 PM
    入会6ヶ月残存率を意識せよ!

    スクール経営で大切なのは「新規集客」と「継続」。

    このふたつは密接な関係になることも忘れてはいけません。

     

    新規集客で集まった会員様を長く継続してもらう。

     

    この流れにについては小学生でもわかるでしょう。

     

    ただ、逆の流れ、つまり

     

    生徒さんが長く継続できるようなスクールは口コミで新規集客が増える。

     

    この流れは実感としては持ちにくいところ。

    ただ、多数のスクールを見ていると、このセオリーが確実に存在することがわかります。

     

    ってなわけで、新規集客をよくするためには、

    まず会員様の継続期間を重視せよ!って考え方もしなければなりません。

     

    しかし、スクールの会員様の継続期間というのを、

    時々間違った指標で判断されているケースがあるので、それは注意しなければなりません。

     

    最も間違いやすい考え方としては、

     

    「退会率」「退会者数」

     

    重視のパターン。

     

    退会者数や退会率は、そのスクールの生徒数の純増を調べるためには都合の良い数字。

    しかし、スクールの実体の一部をつかめないという欠点もあります。

     

    退会率のパターンの欠点を解消した考え方としてオススメできるのが、

     

    「退会者の平均在籍期間」

     

    これはそのスクールの平均在籍期間を表すのにわかりやすい指標になります。

    しかし、メチャクチャ常連さんが混ざることによって、数値が以上に上にぶれる可能性もあり。

     

    そこでオススメしたいのは、

     

    会員さんの入会6ヶ月後の残存率

     

    6ヶ月を1年にしてもいいですが、この指標はとても便利。

     

    スクールにおいて入会後6ヶ月間までは、ある意味辞めやすいポイント。

    バケツの底に穴が空いているスクールの場合なんかは特にそう。

     

    常連は定着しているのに、

    新規はバッタバタと退会しているなんてスクールの実情がこれでわかります。

    (退会率や退会者の平均在籍期間などではこの実情がわからない)

     

    スクール経営において重要なお客様の継続率。

     

    一般的な指標では本質の問題にたどり着けないケースもあるため、

    スクールの実態を把握するために、

    上記のような複数の指標でスクールの現状を把握することをオススメします。